4月2日、この日は弊社ステラアソシエの社長から直々に、「経営勉強会」という形で、「会社の作り方」を教えて頂きました!
元々RPAホールディングスの新規事業部からスピンアウトする形で現在のステラアソシエの創業をした保木社長。
この日の夜は、保木社長から、新規事業に携わっていくにあたってまず経営についてしっかり勉強しようという提言の元この勉強会は実施されました。
保木社長が提案してくださった項目は、
- 会社のお金のやりくり(経営の構成要素とかかるコスト)
- 会社の作り方(設立までのフロー)
- 社長の仕事(普段はどんな業務をやっているのか?)
の3つ。
弊社ステラアソシエでは、「社内スタートアップ」という社員が行える事業立案の場が設けられており、それに伴う「②会社の作り方」についてこの日は教えてもらうことに。。。
保木社長は、会社の作り方に関しても既に知識を体系化しており、会社設立の登記完了までは以下9つのステップがあるとのこと。
【9つのステップ】
- 設立趣意の作成
- 企業理念の作成
- 会社名のネーミング
- 企業ロゴの作成
- ウェブサイトの制作
- オフィスの契約
- 社内環境のセットアップ(固定電話契約、サーバー環境構築、オフィス什器購入、ハンコ作成等)
- 登記手続き
- 登記完了
この9つのステップを保木社長のステラアソシエ設立の経緯と合わせて説明してくださいました。
保木社長がこの9つのステップの中で一番時間を費やしたとおっしゃっていた項目は、 1~3の部分だったそうです。
この1から3の部分では、その自分が立てる会社の企業ビジョンと今後の展開をしっかり定義することを行います。企業理念をしっかりこのフェーズで明確にしていくようです。
私はこの中で、3番の「会社名の決定」という部分がとても興味深かったです。
私は入社当初から保木社長がどういった経緯で「ステラアソシエ」という名前を作ったのか厳密には知りませんでした。
保木社長からのアドバイスとしては、1や2の「企業理念や設立趣意を参考に、一言二言に社名を抽象化する」イメージだそうです。
他の企業の名前とその経緯をインプットしながら、設立趣意やビジョンからキーワードを抽出することを行うとのことです。
抽出したキーワードからネーミングを考えるときは、
語感重視or意味重視 なんだとか。
語感重視のものに関しては、耳委障りやリズム、覚えやすさを重視するものだそうです。
例としては、アマゾン、楽天、メルカリ、リクナビ、マイナビなどが挙げられます。
意味合い重視のものは、語感の響きよりもその言葉の意味自体を重要視するものです。
ステラアソシエは、ここの意味合い重視で生まれたとのことです。
その意味合いが気になりますね。
保木社長は、キーワードとして、「新規事業の全て」を表現できないかと考えたそうです!
そして、「スタートアップからEXIT」を英語にしたstartup to exitの頭文字をとって「ste(ステ)」と読み替えたそうです!」
そのあとにSteや星を表すStellaを参考にしていくと、、、、
今のステラアソシエの根源に当たる「Stellar association」を発見したそうです!
意味が思った以上に深堀されていて一番感激しました。。
その他の事務手続きでは、ビジネスオフィスの探し方や、登記手続きにどのような情報を記載したのかも教えて頂きました!
印象的だったのは、チタン会社印です。
会社印は破損してしまうと、過去に締結した契約書の押印を押しなおすという途方もない作業が発生するので、壊れにくいチタンを購入したそうです。
値段は、銀行印とセットで約7万円ほどするんだとか!
社長になるには、資本金含めて周りの所有物にもお金がかかることを重々感じました。
これから私も自分で事業を回せるような人材になりたいと思っていますが、資金的にもスキル的にもまだまだ道のりは長そうですね。
でも新卒入社二日目で、会社の設立の仕方を学ばせて頂いたのは、とても有難い貴重な経験とモチベーションになりました!
今年度はまだまだ始まったばかりなので、「事業者への道」へ向けて前進していきます!
保木社長。貴重なお話ありがとうございました!