みなさん、こんにちは。新入社員の山本です。
勝浦にいると、季節が変わることにわくわくします。山も海も近いので、季節の変化がダイレクトに感じられるんです!
春には桜。
↑勝浦の桜は、道端に咲いています。植林されたのではなく、自然に生えたものなので山の中にもぽつんぽつんと咲いているのが勝浦の桜の特徴。
梅雨には、水の量が増えて圧巻の那智の滝。
夏には蝉が鳴いて、クワガタが家の周りにいるのも珍しくありません。
でも季節を意識するようになったのは、毎日見ているマグロに旬があると知ったからだと思います。
脇口水産に入るまで、例えばお寿司を食べに行って、マグロの種類を気にしたことなんてありませ んでした。そもそもマグロにも種類があるだなんて恥ずかしながら意識していませんでした(!)
勝浦に来て、市場に並ぶマグロたちを見て、マグロの種類を知って、マグロにも野菜と同じよ うに旬があることを知りました。
「魚にも旬があるんだ!!!」
考えてみれば当たり前なのですが…。
日本には四季があって、季節によって咲く花も違います。野菜や果物にも季節ごとに食べごろを迎えるものがありますもんね。旬のものを食べると元気になれたり、食べるのが待ち遠しい果物だってたくさん。
そんな「旬」が、マグロにないはずはありません。
マグロの王様・本鮪は、12月から3月が旬。 キハダマグロは、夏・初春が旬です。旬ものは名前の通り綺麗な黄色が市場で光っています。
↑名前の由来でもある「黄肌」が特にきれいなキハダマグロ。
1年中水揚げされながら、四季折々でおいしさが変わるマグロもあります。 秋にトロになるメバチマグロ。また春には、赤身が凝縮され、もちもちの食感が格別な「もちめ ばち」となります。 勝浦漁港で70~80%の水揚げ量を占めるビンチョウマグロは、特に旬である12月から2月頃に程 よい脂が乗ります。身色が淡い桜色になることから、春を告げるマグロとて「さくらびんちょう」とも言われています。
「魚に脂がのっている」
その言葉の意味をちゃんと理解したのも、勝浦に来てマグロを見て、食べているからだと思います!
季節ごとの違った味。ぜひ、勝浦に来られた際は、ご堪能くださいね!