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#2 なぜインターン生を募集するのか

Photo by Nana Fuzimi on Unsplash


なぜ創業間もない弊社がインターン生を募集するのか。
また、インターン生に期待すること、インターン生に報いたいこと。

なぜインターン生を募集するのか

①シンプルに人手が足りない

(2024/05/19加筆:現状は人手は足りつつありますので、ほぼ②③のみが理由となっております。一応原文は残しておきます。)

包み隠さず言って、人手が足りないです。弊社は創業して間もないのですが、やるべきこと、やりたいこと、やれることがたくさんあります。弊社は3つの事業を行っています。(1)ホテル運営業、(2)ITコンサルティング事業、(3)新規事業※構想中、です。

例えば、ホテル運営業においてはマーケティングする人も運営する人(特に清掃)も両方足りていないです。観光業はここ数年、本当に長い長い、そして暗ーいトンネルの中を、いつ出口に辿り着けるかどうかもわからずにさ迷っていました。しかし、最近漸く出口の光が見えだしました。これまでは正直、マーケティングに手数をかけたからと言って弊社のような小規模ホテル運営において費用対効果がまったく合いませんでした。それよりも、ITコンサルティング事業で確りと将来の蓄えをする方が重要でした。ただ、ここに来て旅行需要はどんどんと戻ってきています。だからこそ、今手を打てば多くの反響を得られる市況になっています。マーケターにとって、施策を打っても何も反響が得られない市況はとっても寂しいものです。今、観光業はマーケターにとってとっても面白いフェーズに来ているように思います。

一方で、いくら集客が上手くいったからといって、ホテル業において最も重要なのはお客様をもてなすことです。弊社の運営するホテルは素泊まりのホテルですので、一番のおもてなしは、快適な滞在空間をご提供することです。それには、空間デザイン、設備の充足も勿論大事ですが、最重要かつ最も根源的な価値提供は『行き届いた清掃』だと私は考えています。『清潔であること』は何にも代えがたい価値だと思っています。そして、『清潔さ』はお金がなくてもできることです。どれだけ拘れるかの勝負だと思います。だからこそ、清掃において大手さんには負けたくありません。ただ、人手が足りないのです...。

②観光業に興味を持ってもらいたい

弊社のパーパス(存在意義)は、『観光業をもっとも魅力的な産業に』する為に活動することです。その意味において、まだ何にも染まっていない学生の方々が少しでも観光業に興味を持ってくれるきっかけを作りたいと考えています。

正直まだまだ、大企業への憧れ、東京への憧れ、金融・商社・コンサル等への憧れ、みたいなものは学生さんたちの中にはあるのかもしれません。10年前の私もそうでした。10年前に今戻ったとしても、ファーストキャリアで観光業を選ぶかといったら必ずしもYESではないと思います。それでも、自信を持って言えるのは、観光業は『最後に辿り着く場所』『ちょっと立ち寄ってみる場所』『何らかの形で関わっていると面白い場所』としてはおススメできるということです。

だから、今すぐでなくていいんです。弊社でインターンしてみていただき、観光業が抱える課題、観光業が持っているポテンシャル、可能性を肌で感じ、いずれ力を付けて戻ってきてください。1%でもいいので、あなたの将来の時間を観光業をより良くするために使ってください。それだけで、将来振り返った時に、弊社のインターン採用活動には意味があったんだと思えると思います。

③私も恩返しがしたい

1つ目のストーリーでお伝えしたように、私は大学4年生の時に文字通り寝食を忘れてインターン活動に没頭しました。渋谷の雑居ビルの一室で、スタッフの方も、インターン生も、朝から晩まで働き、床で寝るような生活を卒業まで続けました。親からも完全に変な子ども扱いされてました(もしかしたら変な宗教にでもはまっていたかのように映っていたのかもしれません)。でも実際は、ただただ楽しかった、それだけです。自分の活動が誰かの役に立っていると思えました。同じ志を持つスタッフさんや他のインターン生と一緒に働くことができました。心の底から「カッコいい」と思えるビジネスパーソンたちと出逢えました。あの時過ごした数カ月は、当時私が生きてきた20年の中で最も充実していた時間に思えました。

だから、私もそういう経験を福岡・九州の学生さんに対して提供したいと思っています。今はやりたいことなんてなくてもいいです。将来が不安でもいいです。自分に自信がなくてもいいです。何かに夢中になれれば、きっと何かは見つかると思います。弊社は、そんな何かに夢中になれる時間や経験、出会いを提供したいと思っています。

とは言え、与えられるだけでは本当の意味での熱狂には至れないと思います。弊社が提供できるのはきっかけにすぎません。それを活かすも殺すも最終的にはその人次第だと思います。だからこそ、「自分がこの会社を良くするんだ」「この会社に貢献したい」「観光業をより良くするんだ」という気持ちは、ほんの少しでもいいので心のどこかに持っておいていただければと思います。

以上3つが、創業間もない弊社がインターン生を募集する理由です。

インターン生に期待すること・弊社が報いること

二度と戻らない学生時代を大切にしてほしい

私は今年で35歳になります(2023年)。私が人生において後悔していることがあるとすれば、それは『学生時代を無為に過ごしたこと』です。小中高大、私はあまりにも普通に生きていました。そこそこ良い成績を取り、そこそこスポーツをし、そこそこバイトをして友だち・彼女と遊ぶ。これらが悪いとは言いませんし、当時はそれも十分楽しかったです。ただ、その先の人生を考えた時、今まで生きてきた期間よりも遥かに長い期間を"もっと楽しく"生きていくことを考えた時、他にもやるべきこと、できることはあったように思います(その不完全燃焼感が今の原動力になっている面もありますが)。

学生時代ほど、色んなしがらみに囚われずに自由に選択ができる期間は他にはないと思います。だから、色んなことに手を出してほしいと思います。そして、熱中してください。勉強を本気でするも良し。無茶苦茶バイトして、日本中・世界中を旅するも良し。部活やサークルに没頭するも良し。なんだっていいので、やるからには本気でやってもらいたいと思っています。たとえ結果が出なかったとしても、本気でやった経験、やり切った経験は、必ずあなたの財産になります。

こんなことを言うと元も子もないですが、仕事なんて社会人になったらいくらでもできます。だから、「就活の為」とか「社会人になった時にスタートダッシュする為」とか、目先のことに囚われないでください。もっと先を見据えた時に、あなたの人生において意味のある時間、意味のある出会いに繋がると思えるのであれば、インターンシップに挑戦してみてください。そして、インターンシップをやるからには本気で取り組んでください。そうでなければ、インターンシップはただのアルバイトで終わってしまいます。それはお互いにとってとても不幸なことです。仮にやってみて本気になれなかったとしたら、それはあなたにとって向いていない仕事や会社なんだと思います。さっさと辞めて他のことに手を出しましょう(とは言え石の上にも三年も大事ですが)。向いていないことがわかっただけでも十分な収穫です。

期待することは1つです。やるからには本気でやる。それだけ約束してくだされば誰の挑戦であっても私は応援したいと思います。そうすればきっとかけがえのない学生生活になると思います。

最後に。インターン生に報いたいこと

私は、これまで"ご縁"に支えられて生きてきました(ご縁を手繰り寄せる為に必死にもがいてはきましたが)。NPOでの出会いもそう。新卒で始めに就かせていただいた上司の方もそう。転職活動を支えてくださったエージェントの方もそう。今の仕事を支えてくださっている多くの方との出会いもそう。皆さまとのご縁があってこその今の自分が在ります。

だから、私も折角頂いたご縁は大切にしたいと思っています。こんなどこの馬の骨ともわからない経営者・会社でインターンをしてくれる学生さんには最大限報いたいと思っています。それは、スキル的な意味においてもそうですし、出会いもそうですし、心の在りようもそうですし、様々な面においてです。例えば、小規模のベンチャー/スタートアップで働く最大の醍醐味は「経営層と一緒に仕事すること」だと思っています。経営層と一緒に仕事をすることによって、そのスキルやマインドセット、モノの見方の解像度を研磨していくことは大企業ではそうそう得られる経験ではありません。その意味において、あまりインターン生が増えすぎても経営層と仕事をする機会が減ってしまう為、弊社のインターン生は常時3~5名をMAXに想定しています。それ以上増えすぎると私がその子の成長にコミットできなくなってしまうからです。

弊社でインターンしてくれた子に対しては、必ず、胸を張って『インターンして良かった』と思える時間を過ごしてもらいたいと思っています。そして、インターンを卒業、弊社を巣立っていってほしいと思います(勿論、そのまま弊社に新卒として入社するキャリアパスもあります)。とは言え、繰り返しになりますが、最後は自分次第です。私は求められればなんだって応えます。チャンスも与えます。道は示します。最後やり切るかどうかはあなた次第です。私はそれを全力で応援します。

以上、長々ととりとめのないお話をしましたが、多くの学生さんたちのご応募をお待ちしております。

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