What we do
将来的には、観光業における『TESLA』さんになりたいと思っています。どういうことかというと、TESLAさんは単なる自動車メーカーではありません。"自動車を作るのが得意なテクノロジー企業"だと思っています。今後の世の中において、すべての企業(および働く方)はテクノロジー企業(人材)にならなければならないと思っています。だから弊社は、"ホテルを作るのが得意な、観光サービスを作るのが得意な、テクノロジー企業"を目指しています。
その為に現在弊社は3つの事業を行っています。
1.ホテル運営業
2.DX支援業
3.新規事業(※構想段階)
1.福岡市博多区の祇園エリアにある『HOTEL ORIGO HAKATA - Gion -』という約20室の自社ブランドホテルを運営しています。このホテルはもともと別の会社が経営されていましたがコロナ禍で運営継続が難しくなり弊社が引き受けることにしました。20-30代の女性グループをメインターゲットに、ちょっとお洒落でリーズナブルな素泊まりのみのご宿泊を提供しています。
https://www.instagram.com/hotel_origo_fukuoka/
ゆくゆくはIoTなどの技術を活用しより良い宿泊体験・旅行体験を提供していきたいと思っています。
2.外部の企業様に対し、Salesforceという世界No.1シェアのCRM(顧客管理)サービスやその他のマーケティングサービスの導入支援などを行っています。本事業の目的は、①外部環境に左右されやすいホテル運営業とリスク分散をし、継続的かつ成長性を持って売上を稼ぐためであり、②ホテル運営業・新規事業の為のIT人材・セールス/マーケ人材の育成をするためという2つの意味合いがあります。
観光業の浮き沈みに左右されることなく成長産業であるIT領域で確りと収益を稼ぐことで、企業としてより持続的な成長をしていき、同時に、観光業全体の平均賃金よりも高い水準の給与をホテル運営事業に従事してくださる方に提供していきたいと考えています。
3.新規事業として、これまでにないホテル予約プラットフォーム(例えばBooking.comさんなど)を開発するために現在事業構想を練っています。未だに紙や電話などのやり取りが多く残る観光業全体をDX(デジタルトランスフォーメーション)するためには、枝葉のIT化では根本的な課題解決が難しいと考え、旅の入り口であるホテル予約プラットフォームのアップデートが必要であると考えています。そして、観光業全体のエコシステムをアップデートできるような仕掛けをしていきたいと考えています。
Why we do
観光業には、可能性と課題が溢れているからです。
先日、世界経済フォーラム(WEF)より「2021年旅行・観光開発指数レポート」が発表され、2007年の調査開始以来はじめて日本は1位を獲得しました。そして、日本にはまだまだ私たちの知らない観光資源(文化・食・自然)がたくさんあります。
一方で、今回の新型コロナウイルス感染症の蔓延によりはっきりしましたが、観光業は外部環境に左右されやすく財務基盤も脆弱です。また、未だに紙や電話でのやり取りも多く、テクノロジーの活用が遅れている業界でもあります。
そんな可能性と課題に溢れた業界に対して弊社は、『観光業をもっとも魅力的な産業に』をビジョンに掲げ、この業界のフラッグシップであり縁の下の力持ちのような企業を目指していきたいと思っています。そうすれば、この業界にもっともっと魅力的な人材が集まるようになり、そういった方々が思い思いにホテルや地域の魅力を発信していくことで観光業全体が勢いづいていくものと考えています。
How we do
弊社のCore Valueは以下の5つです。
【Play Work ~ 仕事を楽しもう ~ 】
仕事とは。自分たちが楽しめていなければ良いものは作れないと考えています。だから、仕事を楽しみ、そして同じくらい思いっきり遊ぶ。その経験がきっと、お客様だけでなく魅力的な人材をこの業界に惹きつけることになると考えています。
【Animal Spirits ~ わくわくする道を選ぼう ~ 】
何が我々を突き動かすのか。迷ったらどちらを選ぶのか。やらされ仕事ではなく、心の底から湧き上がる衝動に従って行動したいと思っています。同時に、本気で観光業を良くしていきたいと考えている方々と一緒に働きたいと考えています。
【Common Sense ~ 想い想われよう ~ 】
チームとして何を共有するのか。思いやること、共通理解を育むことを大切にしたいと考えています。特に、「なぜやるのか」「なぜやってほしいのか」。意志を持って仕事をし、その意志を言葉にしてチームに共有してほしいと考えています。
【Project Thinking ~ 本質的な課題解決をしよう ~ 】
仕事に向き合う姿勢としてどう在るべきか。本質的課題を解決することに注力してください。プロジェクトには目的と期限があります。いつまでも同じ仕事をするのではなく、決められた期間で、定めた目的・目標(課題解決)を達成し、次の課題を探し求めてください。
【Encourage & Empower ~ 論語と算盤を貫こう ~ 】
我々の提供価値とは。想いだけではだめ、力だけでもだめです。観光業には本当に熱い想いを持った方々がたくさんいます。でも、想いだけでは問題は解決できません。一方で、国や行政主導の力のあるプロジェクトも、現場で働く人たちの想いがなければそれはただの空虚で一時的な解決策にしかなりません。だからこそ、私たちは想いを持って、同時にテクノロジーの力を活用し、観光業が抱える様々な課題を解決していきたいと思います。