What we do
◉SANPŌリクルート
私たちは中小企業の新卒採用を支援しています。
会社の理念・経営目標から逆算した必要人材の言語化を軸に、
①採用オペレーションの構築・改善支援
②小さい企業だからこそ濃密な「想い」だけで繋がれる「wantedly」を介した採用マーケティングの支援
を行っています。
これから人材獲得競争が間違いなく激化していく世相において、中小企業にとって「新卒採用」の強化は早急に取り組まなければいけない領域になる可能性が高いです。にも関わらず、人材系の会社を除く多くの会社にとっては本業ではないため、PDCAを回すこともなかなか難しいというのが現状だと思います。
そんな中での中小企業の勝ち筋は、小さい企業だからこその「想い」の強さ、「人」の結びつきの強さだと思っています。それを、まずは採用オペレーションの領域で、エージェントとの関わり方から始めて、タッチポイントを持った学生に自社の想い・魅力をシャープに伝えていくこと。次に、長期的な目線では、積み重ねの資産として採用メディアを構築し、リファラルなども含めて自社に興味を持った人に伝えることに伴走します。
また、代表自身が24歳でありながらさまざまな経営者が人生相談に通うお寺での2年間の在家弟子経験を経ているため、「経営者の目線を理解できる若手」として経営者の想いに寄り添った採用活動の構築サポートを強みとしています。
◉文化人類学に基づくフィールドワーク
信頼いただいている企業には、現場に入り込んでフィールドワークを行います。一般的な組織論は、人を数値で測る定量的手法が中心ですが、私たちは“生のリアリティ”に目を向け、実際に没入して得た気づきを言語化し、組織改善を支援しています。
たとえば、社員85人まで成長したのに管理職が社長だけの会社では、社長の理念をぶらさずに、流動性を保つ評価制度などの仕組みを一緒に考えています。
Why we do
日本人は今、価値観が変容する過渡期にいると思います。
欧米の価値観が明治維新以降に強烈に日本にインストールされてから、良いところを真似するに止まらずに日本の良かったところも失ってしまったような状況にあるのではないかと思います。
私は京都のお寺で2年間在家の弟子として日本の「考え方」に関してさまざま勉強してきました。
そこでの学びから、日本人は最近流行りの「ジョブ型」とは異なり、その場での期待役割を自ら見つけてそこに応える「所位」の考え方に基づく働き方が向いているのではないかという仮説、さらに言えば、現状ではジョブ型でも所位でもなく、ただの時間労働に堕している人も多いのではないかということ。また、日本書紀にさまざまな民族が緩やかに混ざり合っていた痕跡である大量の異伝があるように、単一の強い尺度の基で一つに統合されていく世界観よりも、さまざまな世界が相互に侵害しすぎずに共存してく世界観が合っているのではないかという仮説などを得ました。
メインの事業である「新卒採用」はこの課題感と仮説から始まっています。
How we do
Value
◉歴史に学ぶ
歴史ある思想哲学の中で、仏教哲学を現代日本にフィットするものとして判断の参考にする。
◉多角的に考える
私たちは、「唯一の答え」が存在しないことを前提に、常に最善を模索し続けます。
会社として関わる全ての存在の幸福に資すべく、自分視点、他者視点、会社視点、国家視点、世界視点、そして短期視点、長期視点、あらゆる視点から物事を捉える努力をし続けます。
◉他力を大切にする
私たちは、自分だけでできることの少なさを理解してお陰様の精神を忘れません。
自分が頑張って何かを成し遂げた時にこそ、周りへの感謝を第一に想起します。
まずは他者のため、組織のために動き、周りに力を分けてもらい、そこで得たエネルギーをまた循環させていきます。
◉責任は負うのではなく、感じる
私たちは、責任を「押し付けられるもの」ではなく、「自ら感じるもの」としてとらえます。
責任範囲がはっきりしない状況でも、自分と会社の関係性を推し量り、自らの役割を定義し続けます。
どうしても会社の中で自分の役割を見出せなかったり、そこに責任を感じられなくなった場合は、他の輝ける場所を探します。
◉全身で世界を感じる
私たちは、目の前に起こる出来事を全身で受け止め、深く味わいます。頭脳集団でありながら「頭だけ」で意思決定することを慎みます。
世界が言葉では捉えきれない魅力に溢れていることをよく理解し、狭い認識に囚われて可能性を閉ざすことはしません。
世界を全身で味わう集団として常に探求を続けます。
◉互いに受け入れ合い、面白がる
私たちは、「会社での役割」と「人格」を別物と考えます。
会社では自らの役割に徹する一方、プライベートでは法に触れない限り、どのような生き方も尊重し合います。
個々の特徴や違いをお互いに最大限面白がります。
◉良い言霊を宿す
私たちは、自分の弱さや負の感情から生まれる悪口・陰口を控えます。それらが結果的に自分を苦しめることを体感として理解します。
相手や会社のために必要なネガティブフィードバックと、人格への否定や誹謗中傷を明確に切り分け、心理的安全性を守ります。