今回はSAMANSAでコンテンツ調達やタイのマーケティングを担当している堤さんにお話を伺います!
海外留学やインターンに興味のある方、エンタメ業界に興味のある方はぜひご覧ください!
ー普段からアクティブに活動されていますが、小さな頃から破天荒だったんですか?
内弁慶だったので外に出ると比較的おとなしくて人見知りなのに、家庭内ではやんちゃで。(笑)
6個上の姉は私とは正反対で、性格も穏やかで優しいので、私が親に向かってきついことを言うと、姉はそんなこと言わないで!っていうカットがよく入っていました。(笑)
ー高校生の時に海外に行ったんですよね?
そうです、もともとお母さんが私を海外に行かせたくて海外の映画をたくさん観ていたので、自分としても興味があったんです。それから中学の時に、オーストラリアのサマーキャンプで現地の学校に行きました。本当はそこで高校3年間留学に行きたかったんですが、それは金銭面で難しかったので1年間留学をしました!
ー子どものころの夢は何でしたか?
いろいろ変わってましたね。最初はおひめさまになりたい!というザ・女の子の趣味があったんですが、とにかく負けず嫌いだったことで、ゴルフ、水泳、ダンスを習い始めてからは完全に体育会系になりました(笑) アスリートになりたい!みたいな。
親は私がやりたいことを全部習わせてくれたので、当時は気づかなかったけど、今になってやっと親へのありがたみがわかりましたね。習い事費用も学費も出してくれたりとか、お母さんがすっごく頑張ってくれました。
それから高校生の時は国際労働機関や青年海外協力隊として働きたいと思っていました。なんとなく世界を変えたいという思いがあって。
ータイに行ったのはなぜ?
日本で進学した大学の講義の中で東南アジアに興味を持ったんです。興味を持ったらすぐにアジアを2週間くらい一人旅して、最終的にタイの大学に留学することを決めました。日本の大学でも一年間の留学が必須のプログラムがあったんですが、開始されるまで待てませんでした。(笑)
興味があることが見つかるとすぐに行動したくなっちゃうんですよ!結局タイには1年8か月くらい滞在していて、いろんな経験ができて本当に楽しかったです。
タイの大学では起業科を専攻していたんですが、現地では在学中からインターンシップを受けやすい環境が整えられていました。日系の企業でインターンを始めるや否やそれがすごく楽しくなっちゃって。
それが海外の方と初めて働いた経験でしたし、周りでもビジネスを始める友達がすごく多くなって。
とにかく動き回っていました!
ーインターン先ではどんなことを?
主にタイの女性向けサイトで、現地の人たちとインフルエンサー向けのライブ配信サービスの企画を始めました。コスメブランドとコラボしたりして、商品をライブの中で販売する企画を進めたりしていましたね。
ー日本に帰ってきたのは?
2021年です。コロナ禍のタイでは、企業は対面でインターンができたんですが、大学は規制が厳しくてほとんどがオンライン授業でした。
結局タイの大学を休学して日本に帰国したんです。もう少しいろいろなインターンをして、自分のやりたいことを見つけてから卒業しようと考えていたんです。
日本に帰ってきてからは、外国人労働者のビザ発給の補助や面接を行うインターンをやったり、新しい事業としてカウンセリングサービスに携わる仕事もやっていました。海外ではカウンセリングを受けることは割と一般的なんですが、日本でカウンセリングを受けようとすると、コストもかかるし、どういうものなのかがわかりづらいので、なかなかハードルが高いですよね。家族や周りの友人にも、カウンセリングを受けていることはちょっと言いづらい、みたいな。
なので手軽な価格で気軽に受けられるカウンセリングサービスを作ってみよう!という。
でも帰国してからの1年間は本当にタイが恋しくなっちゃって…。そんな時、宮古島が、タイにあるプーケットという島の雰囲気にそっくりだったのを見つけたんです。当時の自分はすごく疲れていたということもあって、またすぐにそこに向かって、ヒーリングを兼ねて島の飲食店でバイトしながらインターンをする生活をしていました。
ー結構波乱万丈ですね!!ひなのさんが破天荒になった理由はあるんですか?
いい意味でも悪い意味でもお母さんの存在ですね。お母さんは自分がやりたかったことをできなかった経験があるので、私にやりたいことをやらせすぎてしまったというか。
その結果、私が何を言っても突き進むタイプになってしまったので、お母さんは今となっては半分後悔しているところもあるみたいです。(笑)
大学をやめてタイに行こうとした時は、流石にお母さんの許可がなかなか降りなかったので、きっちりプレゼンをして説得しました!
ーさまざまなインターンをしていく中で自分がやりたいことは固まりましたか?
エンタメ業界で働いていきたい!というのは揺るがないですね。
ずっとキャリアウーマンに憧れがあって、自分の中では「カッコイイ=頭がいい、仕事ができる!」というのがあったんです。一時期は外資系のゴリゴリキャリアウーマンに憧れた時もあったんですが、でも家族から「頭いいふりしてかっこつけなくていいんだよ」と、言われて。(笑) それからは素直になれましたね。
あとはエンタメ業界にいる人たちが好きで、一緒に仕事をするのが楽しいんです。すごく面白い人も多いし、自分が一緒にいて楽しいと思える人と一生働きたいですね。個人的にはどんなに天職でも人間関係が良くなければやめたくなってしまうので、結局人間関係が一番だなと。
人助けを掲げている企業だと思って入ったインターン先でも、実は利益追求が優先だったりしてがっかりしてしまうこともあって…。私はポンコツなので経験しないとわからないから、すぐに動いてどんなものなのか知りたかったんです。今は少しずつ考えて動くようになったので、ちょっと落ち着きましたね。大人になったのかも(笑)。
ーすぐに行動に移せるのはどうして?
きっかけになったのは映画。ドキュメンタリー映画が好きで、YouTubeやNETFLIXでトラベル系、ライフスタイルがわかる映像を見まくっていました。
実話に基づいた話が大好きなんですよね。同じ人間がやっているんだから私もできるだろうと勇気づけられる感じがして。高校生の頃には、自分にも何かできるかもと自然と自信がわいてきました!
ー今のコンテンツ調達のお仕事にも繋がっていますか?
本当に一生この仕事をしていたいと思っちゃう!!離れたくない!
元々映像を見るのは大好きなんですが、自分で見つけて来たコンテンツをぜひこの人に見てもらいたい!!と考えながら選ぶのも大好きですね。だから自分が調達してきたコンテンツにコメントやいいねがついていると、誰かが自分と同じ感動を味わってくれたんだと嬉しくなります。
ーSAMANSAの第一印象は?
wantedlyでSAMANSAを初めて知ってダウンロードして見始めたんですが、もともとYouTubeとかでショートフィルムを観ていたので、いいサービスだな!と。
あとはSAMANSAのビジョンである「エンタメで世界を変えたい」を見たときに、これが私のやりたいことだ!とドンピシャで感じていました。(笑)
なので、最初インターンの申し込みにお返事がなかった時に、「どうしてもこの会社がいい!」と思って今度は直接メールを送りましたね。お母さんからは「スタートアップの会社では即戦力の人が必要なんだよ!エンタメ業界に行ったこともないのに!」と言われてしまって。(笑)
でもトライだけでもさせてほしい!って思っていたので返信がきて、面接が決まったというだけでも嬉しかったです。
ー実際に入社してどうでしたか?
人生変わりました!よりエンタメで世界を変えたい!という思いが強くなりましたね。コンテンツ調達をするために毎日いろいろな国の人が作った映画を観るんですが、観るたびに人間として成長しているなと考えさせられる。残念ながらSAMANSAで契約することはなかった作品でも胸に響いた作品は多くあります。すべての作品に作り手の想いがこもっていますからね!
ー多くの作品をみてきた中で、特に影響を受けたSAMANSAのショート映画は?
正直選べないけど、『ザ・カメラマン』は絶対に入りますね。あとは『サイレントチャイルド』、『価値ある男』『少女と拳銃』ですかね。
いつも惹かれるのはドキュメンタリーとコメディです!
ー今後SAMANSAで実現したいことは?
それはもう「国内外問わずSAMANSAが有名配信サービスになること」。
あとはタイのマーケティングも担当しているので、タイも含め、海外でSAMANSAのイベントを開いて魅力をアピールしていきます!!
ーSAMANSAでどんな人と働きたい?
SAMANSAのビジョンをちゃんとわかっている人はマストですね。それからお互いの普通を押し付けない人。「普通」って共通したものはないと思っていて、いろんな普通、お互いの普通を分かり合って生きているというか。
他にも、クリエイターはいろいろな思いや信念を抱えて、強いマインドでコンテンツを売っているので、私たちも同じくらいの熱量で立ち向かわないといけないですよね。そういう部分で理解がある人、理解したいと思っている人には是非SAMANSAに来てほしいです!
ここは、みんながみんなSAMANSAのために一生懸命働いている、すごく素敵な環境だと思います。
そんなSAMANSAのために働きたい方を是非お待ちしています!!!!
―ありがとうございました!
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ショートフィルム配信サービス「SAMANSA」
https://lp.samansa.com
SAMANSA, Inc コーポレートサイト
https://www.aboutsamansa.com