1
/
5

【STYLES:仕事の姿勢】アーリーリフレクションの仕事の仕方

アーリーリフレクションで業務をすすめるベースとなる考え方として「STYLES」を共有しています。

STYLESには、仕事の姿勢、アウトプットの出し方チームコミュニケーションのカテゴリーがありますが、本記事ではこのSTYLES「仕事の姿勢」を紹介します。


仕事の姿勢

自分の仕事を理解する/つくる/管理する(Be a driver)

自分の仕事については、常に自分でハンドルを握り、アクセルとブレーキを自ら踏む、というのが、当社メンバーの基本的なスタンスです。

自分の今のミッションを理解した上で、人から指示されるのではなく自分の仕事をつくりましょう。自分が自分を管理する。上司、同僚はあくまでも補助、助言、自分で自分の仕事を管理するスタンスをとりましょう。

目的、課題(イシュー)、ゴールをきちんと把握する

業務の中で、「なんのためにこれに取り組んでいるのか」「ゴールは何か」「課題はなにか」と日常的にチーム内で確認しましょう。

明示的に表現されていなくても、小さな取り組みもすべて、背景に「なんのためか?」があります。目的や課題をきちんと認識することで、取り組んでいる解決が、「適切な粒度」となります。

たくさんの仮説をもち、論理空間を広く認識する。

現実は、起こりうる可能性の中から、ある一つが実現しています。ある要素が異なれば、別の現実がおきていたかもしれません。水を買いに行く例で考えてみましょう。

「もうすぐお客さんが来るから水を買ってきてほしい」と、頼まれて買いに行ったが、水は売り切れでした。
「なかったので買わずに帰ってきた」→×
「なかったのでどうすればいいか、頼んだ人に確認の電話をした」→◯
「お客さんに飲み物を出してもてなすことが目的なので、お茶を購入し代替した」→◎

論理空間の中で、あること(水が売り切れだった)が生じた時、もともと何を頼まれていたのかというイシュー/目的の仮説を把握している人とそうでない人では、すべき行動が変わります。この起こりそうな可能性の空間を仮説によって解像度高く十分にもっていると変化に対する準備、構えができます。
この例では単純な例ですが、大きなプロジェクトや難しい判断ではより多くの選択肢や可能性が広がります。広く論理空間を持ち、その中で何が起こりそうなのか、実際おきたらどうすべきなのか、多くの仮説をもちましょう。

全体論で捉える(Holistic, not Atomic)

常に物事を全体像で考えるようにしましょう。「部分的」(原子論的ATOMICに)思考にならないこと。
言葉の意味や部分の意味は、全体からきまります。話し手が何をいいたいのか、本当の目的や課題はなんなのか?人の発言はあくまでも「断片」や「手がかり」と考えて、相手が考えている全体像、背景の関心について仮説を持ちましょう。
また「相手が考えていること」だけではなく、「事象そのものの全体像」や背景が把握できるとよりよいと思います。背景知識は、自分で思っているよりも三倍くらい(のイメージで)広く一般知識を理解することが望ましいです。

内実(リアル)を大切に。形式はほどほどに。リアル優先

「形式」やルールは大事なのですが、しばしば主従が逆転している場合があります。目的があってできた道具やツール、規則や規約、慣習が、「中身」を無視してしまうのです。中身をきちんと意識した上で形式にこだわるように、逆にならないようにしましょう。

例:形式的に良いが中身を伴わない例
 ・立派だが中身が無いプレゼン資料
 ・見かけは立派で形式的に満たすが実際には使えない技術資料

形式的正しさが、内実とあってないならば、形式の方が変更されるべきです。

例:法律は、法律だから正しいのではない。改正や附則がつくなど、変更されていく。タイミング的に法的に容認されていることが、のちに規制がはいることも。逸脱事象が増えたりすると本来あるべきすがたにレギュレーションが変わることも多い。

仕組みを変える。一時的対応を繰り返さない。

今一時的対応をしているのか、仕組み(システム)に取り組んでいるのかを明確にしましょう。失敗を認識したら、仕組みややり方を変えたほうが良いことがほとんどです。
「がんばる」は一時的としましょう。なるべくがんばらない。楽に仕事ができることが望まれます。そのほうが、より大事なことに時間も集中力も割くことができます。

*STYLESには、仕事の姿勢、アウトプットの出し方チームコミュニケーションのカテゴリーがあります。

株式会社アーリーリフレクション's job postings
4 Likes
4 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Sae Wakida's Story
Let Sae Wakida's company know you're interested in their content