今回は、ASWのメンバーで開発エンジニアを担当している田中基史さんにインタビューしました!
別職種からエンジニアの道へと転身し挑戦を続け、ASWでのキャリアは3年目となる田中さんのこれまでのご経験や、今後の展望について語っていただきました。ぜひ最後までお付き合いください!
田中さんは、前職がITのライブラリ管理だと伺いましたが...
はい。前職ではリリース担当が主な業務で、システム内でソースコードなどを管理し、資材の改修や入れ替えを主に担当していました。ASWはIT業界では2つ目の会社なんです。
僕は福岡出身で就職を期に上京し、建築の施工管理を5年間経験後、ITの最初の会社に入りました。未経験からの入社だったので、最初の半年は社内のサポートを行っていましたが、その後面倒を見てもらいながらプロジェクトに携わり、3年間勤めました。その後ASWに入社した、という流れです。
モノづくりへの興味が建築からITへの転身に繋がった
1回目の転職の際は、エンジニアになろうと意識して入ったのですか?
そうですね。モノづくりが好きで最初建築を選んだっていう経緯もありましたし、元々パソコンをいじるのが好きで、プログラムやエンジニアリングにも興味があったのでぼんやりとエンジニアという職業が浮かんでいました。しかし、完全に未経験での転職は難しいと感じ、仕事をしながら日曜日にプログラミングの学校に通い半年間準備をし、土台を作った状態で就職活動をスタートしました。入社後は現場での仕事を通じて知識を身につけていきました。
前職からの転職の理由は?
正直、待遇や居心地での面がきっかけです。私はSESで現場に配属されていて、3年も居たので居心地は悪くはなかったのですが、昇給は3年間なにもなく、基準はあったものの、クレド(行動指針)を超えない限り昇給は見込めず、なかなか先が見えませんでした。100人体制を目指す会社でしたが、入社時には約60人で、増えても毎月2〜3人が辞める状況でしたね。
ただ、良かったこともあったんです。当時の案件現場において、一般的なJavaなどでの作業が主流でしたが、リーダーが柔軟で、空いた時間に自分の興味があることをやらせてくれる環境だったので、そこで興味があったPythonに対して色々チャレンジができました。
その経験がASWの面接時に活きたんですよね。Pythonを学んでいることを話したところ、ちょうど自社でPython案件があり、Pythonスキルを持つ人材を探していたと言われました。待遇向上はもちろんのこと、自分のやりたいことを実現できる環境があったので、ASWを選ぶことにしました。人や環境も居心地よかったので、ここが自分にとって良い場所だと感じています。
はじめ、ASWという会社にどういう印象を持ちましたか?
人事の方にお会いした時、「ちゃんと話を聞いてくれるな」という印象を受けました。
その後、社長とお会いした時は非常に緊張しましたが、会社に対する熱い想いを聞いて、それに惹かれました。"always smile to win"、僕もそれすごくいいなと思ったんですよね。社長もさまざまな経験を経て、「笑顔で仕事をしよう」という考えにたどり着いていたようで、楽しく仕事をする、そのスタンスが素晴らしいと思いました。
タイミングも味方した、Python案件での新たな挑戦と活躍
ASW入社から3年目になるわけですが、これまでどういった案件に関わりましたか?
2022年3月に入社して、4月から案件参画だったのですが、その案件を今も続けています。Webサイトにログインするときに、botを防ぐためのシステムがあるんですよね。「私はロボットじゃありません」的なものです。穴に鍵を差し込む、みたいなそういったシステムの運用をやっています。
面接時に話していた、Pythonの開発案件というのがこれです。うまくタイミングが合ってすんなりスッと入れました。案件でPythonを扱うのはこれが初めてでした。
ASWでの仕事の中で、やりがいを感じた瞬間は?
入って3〜4ヶ月ぐらい経った頃に、「何月に何件くらいアクセスがありましたよ〜」というような集計用の画面改修のタスクを依頼されました。社内の方々もまだあまり把握していない部分だったので、自ら1から調べながら進める必要がありました。クライアントと打ち合わせを重ねながら、調査・実装・検証まで全部1人でやり切ってリリースが終わり、ちゃんと意図通りサイトに反映され、今もそれが動いてる・・・っていうのを見るとやっぱりやりがいを感じますね。
この経験によって知らない分野の知識やスキルもつきましたし、その結果そこに付随するところは今も任せてもらえているのが嬉しいです。
居心地の良い環境にて、自分で決めて超えていく目標。
2年間を振り返って、ASWの魅力とは?
やはり居心地が良い、というのが大きいです。あと人が接しやすいので、やりやすさがあります。一般的にエンジニアって、暗い画面にコードバンバン出して、バリバリ書いてくみたいな…黙々とやっているようなイメージあると思うんですが、実際やってみるとコードを書くのは2~3割くらいで、あとはお客さんとコミュニケーションをとることが多いんです。どういう方向で進めましょう?などと話し合ったり、なにか問題起こったらこれからどうしましょうかみたいな相談から提案をしたり、割とそういう行動力的なところが重要だったりするのですが、そこで皆さんの接しやすさが活きていると思います。
それが実現できている理由に紐付く、社内でやってる施策は何かあるのでしょうか?
最近はコロナも緩和されてちょこちょこ社内イベントが増えてきています。そこにはもっと交流を深めたいという意図が会社側にもあるみたいなので、もっと拡大できれば絆も深まるしさらに接しやすくなるのかなと思ったりもします。
たまに月一とかでボクササイズのイベントやっているんです。格闘技やってる方を呼んで、ミット打ちとかをして、そのあと懇親会って形で開催されるんですが、僕自身それは結構楽しんでいます。
エンジニア目線でもっとこういうことがあればいいなと思うことはありますか?
エンジニアとしては、評価制度はわかりやすい方が良いと思っています。結構前のところはガチガチだったんですよ。クレドに沿って、これは達成できているか?みたいな、すごく小難しい感じで書いてあったので、うーん…できてると言えばできてるかな…?みたいなぼんやりした自己評価しかできなかったんですが、ASWの場合は自ら目標を設定し、それに対して評価するので、やりやすいと感じています。
ASWの中で思うことでは、不満というほどではないのですが、会議室が2部屋しか無いので、増えるといいなと思っています。増床する予定なので、それも早いうちに解決していくかとは思います。
会社の魅力として繋がる、自社開発に貢献したい
どんな人がASWに合っていると思いますか?
今、ASWには60人程在籍していますが、正直制度として整っていない部分があったりもしますので、自分で色々意見を言っていきたい人とか、受け身じゃなくて能動的に行動できる人がいいと思いますね。当社の社長はワンマンなタイプではないので、意見を真摯に受け入れ、良いものであれば反映してくれる姿勢を持っています。例えばオフィス増床の話が出た際も、皆どんな感じがいいですか?っていう話はやはり会議で出ていましたね。個別で仕事できるスペースがあったらいいなとか、会議室があるといいなとか、あとは遊びのスペースも作りたいとか。実際にそれらが反映された増床計画が進んでいますよ。
最後に、田中さんの今後の展望をお聞かせください。
会社全体で自社開発を積極的に行いたいという意向がありますが、現時点で自分にまだその力はないので、アイディア出しなど、その準備をしながらやがて出来るようになりたいという思いがあります。
自社でコンテンツを持っている会社はやはり強いですし、それがやがて会社としての魅力に繋がりますよね。そこに貢献していきたいです。
プログラミングの言語も大事なんですが、インフラ系の部分が割と僕は弱かったりするので、クラウド関連とか…これからその辺も触れるようになりたいですね。部下に教えることも今は全然得意ではないですけど、いずれ出来るようになっていきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
IT業界2社目としてASWに入社され、着々と自分の強みを磨いている田中さんの内側から出ている、楽しんで仕事をしている様子がインタビューからも感じ取れました。
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ASW代表インタビューはこちら↓https://www.wantedly.com/companies/company_5570182/post_articles/896317
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