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こちらの記事では、SaaS領域についてよく分からないという方のために、SaaSの特徴や市場規模をご紹介していきます!
SaaSとは?
SaaS(サース)とは「Software as a Service」の略で、別名「クラウドサービス」と呼ばれ、ソフトウェアをユーザーがインターネットを経由して利用できるというサービスです🌐
従来のように、インストールされた端末だけでなく、インターネット接続とウェブブラウザがあればPCやスマホといったどの端末からでもソフトウェアにアクセスできることが特徴で、例としては、GoogleスプレッドシートやGmail、chatworkなどが挙げられます。
国内の市場規模
総務省の令和3年通信利用動向調査レポートによると、SaaSを利用する企業は増加傾向にあり、約7割の企業がSaaSを利用しているとのことです。また、SaaSを利用している企業の約9割は、SaaS導入によって何らかの「効果があった」とも回答しています!
国内で導入が進んでいる代表的なSaaSとしては、ビジネスチャットツール・ワークフロー管理・マーケティングオートメーションなどが挙げられ、他の類似領域と比較してもSaaSの伸び率が非常に高いことが分かります👀✨
海外の市場規模
Googleをはじめ、AmazonやUberなどの世界的大企業が、次々とサブスクリプションビジネスへ転換し始めており、SaaS業界への新規参入が増えてきました。また、SaaS業界には多くのスタートアップ企業が参入していることからしても、市場規模が拡大しているのが分かります💭
数字で表すと、SaaSの世界市場規模は、現在1,400億ドルを超えており、このまま市場が成長し続けるとすると、2022年から2030年までは年間で約19%ずつ成長すると予想されています。海外の市場動向を見ても分かる通り、SaaS業界は国内だけでなく世界的に市場規模を拡大していると言えますね💡
※ 出典:https://www.magicmoment.jp/blog/saas-industry/
SaaSのメリットとデメリット
SaaSのメリット①:アクセス性
インターネット環境があれば、どの端末でもどこからでもアクセスできるのがSaaSの強み。
複数人で同時にアクセスして共同作業することも可能です。
SaaSのメリット②:運用管理が簡単
サービスの運用管理はSaaS企業がすべて担います。
機能のアップデートも自動で行われるため、運用面での負担が圧倒的に少ないです。
SaaSのメリット③:費用対効果が高い
SaaSは多くの場合、初期費用は発生しません。
月額か年額の課金体系のため、試してみて合わなければ解約することが可能です。
SaaSのメリット④:拡張性がある
SaaSの魅力の一つとして、他のサービスとの連携が容易にできることが挙げられます。
APIという仕組みを使うことで、全く別のSaaS企業のサービスでも自動的にデータを連携することも可能。事業のフェーズやニーズの変化に合わせて、ソリューションを拡張することができます。
※ API(Application Programming Interface):ソフトウェアやプログラム、Webサービスの間をつなぐインターフェースのこと
SaaSのメリット⑤:データ保存容量
自社でサーバーを立てる場合、データ容量に応じてサーバーも増強する必要があります。
それに対し、SaaSはデータ容量を気にせずに使えるのもメリットの一つです。
※ データ容量に応じて課金体系が変わるSaaSもあります。
SaaSのメリット⑥:セキュリティ
多くの個人や企業にサービスを提供するSaaS企業は、セキュリティにも多大な投資を行っています。
自社でソフトウェアを運用するよりも高いセキュリティが期待できます。
SaaSのデメリット①:インターネット接続の必要性
SaaSを利用する上での最大の課題は、インターネットの接続環境です。SaaSはクラウドを介してサービスを利用する形態のため、基本的には常時インターネットに接続する必要があります。
ネット回線の遅延などで動作が重くなることも十分考えられますが、今後はWiFiや5Gのような高速ネットワークがますます普及してくるため、この課題は少なくなっていくでしょう。
SaaSのデメリット②:カスタマイズ制限
SaaSはパッケージで提供されることが一般的なため、個別企業の業務特性に合わせたカスタマイズは期待できません。システムを自社の業務に合わせるのではなく、自社の業務フローをシステムに合わせて変える必要があります。
SaaSのデメリット③:セキュリティ
SaaSのメリットにも挙げたセキュリティ。しかし残念ながらセキュリティ面で不安を抱えるSaaS企業も存在します。導入企業/サービスによっては、サービス等はセキュリティにも留意する必要があるでしょう。機密データの管理方針や障害時の対応については、導入前にしっかりと検討する必要があります。
最後に
今回は、SaaS領域について簡単に特徴や市場規模、メリット・デメリットなどをご紹介していきました!
横文字やカタカナが多く小難しく感じやすい領域ですが、今回の記事で少しでも身近に感じていただけたら嬉しい限りです✨
弊社、REHATCH株式会社も、このSaaS領域に参入したプロダクト/サービスを展開しています。
こちらの記事に詳しく分かりやすくご紹介しているので、読んでいただけると幸いです!!