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「時間と場所に捕らわれない働き方」って言ってる時点で時間と場所に捕らわれてるのでは?って話 #飲酒ブログシリーズ

新年度も始まるという事で、一個の節目になる3月末日の今日。ちょっと概念的な話をしようと思います。

弊社が行っている事業内容は、マーケティング支援とクリエイティブ制作の2軸があります。

マーケティング支援に関しては7割が採用に関するご支援で、残りの3割は美容関係だったり書籍の販促活動だったり健康商材だったり。

クリエイティブ制作に関しては、Youtube運営を行うこともあれば、企業さんのPR動画、採用支援と絡めて企業さんのインタビューやHPの制作など多岐に渡ります。

基本的に動画制作やWeb制作を行うスタッフはフリーランスの方にお願いしており、内部に居るのはほとんどがディレクター職っていう感じの組織体系になっているのですが、採用活動は常に行っております。

仕事をお願い出来る技術者の方はいくらでもいた方が良いので。


もともと弊社は人材系の企業としてスタートし、フリーランスの営業マンを弊社で請けている営業案件の一部に入ってもらって、企業の営業活動をサポートするアウトソーシング事業をメインに行っていました。

大体この時はフリーランスの方と月に80面談とか行っていたので、私自身も毎月相当数の方と面談していたのですが、基本的に面接ではその人の人となりを知りたいので、技術的な部分よりも「どうしてそういう決断をしたのか?」や「その時どう思ったのか?」などを聞いていました。

フリーランスって時間と場所に本当に自由か?

んで、フリーランスになった理由を大体聞くのですが、大体の人が「時間と場所に自由な事に憧れて!」って答えてくれます。

もちろんこれ以外の回答もあるのですが、肌感覚7割はこういった回答が来ます。

まぁ確かに、会社員に比べて自分で時間を調整出来たり、働く場所を選ぶことが出来るかもしれないけれど、真の意味でそれが自由と呼べるのだろうか?っていうのをふと思ったので、今日はこの辺を深堀していきます。

「場所に自由」は可能?

場所に自由という状態、これは可能だと思います。

家に居ながら会社の仕事をする。これはネット環境が整った2024年では十分に可能です。

会社のサーバーに家に居ながらアクセスする事も出来ますので、会社のPCのデータをUSBに移して家で仕事をして、そのUSBをまた会社にもってきて。

っていうめんどくさい事はやらなくてよくなったわけです。

セキュリティ的にこれが良いか悪いかはさておき、こういう経験をしたことのある人は多いはずです(きっと)

場所を選ばす仕事が出来るっていうのは、とても良い言葉のように聞こえますが、裏を返せば場所を選ばずに仕事が出来てします訳で、それってどうなんだろう?って側面もあると思います。


上図は先日、弊社が独自に行ったワークライフバランスに関するアンケート調査の結果で、「何時までだったら職場からの電話に気兼ねなく出ますか?」という項目の結果です。

提示が18時までで17時55分の電話に出ない人が16%いるらしいですが、まぁそれだけ今の世の中では勤務時間を大事にしている人が多いという事です(笑)

定時の中でしか電話に出ません!という人が36%なので3人に1人なわけです。

これが良い悪いって話はなく、客観的なデータとして世の中がそうだよって話ですね。

この辺のデータは近日中にプレスリリースにて配信予定ですので、気になる人はチェックしてください。

何が言いたいかっていうと、デジタルの復旧によって時間も場所も選ばずに働けるようになってしまったという事です。

夜中まで電気があるので仕事が出来るし、家からサーバーにアクセスできるから仕事も出来てしまうし、サーバーにつながらなくてもUSBがあれば仕事出来てしまうわけです。

時間に自由っていうのはどういう状態?

そもそも論として、時間に自由ってどういう事でしょうか?

仕事をする上では絶対的に納期というものがありますので、一定ここの縛りはある訳です。

「期限はないから芸術的なモノを兎に角作ってよ!」

そんなサクラダファミリアみたいな話は、仕事ではなく趣味の領域で、あまり現実的ではありません。

タイムマシンが存在しない以上過去に行くことは出来ないので、真に時間に自由になる事っていうのは人間は出来ないわけです。

時間と場所に捕らわれない=働き方へのフォーカス

はたらき方改革だ!ワークライフバランスだ!って言われていますが、働き方っていうのはあくまでも手段だと思っていて、大事なのは目的だと個人的には思ってます。

フリーランスだ、正社員だ経営者だっていうのは、結局何かをするためにその形が良かったからそうなったわけで在って、そこ自体が目的ではないわけです。

同じようなニュアンスで、「経営者になりたい!」っていう人も良くいますが、これも同じで、別に経営者っていうのも目的ではなく、「そっちの方が都合がよかったから、結果そうなった」という人がほとんどだと思います。(データ取ってないので知りませんが)

「何で新婚旅行で沖縄に行ったんですか?」

って聞いて

「飛行機に乗りたかったから!」

って回答された気持ちです(笑)

違うでしょ!石垣島が好きだからでしょう!!って言いたくなります。


これは持論なのですが

「時間と場所に縛られない働き方」を理想としている限り「時間と場所を意識した働き方」になっているので、これは達成できない。

というのがあります。

言ってる意味わかりますかね?

「時間と場所に縛られない」を考えている時点で「時間と場所」に縛られているのです。


今から1分間、何も考えないでください。





はい。

出来ました?

きっと頭の中で、「何も考えない」「考えていた」はずです。

つまりそういう事です。

人間の脳みそっていうのはそういうもんなんです。

否定形を想像しないってことが出来ないようになっているんです。

この辺のお話は僕が大好きな本「神様とのおしゃべり」に確か書いてあるので、興味ある人は読んでみてください。

神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識-
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↑引用Amazonリンクです。ステマじゃないです。

働き方なんてどうでもいいから、働く事にフォーカス

っていうのが個人的な意見で、

「どうやるか?」よりも「何をやるか?」の方が重要なんじゃないかな~っていうのが個人的な見解です。

ってなるとやっぱり重要なのは企業理念であって、それをどのように形にしていくのか?っていうのが事業内容だったりするわけですね。

企業はMissionを達成する為に活動していて、そのために必要なことが事業内容なんですね。

この記事を書きながら改めて思ったのですが、そうなると職種へのこだわりすらなくなってきて、改めて何やってもいいんだなって気になってきました。

Mission、Vision、Valueってやっぱり重要ですね。

採用支援を行う時もここを一番大事にしているのですが、記事を書いていて改めて実感した部分でした。



ってことでこの辺の感覚に共感した人からの面接応募お待ちしてます!

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