What we do
◆「戦略労務」をキーワードにした ベンチャー企業に特化をした社労士事務所
皆さま、「労務」という言葉を聞くと、どのような印象を抱かれますでしょうか?
- 裏方
- 地味
- 面倒
- 細かい
など、もしかしたらポジティブな印象を持っている方は少ないかもしれません。なぜかと言うと、皆さまが接している労務業務は「手続き」ばかりだからです。例えば「社会保険手続き」「年末調整」などです。これらは皆さまにとっては面倒であり地味な業務の一つだと思います。ただ「労務」は会社経営において非常に重要性が高く、且つ労務業務の幅は広いです。
当社は「Adjust HR」という会社を通じて「労務」という業務の重要性 / 面白さ を知っていただきたいと思っています。そして、Adjust HRは日本のたくさんの企業さまに対して「社労士事務所」という立場で、これまでとは異なる価値観のサービス提供をしてまいりたいと思っています。
◆Adjust HRの業務領域は、他の社労士事務所を大きく凌駕しています
一般的に、社労士事務所は お客様の「給与計算」「社会保険手続き」「年末調整」などを代行する業務がメインです。皆さまが在籍する企業にも労務担当が在籍しているかもしれませんが、実際に細かい業務を行なっているのは社労士事務所であることも多いです。
ただ、Adjust HRは他の社労士事務所の業務領域を大きく凌駕しています。
例えば、
- 入退職関係業務
- 給与計算
- 社会保険手続き
- 健康診断対応
- 福利厚生の設計
- 組織設計の提案/アドバイス
- 社内のハラスメント対応、
- カスタマーハラスメント対応
- 人事評価の構築
上記以外にも多岐に渡ります。
もちろん他の社労士事務所も上記の業務支援を行なっている場合もありますが、件数は少ないのではないかと思います。
少し抽象度が高い表現をすると、Adjust HRの業務領域は「社員が入社してから退職するまでのあらゆる領域の業務」と表現することができます。わかりやすい内容としては、入社準備、入社手続き、勤怠入力、昇格手続き、有給手続き、退職手続き、など多岐に渡ります。
何が言いたいかというと、Adjust HRの業務領域はいわゆるHR(人事)領域の中でも大きなシェアを占めているということ。皆さま、人事業務=採用 or 人事組織設計 というイメージをお持ちかもしれませんが、それに加えて「労務」の領域は非常に広く、且つ重要度が高い領域であることをご理解いただけると大変嬉しく思います。
◆Adjust HRが掲げる「戦略労務」とは何か?
「戦略労務」とは、会社のミッション/ビジョンを達成するために、労務を「点」ではなく「面」で捉える考え方です。Googleで「戦略労務」と検索しても、目ぼしい記事はヒットしません。Adjust HRが提唱している考え方です(2022年11月現在の話であり、どこかで誰かが提唱している可能性もありますが、模倣しているわけではない、という意味であるとご理解ください)。
「点」ではなく「面」で捉える考え方 とは何か?
前述しましたが、労務業務は「給与計算」「年末調整」などの業務(手続き)を「点」で実行する場合が多いです。点で実行すると「面倒だがやらなければならない」というマインドになります。ただ、労務は会社の成長を支える大事な屋台骨です。
会社には「ミッション/ビジョン」が存在しています。ミッション/ビジョンを達成するために「経営戦略」があり、そして「事業戦略/人事戦略/営業戦略」などさまざまな戦略が存在しています。労務は人事戦略に内包されますが、会社の根幹になります。つまり、会社が最終的に達成したい世界観(ミッション/ビジョン) に対して、労務業務が起点となり、一本の線に繋ぐことができるのです。
一つひとつの労務業務を「点」で実行するのではなく、全ての労務業務を「面」で捉えることによって、会社の成長速度は加速します。労務は会社経営において最もセンシティブである領域の一つであり、マズローの欲求で言うと、最下段にある「生理的欲求」が労務に該当します。つまり、労務分野における「会社 - 社員」の歪みは大きな問題に発展することが多く、そこへ先に対策を投じることによって、会社の成長に大きく寄与することができるのです。
Why we do
◆「労務」が会社経営において非常に大事であることを、日本中に気づいてほしい
日本企業において労務業務が軽視されている実態があります。ただ、非常に重要であること、そして労務が盤石になると企業が大きく成長をすることを、日本中に気づいてもらいたいと強く思っています。ただ、気づいてもらうためには、Adjust HRの全メンバーが「経営視点」を持ち、日本企業を啓蒙し続ける必要性があります。
社労士事務所で事業会社を支援している側と、事業会社で労務を担当している側の共通項目として、「経営を前に進めるための労務業務である」と本質的に理解し、業務を実行している方が少ないとAdjustHRは感じています。
労務と聞くと「守り」の業務と捉えられますが、それ自体間違いではありません。
労務は「人事」の一部であり、労務を強固にすることより、経営を前に進めることができると確信しています。労務が整っていると、企業の経営はダイナミックなチャレンジができるのです。
経済観点の話をすると、現在 日本は「失われた20年」と嘆かれており、GDP(国内総生産)は他国と比較して成長率が劣っています。GDPのTop 20ヶ国の中で、日本の成長率は最下位である実態があります。Adjust HRは現状の日本を成長させるために「労務」という観点において、貢献ができると本気で信じています。そのためには、日本企業に労務の重要性を気づいてもらう必要があり、日々邁進をしております。
◆労務が大事である理由
人事領域(採用・人事組織)と比較して、労務は唯一「法律」が存在します。もし仮に不正解な運用をしてしまうと、罰則を受けてしまう領域になります。
企業経営で最も大事なのは「倫理観」だと思っています。
仮に企業理念・事業内容・職務内容・福利厚生が整っていたとしても、倫理観がなければ会社として人として信頼することができません。そもそも倫理観がない企業の方が少ないかもしれませんが、労務における法律を破ることは倫理観がないのと同様です。企業が存在するための土台の中の土台が倫理領域となり、労務になります。労務は非常に大事な領域だと感じています。
◆「個人」の幸せよりも「社会」「会社」「グループ」の幸せを最大化するために
Adjust HR 代表の中野は、学生時代に臨床心理を専攻しており、臨床心理のカウンセラーになりたいと思っていました。ただ、臨床心理は「待ち」であることが多く、自ら主体的に個人/社会を幸せにすることが難しいと感じていました。
また、臨床心理は「個人」に相対する役割となりますが、個人を幸せにし続けたとしても、その個人が所属する「団体(会社/グループ)」が幸せでないと、結局個人の幸せにはならないと感じていました。そのため、「社会」「会社」「グループ」という単位において幸せを最大化する必要性を感じており、それを成し遂げるために「社労士」という立場で組織の幸せを追求しています。
How we do
◆「攻め」が好きな「守備人」が集まる専門集団
労務は守備という一般的なイメージがありますが、これは間違いではないです。
労務は会社においてルールを作ったり、そのルールを遵守してもらうことも仕事の1つです。
しかし、労務=守備とだけ捉えてしまうとAdjustHRが定義する労務とは異なります。
昨今、世の中の移り変わりが速いなか、アグレッシブに知識をアップデートし、取り組んでいく必要があります。営業=攻め、バックオフィス=守りという考えではなく、バックオフィスの全職種において攻めることが重要です。労務がアグレッシブな姿勢を持てていないと会社が成長することを阻害してしまうとAdjustHRは本気で思っています。
◆「努力」が最も実を結ぶ領域が社労士/労務という職域である
世の中に存在する仕事の中で「正解」が明瞭に存在するのが「士業」と言われる領域です。士業には、税理士、弁理士、弁護士、そして社労士などが存在します。
本記事をご覧いただいている方々は、さまざまなバックグラウンドをお持ちかと思います。例えば、営業、コンサルティング、販売、マーケティングなど多岐に渡るかと予想しています。
皆さま、これまでの社会人における経験を振り返ってみていただければと思うのですが、
前述したさまざまな業務領域には「ノウハウ」は存在しているかと思います。ノウハウは会社に帰属しているもの、個人に帰属しているものがあるかと思いますが、そのマニュアル通りに業務を行っているのにもかかわらず、高い成果が得られなかったご経験をお持ちではないでしょうか?
「頑張ったのに結果が出なかった」
「努力したのに、隣のメンバーのほうが成果が出た」
など、頑張った分だけ比例して成果が出ない仕事ばかりだと思います。ただ、なぜこれが発生するかというと「法律がなく正解が存在しない」からです。高校/大学入試の試験で正当な評価/順位が出る理由は「正解が存在している」からなのです。
社労士/労務の領域は法律、つまり「正解」が存在しています。その正解をコツコツ覚えることによって、その正解を顧客に提供することによって、成果が出る仕事になる。
そのため、最も「努力」が実を結ぶ仕事であり、コツコツ業務を行なっていく方にとっては天職と言えるかもしれません。
◆代表中野以外は全員未経験
AdjustHRは、一般的な社労士事務所とは異なった思想・仕事内容になります。
社労士の経験や、労務の経験があると、その染み付いた経験に足を引っ張られてしまい、
AdjustHRが理想とする社労士の成長の足枷になってしまうのではないかと考えています。
一方で未経験の状態でジョインしていただいた方が、固定概念がないため、AdjustHRで活躍いただける社員が多いです。