4月、今年もLiberaware(リベラウェア)には個性豊かな5名の新卒メンバーが私たちの仲間に加わりました。
入社早々、彼らに課されたのは「業務時間の20%」と「予算10万円」を自由に使って、社会を安全にするためのプロダクトをゼロから開発するというミッション。
単なるモノづくり研修ではありません。これは、企画・承認・調達・開発・報告という「ビジネスの全工程」を自分たちだけで回して、最後には経営陣へ向けてプレゼンもあり、そこで認められれば会社全体を巻き込むプロジェクトに発展する可能性も秘めた真剣勝負のプロジェクトです。
今回は波乱の予感が漂う(!?)キックオフの様子をレポートします!
1. 「26新卒」はどんな5人?
今年のルーキーたちは、とにかく「前のめり」。
自作のドローンを持ってきていたり、技術職、営業職とバックグラウンドは様々ですが、共通しているのは「自分たちの手で社会をより良くしたい」という純粋な熱意です。
キックオフでは、
「自分たちが今扱っている技術を、どう社会実装すれば人助けになるか」
「10万円という限られた予算で、いかに価値を最大化させるか」
といった議論が初日から白熱。会議室の予約方法に戸惑うような初々しさを見せつつも、プロジェクトの核心に触れる質問が飛び交う、非常に頼もしい世代です。
2. ミッション:誰もが安全な社会を実現する「動くモノ」を作れ
今回の研修テーマは「コンセプトに沿った『働くロボット(動くモノ)』の設計・開発」。
会社から与えられるのは、予算と「誰もが安全な社会をつくる」というLiberawareのMissionだけです。
「何を作るか?」「誰がリーダーをやるか?」「どうやってスケジュールを管理するか?」
これらに対し、会社側(講師)は一切の指示を出しません。
5人は、自分たちで役割を決め、時には部署の垣根を超えて社内のエキスパートに助言を求めながら進めていくことになります。
3. 「完璧な設計図より、1回の実験を。」技術のプロが語るモノづくりの真髄
現在「鉄道ドローンプロジェクト」を牽引する技術開発部の社員によるメンタリングセッションでは、「技術で社会の解像度を上げるLiberawareにおいて、どう「技術」と向き合うべきか。」といったアドバイスがありました。
■ 「MVP(実用最小限の製品)」で仮説を爆速で回せ
「最初から100点満点のロボットを作る必要はない。大切なのは、いかに早く、安く、自分たちのアイデアを形にして検証できるかだ」
特に強調されたのは、MVP(Minimum Viable Product)という考え方。
何十時間もかけて完璧なCADデータを作る前に、まずは身近な素材でプロトタイプを作り、動かしてみる。そこで得た「失敗」というデータこそが、技術を進化させる最短ルートなんです。
■ 技術オタクであれ。でも、視点は「ビジネス」に置く
「技術が好きなら、とことん突き詰めてほしい。でも、Liberawareのプロフェッショナルとして忘れてはいけないのは、その技術が『誰の、何の課題を解決するのか』という視点」
その他のセッションでは、リーンキャンバスを用いた事業モデルの構築や、ピーター・ティールの『ゼロ・トゥ・ワン』を引用した「賛否両論あるような新しいアイデア」への挑戦についても触れられ、「10万円の予算をどう使えば、社会に価値を作れるか?」この問いに対して新卒メンバーは実際に触れていくことになります。
4. これから始まる「3ヶ月間の挑戦」
これから6月末の最終プレゼンに向けて、彼らの試行錯誤の日々が始まります。
配属先の通常業務をこなしながら、並行してプロジェクトを動かすのは決して簡単ではありません。
しかし、この「正解のない問い」に挑むプロセスこそが、彼らを一流のプロフェッショナルへと成長させるそんな実践研修が始まります!
編集後記
果たして、10万円でどんな「未来」が形になるのか?
チーム内で衝突はあるのか? 予算は足りるのか?(笑)
このプロジェクトの軌跡は、今後も定期的にストーリーで追いかけていきます!
どうぞお楽しみに!