【社員インタビュー】教員志望から生命保険会社、そしてIT業界へ。多様な経験を糧に成長し続けるエンジニアのキャリア | エンジニアブログ
「頭の中で思い描いたことを実現できた瞬間が何よりもやりがい」そう語るのは教育学部出身から未経験でBREXA Technology(以下、BREXA Tech)のエンジニアに転身した桑田さん。現在...
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「実務経験がない中で、どのようにエンジニアとして活躍していけるのだろう」
エンジニアへの就職を考える方なら、誰もが抱く不安ではないでしょうか。今回は、新卒でBREXA Technology(以下、BREXA Tech)に入社し、エンジニアとして活躍中の笹岡さんに学生時代から現在までのキャリアについて詳しく伺いました。
「どんな仕事でもやらせてください」という前向きな姿勢で業務に取り組み、3年間で3つのプロジェクトを経験してきた笹岡さん。彼のリアルな体験から、エンジニアを目指す若手読者へのリアルなメッセージをお届けします。
笹岡さん / エンジニア / インテグレーション事業本部・プロフェッショナルサービス2部 九州製造エンジニアリング課
公立諏訪東京理科大学の情報応用工学科を卒業後、2023年4月にBREXA Techに入社。現在は半導体工場の自動搬送システム開発に携わる。学生時代に学んだデータサイエンスの知識をベースに、実務でプログラミングやデータベースの技術を習得中。趣味は楽曲制作と料理。作曲活動についてはSNSでも発信中。
情報応用工学科でプログラミングや情報に関わる幅広い分野を学びました。プログラムを組むだけでなく、マネジメントなども含め、多角的な視点を養える学科でしたね。
卒業研究ではデータサイエンスの分野で「生活習慣病と精神疾患の関連性」をテーマに論文執筆を行いました。研究テーマには私自身の体験が大きく関わっています。実は、3年次に体調を崩し、授業に出席することが難しくなってしまって。
だからこそ、卒業研究では研究対象者に深い共感を持って取り組むことができました。研究自体も全国の病院から集めたビッグデータをスーパーコンピュータで解析するなど、結構大掛かりなもので、今後の仕事にもつながるいい経験が積めたと考えています。
4年弱学んできた中でも、まだまだ学びが足りないと感じていたので、エンジニアとして働きながらも学び続けられる環境を第一に考えていました。また、やはり20代のうちは貯金も少なく経済的な余裕がないと思っていたので、福利厚生が充実していることも重視していました。
自分の軸に照らしてみると、家賃補助や社内の学習制度など、会社の制度が充実しており、「働きながら学ぶ」という希望がしっかり叶えられると感じました。安心して働ける基盤がある点も、大きな魅力でした。
とはいえ、最終的な決め手になったのは「働きやすさ」です。面接では、終始丁寧でオープンなコミュニケーションが印象的で、風通しの良さを感じました。実際に入社してみてもその印象に違いはなく、率直なコミュニケーションが自然に交わせる環境があることに、あらためて魅力を感じています。
入社後は、プログラミングの基礎知識やC言語、C#言語などについて学ぶ研修に参加しました。その後は千葉県にて新入社員が一同に会する、約1ヶ月に渡る合宿研修も行われました。
その後、熊本でのプロジェクトに配属され、5月初旬から10月までは現地にてオンライン研修を受講しました。もともと、「成長できる環境であれば全国どこに配属されてもいい」と会社には伝えていたので、新天地でのスタートにワクワクしていましたね。
配属後も先輩方が半導体関連の業務知識を丁寧に教えてくれ、教育面では非常に恵まれていたと思います。
最初のプロジェクトでは、使用するアプリケーションについて丁寧に指導を受け、実際にアプリケーションを動かしながら、スモールステップで学びました。ある程度理解できるようになってからは、自分で進めながら、わからない部分があれば質問するというスタイルに変わっていきました。
現在3年目ですが、まだ学ぶことが尽きないので、わからないことがあれば積極的に質問しています。基礎的な質問は主に教育担当の先輩にしていますが、それ以外のメンバーにも気軽に相談できる空気感がありがたいですね。
これまでに3つのプロジェクトを経験しました。最初は半導体工場で使用される装置の部品管理システムの改良でした。PostgreSQLからSQL Serverへのデータベース移行作業に携わり、お客さまへのデータ移行方法の提案資料作成や、アプリケーションのソースコード変更を行いました。
2つ目のプロジェクトも別のお客さま先でのデータベース移行案件です。工場の稼働を止めないよう、データを段階的に移行する必要があり、新旧両方のデータベースに情報を保存するための中間アプリケーションを開発しました。初めてVBScriptという言語を使用し、不安な点もありましたが、「言語が変わっても基本的な考え方は変わらない」という先輩からのアドバイスをもとに乗り越えましたね。
現在の3つ目のプロジェクトでは、半導体工場の自動搬送システム開発に取り組んでいます。半導体材料のウエハーを工場内で自動搬送するシステムのアプリケーション開発に携わっており、1つ目のプロジェクトと同じC#を使用しています。
そうですね、2つ目のプロジェクトは使用言語だけでなくチーム編成も違っていたので、周りの雰囲気をつかむのにも時間がかかりました。でも、経験が浅いうちから多様な環境で働く経験ができたことは貴重でしたね。
現在のプロジェクトでは、お客さまからの問い合わせ対応も任されるようになってきて。半導体の自動搬送システムに関する不具合や改善要望への対応は、大規模なアプリケーションの全体像を把握する必要があり、正直難しさを感じています。先輩のサポートを受けながら対応していますが、将来的には一人で対応できるよう日々学び続けています。
自分が開発したシステムが正常に動作することを確認できたときは、やはり達成感があってうれしいですね。多くのエンジニアが感じる「ものづくりの楽しさ」を味わっています。
また、3年目に入って、エンジニアとしての技術以外のビジネススキルも身についてきたと実感できることもやりがいの一つです。
たとえば、学生時代にはあまり意識してこなかったスケジュール管理能力です。プロジェクトの中では、これまで立てたことのないくらい長期的なスケジュールを立てる必要があり、最初のうちは現実的でないスケジュールを組んでしまうことがありました。でも、先輩から「目安の2倍など、時間を多めに取っておいて、作業が早く片付いたら余った分をスケジュール管理に充てればいいよ。」とアドバイスを受け、余裕を持った計画を立てられるようになりました。
私が大切にしているのは、どんなに小さな仕事でも「やらせてください」と積極的に取り組む姿勢です。学ぶべきことが多いと認識しているからこそ、どんな業務も成長の機会と捉えているんです。この姿勢が一緒に働く人たちからの信頼を得ることにつながり、新しい仕事を任せてもらえるチャンスを広げていると感じています。
最大の魅力はやはり風通しの良い職場環境です。上司も柔軟な考え方を持っていて、一人ひとりの事情によって在宅勤務も柔軟に認められますし、急な予定変更にもできる限り理解を示してくれます。
また、会議では若手であっても意見をしっかり聞いてもらえます。自分の意見を率直に伝える姿勢そのものが評価されるカルチャーなので、上司や先輩とも話しやすい雰囲気があるんです。
私自身「もっと学んで成長したい」と希望を伝えたからこそ、希望を汲んで、段階的にスキルアップしやすいプロジェクトに配属されました。
将来的には、MES(Manufacturing Execution System:製造実行システム)の構築を一人でプロデュースできるエンジニアを目指しています。お客さまとの要件定義の段階から、効率化に向けた提案ができるようになることが目標です。
そのために、半導体に関する業務知識やプログラミング、システム開発に関する知識をさらに深めていきたいと考えています。現在は一部の工程に関わるかたちですが、将来的には上流から下流までを一貫してリードできるような存在になりたいですね。
BREXA Techでは、自分のペースで成長できる環境が整っています。未経験分野があっても、先輩方が丁寧に教えてくれますし、質問しやすい雰囲気があります。
私は趣味で楽曲制作に取り組んでいますが、趣味を気兼ねなく続けられるのも、無理なく働けているからです。生活リズムに配慮し、リラックスして仕事ができる環境があるからこそ、終業後の趣味の時間も充実しています。
エンジニアとしての技術を磨きながら、プライベートも大切にできる。そんなバランスの取れた働き方ができるのが、BREXA Techの魅力です。ぜひ、一緒に成長していける仲間が増えることを楽しみにしています。
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