株式会社マーケティング・エッセンシャルズの代表をさせていただいております栃本常善です。
少し近況報告と最近の気づきをシェアしたいと思います。
私はもう5年前から愛知中小企業家同友会の第二青年同友会という地区に所属をしており、30代の若手経営者の方達と一緒に経営を学んでいます。
今期から「室長」という11名のグループ長をさせていただいております。
この室長という役はまさに、自分の会社の組織とほぼ同じグループサイズ(今12名のスタッフがいる)であるため、うまい具合に組織運営の模擬体験の機会になっています。
そこで感じるのが、本当にみんなを巻き込むのって難しいなーと思います。
これは、会社でも同じで、社長一人がやる気になって、ひとりで頑張っていても、スタッフは全然楽しくないし、やる気にもなりません。
なのに、社長はいつも「社員が主体性を持ってくれない」「社員のモチベーションが低い」と言って、あたかも社員が悪いみたいに言いますが、そんなことはありません。
社長のリーダーシップが足りないだけです。
リーダーシップとは、巻き込み力、影響力です。
どれだけ、身の回りの人間に影響を与え、彼らを動機付けできるか、活気を与えられるか、なのです。
私もまだまだですので、同友会の室運営、会社経営にてそんなことを日々学んでいますが、コロナに入ってから特に経営者の人間力が問われていると私は感じています。
ここで私が言っているその人間力とは何か?というと、いかに身近な人に弱音を吐けるか?だと私は考えています。
エヴァンゲリオンのキャラクターがなぜ魅力か?というと、何かが欠けているから、です。(ちなみに、シンエヴァ2回も見に行きましたw)
人間は、不完全だから、魅力だし、尊いのです。
で、経営者も不完全だし、むしろ未熟なことが多いから、経営者になっているとすら思います。
だから、経営者という立場になり、責任を負う、リスクを背負う立場になり、人間的な未熟さを補うために、成長の機会を与えられているんだなと思うのです。
だから、本当に成長するには、まずその未熟さ、不完全であることを自らが認めることがその第一歩になる。
そして、身近な人に弱音を吐けるほどの人間的な器を持ち合わせられれば、結果として、その経営者のリーダーシップは自然と発揮されるようになるのではないか?と最近私は考察しています。
あなたはどう考えますか?
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。