芦北町では、進行する少子高齢化に伴い子育て支援事業を強化し「地域で支えあい だれもが安心して 子育てできるまち あしきた」をスローガンに子育てしやすい町を目指しています。今回は、芦北町で4つの目標を軸に実施されている子育て支援の取り組みの中から3つ目の目標である「教育・保育サービスの充実」をテーマにご紹介します。全4回の紹介を予定していますので、ぜひ芦北町役場Wantedlyをフォローして情報をチェックしてください。
①保育士等の確保の推進
保育のニーズに応えるため、県や保育所等と連携を図りながら新たな保育士等の確保に努めています。また、保育補助者(保育士をサポートして、子どもたちの世話や保育を円滑に進めるための環境を整える)の雇用強化事業を実施し、人材の確保に努めています。
②福祉と教育の連携の推進
小学校に進学する児童が、保育所での「育ち」と小学校の「学び」でギャップを感じにくいよう、保育所等と小学校が連携し子供達への研修を実施しております。環境が変わることによるストレスを極力減らし、安心して学ぶことができるよう、今後も連携を推進します。
③確かな学力の育成
小学校・中学校・高等学校では一人ひとりに応じたきめ細やかな指導とともに、ICT機器を活用した学習を行っています。ICT機器の活用により学習意欲や関心を高め、学力の向上を図っています。
<生徒がICT機器を活用した取り組みを自主的に行っている例>
芦北高校 クリエイティ部活動
高校の部活で、クリエイティ部を発足。ITに関わる動画編集や、ゲーム制作。また社会人との交流会など 様々な取り組みを実施している。参考(芦北高校クリエイティ部月刊)
④支援体制の充実
特別な支援を必要としている児童や生徒に対応するため、各小中学校に特別支援教育支援員を派遣しています。また、不登校の早期解消と防止のために各中学校には不登校対策支援もを配置しています。今後も継続して実施しながら、関係各所と連携して支援体制の充実を図ります。
⑤職場における子育て意識の啓発
子育てをする上で重要になる労働時間や就労形態などに関する制度の情報提供を充実し、各種制度の周知を行っています。事業所の意識向上を図り、保護者が子育てに参加しやすいように育児休業の取得しやすい職場環境や多様な勤務形態の実現などを促進しています。
⑥男女の協力による子育ての推進
男女が共同で育児や家事に参画することを促進するために、家庭や地域、職場において、家庭的責任を男女が共に担うよう啓発活動に努めています。今後もあらゆる機会を通じて啓発活動を行い、男女の協力を促進します。
【「芦北町子ども・子育て支援事業計画」とは】
すべての子どもが健やかに育ち、また安心して子どもを産み育てることができるよう、令和2年3月に「第2期芦北町子ども・子育て支援事業計画」を策定しました。少子高齢化が進む現代において、女性の社会進出に伴う共働き世帯の増加や核家族化などにより、子育てに対する不安や孤独感を感じる保護者は少なくありません。次代を担う子どもたちを守り育てることは、子ども自身や各家庭のみならず地域全体にとっても重要なことです。そのため、家庭や地域、社会全体が互いに協力し、子育て支援に取り組むことができる社会を目指すため、「第2期芦北町子ども・子育て支援事業計画」の基本理念を「地域で支えあい だれもが安心して 子育てできるまち あしきた」と定め、この基本理念を実現するために次の4つの基本目標を掲げ、計画を推進しています。
1.子育て支援体制の充実
2.相談体制の充実
3.教育・保育サービスの充実
4.子どもの健やかな成長を支える環境の充実
【「教育・保育サービスの充実」について】
「教育・保育サービスの充実」では、次の5つを実現する取り組みを目指しています。
(1)教育・保育サービスの充実
(2)取り組み
(3)教育・保育サービスの充実
(4)教育環境の充実
(5)仕事と子育ての両立支援の充実
本記事に関するお問い合わせ先
芦北町 福祉課
〒869-5498
熊本県葦北郡芦北町大字芦北2015
電 話:0966-82-2511(代表)
※②に関してのみ芦北町教育委員会 スポーツ・文化振興課 生涯学習係(0966-87-1171)