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【加藤 裕也】仕事だけど仕事じゃない。「面白いものを見たい」が原動力


加藤 裕也(かとう ゆうや) 株式会社リコー Fw:D-PT (フォワードPT)
MFPの管理ソフトの開発に携わったのち、2020年7月に現在の部署へ異動。『RICOH PRISM』プロジェクト(「最大化されたチームワークを体験する」ための、映像や音を駆使した空間づくりプロジェクト)においてシステム構築全般を務める。


ーーいま携わっている仕事について教えてください。

加藤:RICOH PRISM空間(約5m四方の部屋で、360°壁に囲まれ壁と床に映像を投影できる)におけるシステム構築全般を担当しています。

メインで担当している部分だと、5面への映像投影システムの作成です。そこから派生して、位置情報取得用センサーが空間内でうまく動くようなシステム構築も私の担当範囲です。

システム全体を設計構築しつつ、細かい部分でも自分で作れる所は作る。他の人が作ったほうが良いと思う部分はイメージだけを伝えてお任せする。そういった形で進めています。

始まりは『中堅エンジニア研修』

ーープロジェクトへの参加きっかけは社内研修だったとお聞きしました。どういった研修だったのでしょうか?

加藤:「中堅エンジニア研修」というマルチエンジニアの育成を目的とした、任意参加の研修です。入社5年目以降を対象にした研修だったのですが、縁があって私は入社4年目で参加させていただきました。

ーー参加任意の研修に参加された背景として、当時の仕事に不満があったのでしょうか?

加藤:いいえ、そういう訳ではありません。入社してから毎年少しづつ担当業務が変わっており、特に不満も持たずに仕事に取り組めていました。

でも、4年目に入ったタイミングで担当業務が変わりはしたんですが、これまでに比べると大きな変化ではなかったんです。「ずっとこの部署に居るとしたら、少しづつ変化がなくなってくのかな」と思うと、漠然としたモヤモヤがありました。

そんな時に研修の存在を知ったので、「なんか面白そう」というくらいの気持ちで参加しました。



ーー研修では何をしたのでしょうか?

加藤:スマホで遊べるAR(Augmented Reality、拡張現実)技術を用いた卓球ゲームを作りました。

ARに関するSDK(ソフトウェア開発キット)がどんどんアップデートされていた時期で、2ヶ月もあれば何かが変わっていくような世界。ネットにある情報を拾ってくるだけでも簡単な機能であれば実装できて、凄く面白かったですね。逆に、調べても簡単にはわからないこともあって、それを解決していくのも楽しかったです。

研修を通して大学生の頃に考えていたアイデアを出したりして、自分のやりたい事の輪郭が少しだけ見えた気がしました。新しく見つけたというよりは、思い出したような感覚でしたが。

ちなみに輪郭と言っても本当に朧気なもので、「これはやりたい、これはやりたくない、が少しわかってきた」という程度のものでした。

ーーそこからどのようにプロジェクト参加に繋がったんですか?

加藤:研修のチームメンバーだった方から、RICOH PRISMの開発に誘われました。この出逢いがプロジェクト参加のきっかけですね。

ーーRICOH PRISMの第一印象はいかがでしたか?

加藤:正直に言うと、第一印象は「怖い」です。良くも悪くもリコーらしくないプロジェクトだったので、どうなるかわからない恐怖がありましたね。

加えて参加の方法にも不安がありました。当時運用開始されたばかりの社内副業制度を利用したのですが、社内の認知度はほとんどない状態でした。そんな中で上司に「社内副業制度を利用して参加したい」と相談するのにも戸惑いはありましたね。

ーーとはいえ参加したのには何かきっかけがあったのでしょうか?

加藤:コンセプトを聞いた時に、すごく興味のある分野だしやってみたいと思いました。それに当時の周りの様子も踏まえると、こんなチャンスもうないかも知れないと思ったんです。最終的には「まだ若いしなんとかなる!やってみよう!」と勢いで決めました。



足りない部分は互いに埋め合う

ーー今のチームの良いところはどんな所だと思われますか?

加藤:全員にモチベーションがある所ですね。もちろんこのプロジェクトに関わった時点でやりたいことがあるんだとは思いますが、当初のモチベーションを保ち続けているというのが凄いです。

ーー逆にチームに足りないところはありますか?

加藤:正直やる気以外は足りてないような気がしますね...。でも、各メンバーで言えばもちろん得手不得手はありますが、色んな人が居る事で誰かが穴を埋めてくれている。

社内副業で参加してくれた方で、本当はモノづくりがしたかったけどマネジメントに回ってくれたという方も居ました。そういう風に互いに足りない部分を埋め合って、上手くやれている気がします。

そういう意味ではまとめる人が足りないのかも知れませんね。もちろんそういった管理体制を作る事が良いか悪いかというのはありますが。でも今のところは、そういう役割が必要な時は誰かが動いてくれそうな気がします。

ーー加藤さんのやる気はどこから来るのでしょうか?

加藤:私個人で言えば、この仕事を半分仕事と思ってない所があります。プロジェクションマッピングとかは大学の時からやってみたいと思っていた事で、今はそれが出来る有り難い環境に居る。この期を逃すと社内に居たらまた出来るかはわからないので、「出来るうちにやろう」っていう感覚です。

結局は自分が好きな事をしてるんですよね。だから頑張れるんだと思います。



造り手は誰でも良い。「面白いものを見たい」

ーー最後に、加藤さんがRICOH PRISMを通して達成したい事を教えてください。

加藤:ざっくりしてしまうんですが、面白いものを見たいんです。

「面白いもの」は笑えるとかだけじゃなくって、綺麗なものだったり色々ありますが、とにかく私が面白いと思えるもの。

RICOH PRISMという空間を自分が使いたいという想いももちろんあります。でもそれだけじゃなくて、RICOH PRISMを使ってくれた人が生み出すもので面白いものを見たい。「面白いものを見たい」という気持ちに対して、その造り手が自分か他人かという点にはあまり興味がないんです。

なので、自分でも面白いものを作りたいし、それを使って誰かが面白いものを作ってくれたら嬉しい。そんな感じです。

ーーその目標達成に向けて、どんな人材を目指していますか?

加藤:エレキもソフトもハードも、一通りの事は1人で出来るエンジニアになりたいと思っています。これはこのプロジェクトに参加する前から思っている事です。

自分でなんでも出来れば「こういうものを作りたい」って思った時に、1人で実現できますよね。もちろん「得意な人を集めてモノを作る」という方法もあるんですが、1人で出来た方が早いので。

結局私のやっている事や目指しているものは全部、「面白いものが見たい」に繋がっているような気がします。

こんな事を言いながら、まだ先の事はそこまで考えられていません。「自分はなんでも出来るぞ」という事が余裕に繋がれば良いなと、それくらいで考えています。


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