1
/
5

【アガルート創業メンバーインタビューVol.1後編】社員の本音を引き出して、経営に反映させることが仕事【取締役 岩瀬】

こんにちは!

アガルート広報の安藤です。

さて、本日は「創業メンバーインタビュー(岩瀬)」の後編です。

アガルート創業時の驚きのエピソードや、アガルートメンバーについて語ってもらいました!

前編はコチラ↓

【アガルート創業メンバーインタビューVol.1】「勝手にやってください。わたしは学者になります」と言った日から、アガルートを立ち上げるまでのはなし。【取締役 岩瀬】 | 株式会社アガルート
こんにちは!アガルート広報の安藤です。 クリスマスも終わり、「もう少し寝るとお正月~🎍」と浮かれている今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか? さて、本日より「創業メンバーインタビュー」の連載を開始いたします。 トップバッターは取締役の岩瀬! 代表の岩崎に口説かれた時に「絶対ヤダ」と思ったところから、なぜ立ち上げるまでに至ったのか、語ってもらいました! - 現在の仕事について教えてください。
https://www.wantedly.com/companies/company_4804130/post_articles/192878




夢もいっぱい、課題もいっぱい。これがベンチャーの醍醐味。

— アガルートを設立して、大変だったことを教えてください。

最初の頃はなにもかも大変でしたね(笑)

司法試験の受験対策向けテキストを作り受講生に送ること、講義を収録してインターネット上で配信すること、コンテンツそのものを販売してマネタイズすることは決めていましたが、それ以外は何も決まってない状態から、よーいどんです。

テキストを作って送るって言ったけど、原稿を書くこと以外は何も知らない。どうやって印刷するんだっけ?、製本ってどうやってやるんだっけ?、製本された商品はどこに保管するんだっけ?、誰が送ってくれるんだっけ?、そもそも、Wordで原稿を作っていいんだっけ?みたいな。

システム周りも同じで、注文はどうやって受けるのか、どうやって取りまとめるのか、インターネットでの配信ってどうすればいいのか、などなど。

アガルートは外部資本が入ってませんし、創業して3~4年くらいは借入れもしていなかったので、お金はないし、教えてくれる人もいないしという状況でした。

法律しか知らない世間知らずな人間が数人集まって、ああでもないこうでもないと。本当に基本的なことから一つ一つ調べて、考えて、決めて、実行して作り上げていきました。


— 特に苦労したことを教えて下さい。

社内の業務フローを考えたり試行錯誤すること自体は、全然苦にならなかったです。着実に前に進んでいるという実感もありましたし、間違っていても改善すればいいだけでしたので。

なんといっても苦労したのは、対外折衝ですね。予備校は、単純な商売ですが、それでも、紙の卸業者やLMSのシステム会社等、取引したい業者さんは結構あります。それで、片っ端から連絡して会って話を聞こうとするんですけど、メールは無視されるわ、営業さんが音信不通になるわで。

当時はHPもなく、本社もワンフロアに机を4つ並べた程度だったので、「これ、実在する会社なの?」って思われたと思います。

私も今の立場で当時のアガルートから連絡もらったら「危ないから止めよう」って思いますもん(笑)

たまたま親身になって話を聞いてくれる営業さんが見つかり、なんとかサービスインまで持っていけましたけど、もう二度と同じ経験はしたくないですね(笑)


— 人の部分で大変だったことはありませんか?スタートアップあるあるだと、一斉離職とか…

そういうのはないですね。創業から合計40~50人くらい採用してますが、離職者は6年で10人もいないはずです。

アガルートは離職者が少ないので、よく秘訣を聞かれるんですが、特別なツールは使ってないし、ユニークな仕組みも取り入れていません。

定期的に社員と向き合って本音を引き出し悩みを共有すること、要望に応えてあげられるものはできるだけ早くやってあげる、要望に応えられない場合は、はぐらかさずにその旨を理由も含めてはっきりと伝える。

こういったことをサボらずに地道に継続してやっているだけです。でも、こうやって、人対人の対等な会話が成立している限りは、人って納得できるっていうか、自分の中で折り合いをつけられるんだと思います。

アガルートがさらに大きくなって、我々経営陣で、毎月の1on1をさばけなくなったら分からないですが、今くらいの規模であれば、会社と喧嘩して離職する人はほとんど出てこないと思います。


— 5年間でここまで大きくなれた理由は、なんだと思いますか?

うーん。たしかに、「すごいですね」って言われることもあるんですが、正直、「大きくなった」という認識はあまりないです。むしろ、「なかなか前に進まないな~」と普段から思っているので、大きくなれたという認識もないし、その理由を考えたこともないですね。


— アガルートにはどういうメンバーが多いですか?

東北人みたいな人が多いです。職人気質で真面目。とっつきにくいけど、本当はめっちゃ優しくって親切な人。

東北の皆様、ごめんなさい。私の父も東北人なので、そのイメージがあるだけかも(笑)。

経営者として、社員には恵まれたと素直に思います。


— アガルートの一番の強みを教えてください

技術力と粘り強さですかね。

アガルートは、創業当時から、何でも自分でやって自分のものにするという会社なので、独学でどんどん技術を高めていっています。本にもネットにも載っていないアガルート独自のノウハウもたくさんあります。

諦めずに粘り強く戦うから、そういうノウハウが貯まっていったわけです。


— 今のアガルートの課題はなんだと思いますか?

もちろん、たくさんあります。システムの知見はほとんどありませんし、BtoCメインで伸ばしてきたので、BtoBでの人脈やビジネスノウハウもありません。人もまだまだ足りないですしね。

ベンチャー企業なんて、課題じゃないものの方が少ないんじゃないでしょうか。


— アガルートでやりたいことはありますか?

もちろん、これもたくさんあります。夢もいっぱい、課題もいっぱい。これがベンチャーの醍醐味ではないでしょうか。

私個人で言えば、今でも一部導入していますが、店舗系ビジネスを本格的にやってみたいです。O2Oが双方向だと認識されて久しいですが、その恩恵を受けられるほど、オフラインをきちんと掘り下げられていないので、そこを開拓していきたいですね。


— 今採用を強化していますが、どんな人と一緒に働きたいですか?

まさに「『夢もいっぱい、課題もいっぱい』の状態って最高だよね。一個ずつ課題を潰して夢を実現してやっから、全部まとめて持ってこい!」というテンションの人、大歓迎です。

豪快に裁量と機会を与えますんで、豪快に楽しんで欲しいです。

どう本音を引き出すか、それが仕事だと思っています。

— 日常の癒しを教えてください。

ありきたりですけど、5歳と2歳の2人の子どもです。ふたりとも絵に描いたような子どもで、素直で無邪気でかわいいんです。共働きなので、バリバリ家事も子育てもやってますよ。


— 家事の分担ってどうされてるんですか?

朝はわたしで、夜は妻という分担です。

朝ごはんを作り、子どもを起こして食べさせる、子どもが食べている間に、洗濯物を畳み、洗い物をし、保育園に連れていく、までがわたしの役目です。逆に、夜は遅い日も多いので、ほとんど任せてしまっています。早く帰った日や休日には、子どもをお風呂に入れたり、食事を用意したりもしますけど。


— アガルートと弁護士と家庭…大変じゃないですか?

大変ですけど、じっとしていられない質なので、このくらいでいいのかなと思ってます。もう少し子どもと遊んであげたいなというのはありますけど。


— 岩瀬さんここまでのお話だと完璧すぎるのですが、苦手なことってありますか?

いっぱいありますよ。身だしなみに気を使えないところとか?

服とかも自分で買わないし。。このYシャツも5個1万円のものを妻が買ったやつです(笑)

髪の毛を切るタイミングも、代表の岩崎に「いい加減切りなよ。」って言われて渋々切りにいくっていうね。なかなか切らないので、ビフォーアフターが激しくなり、社員にニヤニヤされて、いじられるので、余計に散髪が億劫になるという悪循環に陥ってます(笑)

— 少し安心しました(笑)では最後に、仕事をする中で心がけていることを教えてください。

あえて空気を読まないというか、「こういうこと聞いていいのかな?」っていうことを聞くように意識しています。うやむやにはしない。

社員との1on1や、採用面接時は特にそうだし、日々の社員とのコミュニケーションにおいてもそう。常にどう本音を引き出すかを意識していますし、それが自分の仕事だと思っています。弁護士の仕事と同じですね。

アガルートが大きくなっていっても、できるだけ社員の本音を引き出して、経営に反映させたいと思っています。

ありがとうございました!!!!

次の創業メンバーインタビューは誰になるでしょうか…!?

お楽しみに🌟

Invitation from 株式会社アガルート
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社アガルート's job postings
4 Likes
4 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 安藤のこ's Story
Let 安藤のこ's company know you're interested in their content