「WEB開発の経験が少ないので、経験が浅くても入社できるIT開発会社が見当たらない」
その様なお考えの方、弊社にお任せ下さい。
今回は、組み込みエンジニアからWEB開発エンジニアに転職した竹内さんを紹介します。
現在の道を歩みだすまで
自己紹介
工学系の大学院を卒業後、派遣社員として組み込み・制御エンジニアの業務に携わっていました。現場を渡り歩くうちに行き詰まりを感じて、コロナワークスへ入社しました。趣味はスポーツ観戦です。野球もサッカーも大好きですし、たまにですが大相撲も観に行きます。放送・配信と生観戦は何と言っても迫力が違いますね。
行き詰まりを感じた理由
組み込み・制御系エンジニアが全て同じ様な環境ではないとは思いますが、私の場合、ほとんどの現場ではソフトウェア担当が私1人だけで、周りにプログラム開発経験者が誰も居ないという状況でした。ソフトウェア開発を自分だけで行わなければならず、更に相談できる相手が居ないということで、進んでいる道は正しいのかという疑問が徐々に自分の中で大きくなってきたのです。例えば、ある情報処理の参考書にはソフトウェア開発手法の項目ウォーターフォール開発について説明が掲載されていますが、それをどう活かすかのさえ判りませんでした。また、多種多様な要望を受けていくうちに様々な言語を習得は出来たものの、それだけではこれ以上エンジニアとしては伸びないだろうと考えるようになっていました。この業界に身を置いたままソフトウェアの正しい開発手法を学ぶ機会が無い以上、別の道を目指すべきだと。
この道を選んだ主な理由
組み込み分野ではIoTなど新技術は生まれていますが、古い技術を使用したものがまだまだ多く、それ以上のスピードで新しい技術が次々に生み出されているWEB開発へ興味が向いていました。雑誌やネットなどで情報収集を進めていくうちにWEB技術の進化に興味を持ち、実際の問題に対処する方法を探求したいと思うようになり、この道を選びました。
コロナワークスを選んだ理由
転職を思い立ってから数々の会社に応募しましたが、そのほとんどは書類選考でさえ通らなかったのです。中年で、しかも組み込み一筋で来た人を採用するWEB開発メインの会社が無いのは仕方ないですよね。その中、コロナワークスには応じて頂けて、そして、面接にて社長と話すうちに「ITエンジニアとしての働きがい、生きがいを追究する」「利益を社会に還元する」というコロナワークスの理念に強く共感するようになり、入社を決めました。組み込み系の経歴が長くても、その中にWEB開発としても使えるスキルを見い出せて頂きありがたかったです。資格受験代の補助制度が受けられる点も決め手の一つになりました。後は社長の人柄でしょうかね。これまでの現場では優しさと芯の強さを併せ持った上司の方と巡り会えなかったのです。コロナワークス社内の雰囲気は体育会系とは真逆で、文化系に近いですよ。
異業種から転職してからのギャップ
初めてウォーターフォール開発の経験をして、WEB開発と組み込み開発のギャップに驚き、苦しんだのは鮮明に覚えています。お恥ずかしい話ですが、それまで単体テストという言葉も知らなかったくらいです。基本設計・詳細設計書、テストケース表もガチガチに書いたのは恐らく入社してからですね。ガントチャートやWBSなどで管理して仕事を進めていく手法、Gitでのバージョン管理も経験が薄かったのですが段々と慣れてきました。
手応え
大企業のECサイト・保険料計算などの大規模なシステムやソフトウェアの設計や構築に携わることが出来、それが私の創造性や問題解決能力を最大限に発揮できる分野だと改めて感じました。しかし、慣れない業界だったので人一倍以上に頑張りました。その頑張りを評価して頂けて人生で初めてリーダーという肩書が付き、頑張った分評価して頂ける会社にようやく出会えたと嬉し泣きしましたね、入社して本当に良かったですね。リーダーに就任してからは、後輩に仕事の進め方を教えたり、技術面での相談に乗ったりとマネジメント分野では駆け出しではありますが、手応えを感じ始めています。
取り組み
システムエンジニアとしてのスキルの磨き方
WEB開発で使われるSQLやJavaSciptなど組み込み・制御とは遠いとされる言語には疎かったので、参考書を読んでプログラムを書くことにより身に付けることが出来ました。実際に手を動かさないと本当に覚えることは出来ませんよね。それらの技術を証明するベンダー資格など、これまでチャレンジ出来なかった資格を是非取得していきたいです。そして、私自身プレゼンテーション能力も弱かったので、コロナワークスで月に一度開かれるリモートの定例会(毎月最終金曜日に開催)にて「短い時間でいかに要点をわかり易く発表するか」を意識したプレゼンテーションを行うことにより、その能力も磨いています。
コミュニケーションスキルは本当に大切
大人数で開発を行う訳ですから、よく言われる「報連相」を常に意識しなければ苦労します。判らない点はすぐに聞かないとそれがスケジュールの遅れを招きますし、マネージャー観点では現在のスケジュール度合いを図る一つの手段でもあります。そして、メンバーとの認識合わせでも報連相は必要になるでしょう。後工程でインシデントを引き起こした原因が、それよりも前の工程での認識合わせ不足であったケースはよく耳にしますので。
これからの展望
今後の展望
現在の様にWEB開発の設計や開発に携わりつつ金融系の知識を身に付けながら、リーダーとして後輩を引っ張り育てて行きたいという思いがあります。私は人に教えるのが好きなので、後輩にどんどん知識を教えてあげて、独り立ち出来るくらいのレベルに引っ張りあげたいです。そして、ソフトウェアの技術は日進月歩なので、歩みを止めたらその時点でエンジニアとしては終わりです。コンピュータ雑誌やWEB記事などで新しいソフトウェア技術が採り上げられればその勉強をしています。自分が知らないような新しい技術を習得するのは楽しいですよ。また、解決法をすぐに見いだせる能力、すなわち問題解決能力も鍛えていけたら考えています。WEB業界ではこの問題解決能力を求められる場面が多いですからね。
最後に
コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力が足りないと思われている方、本だけでは身に付きませんので、社内の定例会での発表などで身に付けていきましょう。そして、WEB経験が浅くても、知識を習得し、技術力を磨く意欲が有る方であれば歓迎します。私自身もそうでしたから(笑)。