PARKS・EDGE-Prime Initiative※ による「高校生向けアントレプレナーシップ教育」の取組みの一環として、「総合的探究の時間」の授業の中で、福岡県立小倉高等学校の1年生が、起業について学ぶ時間を持ちました。生徒たちは3班に分かれ、それぞれが異なる視点からレボーンの取締役社長の松岡の起業に至る経緯や事業牽引に関わる考え方について調べ、発表しました。
※PARKSは、スタートアップ・エコシステム拠点都市に選定されている福岡市、北九州市を
モデル都市に、さらに九州・大学発ベンチャー振興会議との密な連携のもと、
アントレプレナーシップ教育から起業支援までを一気通貫で実施するプラットフォーム
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小倉高校とは?
福岡県立小倉高等学校(こくらこうとうがっこう)は、福岡県北九州市に位置する公立高校で、1921年設立。
理系・文系問わず、多様な進学実績を持ち、学業において高い成果を挙げている他、運動部・文化部ともに全国大会や県大会で優れた成果を収める、すごい学校です。特に剣道部は全国大会で優勝、吹奏楽部は全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞するなど、卓越した実績あり。また、海外の姉妹校との交流や留学プログラムを通じて、グローバルな視野を持った人材を育成しているとのこと。地元企業や大学と連携したプログラムを実施し、生徒たちのキャリア教育や実践的な学びを支援しているそうです。
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発表会には、特別ゲストとしてレボーンの松岡が参加し、各班の発表に対して講評、また、生徒からの質問に対して、自らの考えや思いをお話ししました。生徒たちは緊張しながらも、熱心に自分たちの調査結果や疑問に思ったこと知りたいことについてプレゼンテーションし、また、松岡からのフィードバックを受けました。
生徒からの素直な様々な角度からの質問に、「かっこいい答えはできないけど・・・」と言いながらも、本音で答えた松岡さん。
今回のセッションに参加したのは、起業について興味がある生徒。起業についてとても興味はあるが、本音は「怖い」と。起業しても自分の考える事業が成功するのか、それでお金は設けられるのか、失敗しないようにするためにはどうしたらいいのか・・・などなど。
そんな不安に、松岡はこう答えます。
「 起業したいという思いの基に、稼ぐために、人生を成功させるために・・・目的は、いろいろあるけれど、私が今お伝えしたいのは
お金 = 幸せ
ではないということ。
例えば、100億円あれば幸せ? 高い車を買っても、大きな家を買っても、お金は意外と使えない。ものでは満足できない。
本当にそんなお金が必要なのか考えてみて?
単純にお金を稼ぐだけなら、いろいろな方法がある。例えば、極端な話、人をだましてお金を稼ぐこともできる。でも、ここで稼げるのは悪いお金。
ぼくは、大きくなくてもいいから、いいお金を稼ぎたいと思う。
社会のためになることは、いいお金を集め、いい仲間を集める。
社会貢献などという大それたことでなくて、
いいことをやって、いい仲間をあつめて、結果、いいお金が回ってくれば、うれしい。
そんな風に考えている。」
また、生徒からの「起業するうえで、役に立った書籍はありますか?」という質問には、
「 起業した当時は、いろいろな本を読みあさりました。
いわゆるHow to本みたいな本。でもね、今はぜんぜん読んでいない。
今、心に響くのは哲学者の言葉。それに毎日読んでいるのは世界史や日本史の本。過去の出来事がなぜ起こったのか、その時リーダーたちは解決したのか。
過去のすべてが参考になる。
いざ社会に出ると、事業を始めると、小手先のテクニックじゃどうしようもならないことばかり。それに比べ膨大な過去の事例は本当に参考になります。
皆さんも今勉強している世界史や日本史や国語の本でもいい。
教科書を楽しんで読んでください。」
真剣に悩み、何かを掴み取ろうとしている生徒たちからの質問と本音の松岡の返答。
なかなか聞きごたえがある内容なので、続きはまた次回・・・
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今回のアントレプレーナーシップ教育への参画。生徒たちの企業の実態へ理解や将来のキャリア形成へ、少しでも役に立つ機会を提供できていたら、レポーンとしてもとてもうれしく思います。
今後も、レボーンは地域社会との連携を深め、未来のリーダー育成に貢献していきます。
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こんな起業論をもつ社長のいるレボーンに少し興味がわいたあなた。。。ぜひこちらも参考に。
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