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UPBOND創業までのお話|#1-1 代表インタビュー

こんにちは。UPBOND採用担当の田中です。

社内インタビュー第一弾として、代表の水岡に起業を志してからUPBONDができるまでの経験を聞き、記事にしてみました。

今後もより会社の文化を知れるようなストーリーを掲載していく予定です。

国内外での起業に興味ある方、UPBONDができるまでのストーリーに興味ある方は是非読んでみてください!

<プロフィール>

Gin Takashi Mizuoka

東京都出身。高校卒業後、アメリカの大学に進学。その後中国に渡り起業、2社会社を立ち上げたのち、その後帰国。現在もUNDONE JAPAN (カスタマイズウォッチブランド)の共同創設者、Coinbook(ブロックチェーン事業)の最高技術責任者等、スタートアップで複数の事業を展開しながらUPBONDを創業。UPBONDに主軸を置き、現在は代表取締役として毎日全力投球。



あまりサラリーマンになる考えは持ってなかった

-- 早速ですが、元から起業を考えていたのですか?

そうですね。あまりどこかの企業に属するという考えはなかったです。人生をかけてなにか世界にインパクトを残したい、という漠然とした想いがありました。ただ、社会人を意識したときに、最初っから起業を考えていたわけではなく、最初は学生時代はResearcherを目指していたんですよ。笑


-- Researcherから起業は想像つかないですね

当時は核融合や原子工学に興味があったんですよ。無限のエネルギーを作ってみたい!という想いがありまして。それで当時分野最先端だったアメリカに渡ったのですが、Researcherへの道のりが長い。助教授になるために大学に行ってから10年は必要だと感じ、20代の過ごし方をそんな使い方をしていいのか?とアメリカに行ってから考え、Researcherではない方向に物事を考える様になっていきました。もやもやしながら将来のことを考えていたタイミングで東北地方太平洋沖地震が起きました。当時20歳だった僕にはすごく衝撃で、これは日本のためになにかしようと、アメリカ12大学を繋ぎ、プロジェクトをやりました。そのときに人の繋がりや協力することにより生まれる力に感銘を受け、研究者としての人生ではなくビジネスの道に進んでいこうと思いました。


水岡が自身で立ち上げHOPE FOR JAPANプロジェクト。小4〜小6までの3年間を福島で過ごす


-- その後中国へ渡ったと…

そうですね。偶然が重なって中国で仕事できることになったのですが、元々中国での起業に興味があったんです。海外に留学行った方はご存知だと思いますが、留学に来ている人の中で中国人は圧倒的に裕福なんですよ。その状況は僕の学生時代も一緒で、中国の経済的な成長を肌で感じてました。中国に行ってみたい、と思い始めていたときに、MBAに通っている友人が中国在住の社長と仲が良いことを知ったんです。その繋がりで中国に行って仕事ができるようになり、まずはインターンとして中国で仕事をはじめました。もうその時は起業する意思は固まっており、大学も辞めて中国に渡りました。


中国での起業


インターンで入社した会社は商業用不動産のコンサルティングを行っている会社でした。中国では不動産バブルが飽和してきており、ただマンションや賃貸として不動産を運用しても利益が出ない状況になっており、商業的な価値を作った上で利益を出していく方向にシフトして来ていました。時代も追い風の中でいかに面白い施設を作るか、ということを考えるなかで、デジタル化が商業不動産は圧倒的に遅れていることに気付きました。

そしてインターンを1年弱経験したのち、起業しました。

-- 何が一番大変でしたか?

毎日死ぬ気でやってたのでなにが大変だったかは覚えてませんが、未だに記憶に新しいエピソードで言うと、15万円の案件を取るために中国の白酒(50度くらい)のお酒を飲みまくったことは覚えてます。

本当に人との繋がりには恵まれ、日本の大手百貨店の仕事を受注したり、世界有数のスポーツメーカーの店舗デザインの仕事を行うことになりました。その都度問題を起こしながらも皆さんに助けてもらいながら前に進んで行った感じですね。

当時は営業も自分、開発も自分と、何でも行ってました。仕事を受けながらプログラミングを学び、また次の仕事に活かす、といった具合に基本自転車操業でした。

そのあとにデジタル広告事業に力をいれるようになり、どんどん広告領域が伸びてきて、優秀なメンバーもジョインしてきて少しずつ広告事業に注力していくようになりました。そして広告事業が軌道に乗ってきて会社も順調でした。


元々ボランティアに興味があり、中国での起業家時代は定期的に海外のボランティアに参加していた


自分と同じアイディアを持っている人は中国に1000人いると思え

事業も順調な中、新規事業にフルベットするために、既存の案件をすべてやめ、24歳の頃、新規事業を立ち上げ投資家にピッチをしておりました。今思うと非常に傲慢な決断だったとおもいます。若かった自分に仕事をくれていたなかで、新しいプロジェクトやるからと言う理由で既存案件をやめてしまったので、、

-- どんな事業を考えられたんですか?

今でいうインスタグラムとECがくっついているようなソリューションで、すべてのコンテンツがBefore Afterの形になっているプラットフォームです。ひとは変化に感動するという想いからすべてのコンテンツをBefore Afterの形式にしておりました。

このとき競合優位性や大手資本が参入してきたときの戦略をすごく細かく聞かれ、はじめて資金調達の大変さを学びました。今まで人の繋がりで仕事をしていたので、そのときに中国市場全体の競争の激しさに触れることはそんなに多くなかったので衝撃でしたね。自分と同じアイディアを持っている人は中国に1000人いると思えと投資家からFeedbackをもらい、中国市場は厳しいなと肌で感じました。

ただめげずにピッチをしていると数千万円の調達が決まり、やっと走り出せる、というタイミングで3分の1出資したタイミングで投資家が音信不通になりました。5年後にその投資家からその3分の1を取り返す裁判をおこされるというネタもあります。

事業計画に調達を織り込んでいたのでキャッシュフローがかなり厳しくなり、新規事業は畳み、一気にB2Bの事業に戻しました。意気揚々と既存案件を断って新規事業をはじめた中で、再度仕事をくれたクライアントさん達には未だに感謝がつきせん。


-- かなりハードな経験ですね。。。

当時は大変でした。10数人とはいえ従業員もいる中、プロジェクトを引っ張ってくることに必死でした。

ただみんなの頑張りのおかげで会社自体は2年位で黒字になり、今でもその会社は中国にありますね。当時から残ってくれているメンバーもいて、感謝してもしきれません。やはり中国は準備ができたら再挑戦したいと思っています。

ただ、起業家さんみんな共通だと思いますが、ハードだと思ってやってはないと思います。


そして日本に帰国、UPBOND創業へ

-- そこから日本へ、ですね?

はい、当時新規事業のピッチを行っていたときは投資の良い返事を頂けなかったのですが、ある投資家から別事業のCTO 兼 Japan CEOをパートナーとしてやらないかと誘われました。

中国の会社も安定し、自走し始めてきたので、ある意味中国での負けを認め、日本にて拠点を築き再挑戦を。と考え帰国をすることにしました。帰国と言っても週の半分は上海にいる状態だったので主拠点を移した、ていう感じですね。

その中で視野を広げる上でいろいろなプロジェクトに携わりながら、模索していました。はじめて自分以外のパートナーがマジョリティのプロジェクトに携わる過程で、大人数で働くことの難しさを痛感しました。これは学びでもあったのですが、同時に自分の思う、社会に影響を与えることができるようなことを行うには、再度自分で会社を立ち上げることが必要であると思い始めてきました。

そこでたどり着いたのがUPBONDなんです。


ここからがいよいよ本題なのですが、ボリュームが多くて次の記事にてまとめさせていただきました!

もしよろしければ下記記事も読んでみてくださいね。


UPBOND創業、これからのお話|#1-2 代表インタビュー | 株式会社UPBOND
こんにちは。UPBOND採用担当の田中です。 社内インタビュー第一弾の続きとして、代表の水岡にUPBOND創業の背景を聞き、記事にしてみました。 代表水岡のプロフィール、学生時代、中国での起業時代のお話は下記のリンクを確認してみてくださいね! 今回はカフェにてインタビュー 新しいマーケティングの概念を作る -- CRM、マーケティング領域を選んだ理由って何でしょうか? ...
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