前回・前々回とお伝えしてきたAI×セキュリティの話も今回で一区切りです。
・前回:③「ゼロトラスト」を現場目線で解説
・前々回:②セキュリティラボにマルウェア解析AIを組み込む
エンジニアが自主的に始めた挑戦がどうやって会社の力になっていくのか。
今回はその話をしたいと思います。
個人の探究心がスタート地点だった
今回のシリーズの発端は経営陣の決定でも新規事業計画でもありません。
元々、開発領域にいた社員が各AIを使ってバイブコーディングで何ができる/できないを検証し始め、さらにセキュリティ領域に携わる社員がマルウェア解析に興味を持ち、自分の手でローカルAI環境を作り始めたことでした。
「セキュリティラボにAIを組み込みたい」——本人はそう語っています。
会社がやったのは資格取得の支援制度を用意することと本人の挑戦を止めなかったことだけです。今はまだ検証段階ですがこの積み重ねが会社の技術力そのものになっていく実感があります。
なぜ個人の挑戦を尊重するのか
現在は客先常駐が多い会社です。
だからこそ現場ごとに得られる知見も課題感も社員一人ひとり違います。
その違いを均一化するのではなく、個人の興味関心のまま伸ばしていく方が、結果として会社全体の技術の幅が広がる。これが私たちの考え方です。
トップダウンで「AIとセキュリティをやれ」と指示していたら今回のような挑戦は生まれなかったと思います。
これから目指す場所
各ベンダーの製品では手が回りきらない領域がたくさんあります。
そこに自分たちの技術で入っていけるかどうかは、社員一人ひとりの探究心が会社の中でどれだけ結びつくかにかかっています。
無理なく・無駄なく成長できる環境を作ることが会社の技術力につながる。
遠回りな研修より裁量を渡す方がお互いにとってなにより効率が良いと考えています。
マルウェア解析AI環境も自社サービスへの展開も道半ばです。
ただ「目指している」と言い続けるだけでなく実際に手を動かす社員がいる。
私たちはそういう会社です。
一緒に手を動かしませんか
もしあなたが今「やってみたい」という興味を持て余しているなら、私たちと一度お話してみませんか?
私たちが大事にしているのは経歴ではなく探求心です。
興味を持ち続けた先に裁量が生まれ、裁量を発揮した先に評価がついてきます。