こんにちは!リアルト・ハーツ採用担当の大竹です。
2024年7月に取締役に就任された、甲信エリア担当で社内でも熱量の高さで知られる佐々木一行さんにインタビューしました。仕事や会社に対する思い、取締役としての抱負、そして今後の展望についてお話を伺い、その人柄に迫ります。
ポジティブな仲間たちと共に実現してきた右肩上がりの成長
-佐々木さんはリアルト・ハーツに転職で入社し、前職は車のディーラーだったと伺っています。当時はどんな思いでこの会社を選んだのでしょうか。
佐々木:車が好きでディーラーに勤めたのですが、趣味を仕事にするのは主観が強く出すぎて私には向いてないと気づいて(笑)。それで、ディーラーの前はちょっと不動産関連の仕事をしたことがあったので、「今までの経験を活かせる仕事を」くらいの気持ちでした。
入社したのは17年前でしたが、当時はまだ黎明期で人数も少なく、HPもアットホームな感じでした。でも勢いがあって、「面白そう」とピンとくるものがあったんです。企業の黎明期に参加できるのは非常に魅力的ですし、ここでの経験を活かして自分で独立もできるんじゃないかと。
だから面接でも、「次に転職するときは独立する時です」と生意気を言って、その心意気を採用してもらったという感じです。
-独立を目指していらっしゃったんですね。この17年で社内の状況や社外の環境などは、どのように変わりましたでしょうか。
佐々木:おかげさまで会社も右肩上がりで成長し、当時と今では仕事の規模が全く違いますから、見える景色も違います。
私が入社した頃は本当に限られた資金でやりくりするしかなかったので、「この物件が売れないと、次の仕入れができない」なんてこともありましたけど(笑)、今はそんなことはもちろんありません。上限はありますが、やりたいことができる力を会社が持っているので、社員も安心して、将来の展望を見据えながら自分の仕事に没頭できると思います。
-右肩上がりの成長を実現できた要因は、何だったと思いますか。
佐々木:代表の永田もよく話していますが、現状に満足しないことが非常に大事です。今に満足・安心してしまうと、現状維持もできなくなってしまう。常に「もっとやれることがあるんじゃないか」と考え続けて、トライ&エラーを繰り返し続けた結果だと思っています。
そして、「そうすれば成長していける」と全社で信じてやり切ってきたからこそ今があります。もちろん、これからもやり続けていきます。まだまだ、どんどん成長する会社だと思いますから。
-とはいえ、信じ続けることもなかなか容易ではないと思いますが、続けられた要因はどこにありますでしょうか。
佐々木:社風が大きいですね。みんな非常にポジティブシンキング。「勢いを持って仕事をやる」という人間が多い会社なので、それが影響しているのかなと。
また、私の担当エリアで言うと、「頑張っていれば評価される」という環境になるよう意識しています。頑張っている人間が正当な評価をされればもっと頑張る気持ちになれます。だからメンバーの昇進の推薦は、どんどん社内に発信しています。
ただその時に上位の役職者がいると、同じ役職には就けない場合があります。だから私は、約6年前の会議で「各エリアマネージャーは、将来的には役員になるべき」という提案をしました。ちょっと時間はかかりましたが、それも今期から実現できました。
この流れができると、会社が成長すれば新しい役職が生まれて、頑張っている人に次の活躍の場ができるので、更に勢いのある会社になれると思っています。
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まだまだ成長できる会社!エリアもさらに拡大を予定
-役員として今後の抱負や展望をどのように考えていますか。
佐々木:ずっと「取締役になるぞ」と気概を持ってきたんですけど、なったから特にどうというのはあまりなく(笑)…。担当エリアの展開は常に考えていますので、まずはエリアの成長と拡大に今まで以上の覚悟で挑んでいきたいです。
具体的には、長野県内では飯田市へ出店予定ですし、一度撤退した群馬県エリアにも再挑戦していく予定です。飯田の営業所では、当然岐阜県東部も営業範囲になります。こうしてエリアが拡大すれば、いろんな社員に成長のチャンスが増えます。チャンスがあれば、みんなますます熱意を持って夢を持って仕事ができるんじゃないかと。 それを実現していきたいです。
-長野、山梨に群馬と岐阜が加わるとかなり広範囲にひろがりますね。
佐々木:そうですね。ですからエリアの拡大には人材の成長が欠かせないので、人材育成はしっかり行う必要があると思っています。
そのためにも、今はなるべく偏りなく各拠点に顔を出す時間を作っています。私は長野、松本、甲府と3つの支店を担当していますが、実際に行かないと細かな状況がわかりません。各支店の管理職も非常にいろいろなフォローやサポートをしてくれていますが、忙しいなかで気づかないところを実際に行ってフォローして、より良い方向にしていけたらと。
そしてさらに各支店の管理職には、今までの私の仕事や、私がこれからやろうとしている仕事をどんどん任せたいと思っています。仕事を任せることで管理職がさらに成長すれば、各支店の人材育成もよりスムーズになります。
人材が育ち、管理職に仕事を任せて私自身の時間に余白ができてきたら、会社全体に対してできることを模索したいと思いますが、それはまだ一歩も二歩も先の話ですね。
-人材育成という点では、佐々木さんのご担当のエリアの社員は、全社会議でもとてもパワフルで楽しそうだったと伺いました。何か秘訣があるのでしょうか。
佐々木:大切にしているのは、自分も周囲もハッピーに仕事をすることです。やはり笑っていられるほうがいいですからね。
たとえ困難に直面しても、何か問題が起きても、「どうすれば目の前の問題が解決できるか、いい方向に運ぶのか?」という角度からしか話はしません。メンバーにも、「本当に気にすることじゃないし、絶対に解決できる。うまくいくよ」という気持ちで声をかけています。そのなかで各個人にあった営業スタイルを確立できるのが一番ですから。
実際には私が社員に直接伝えることはあまりないですが、各支店長や支店長代理、課長とよく話して人材育成のベクトルを合わせています。
-「ハッピーに仕事をする」というマネジメントは、とてもポジティブですね。それは佐々木さんの性分なのでしょうか、それとも経験からなのでしょうか。
佐々木:私自身の性分もありますが、社員にこういう気持ちで接することができるようになったのは、過去の経験があったからです。管理職になって間もない頃は、自分のやり方を押し付けてうまくいかなかったこともあり、「もっと何かできたんじゃないか」という悔いがあって、今のような組織運営を心がけるようになりました。
-過去の経験が活かされて、今エリア全体がパワフルになっているのですね!
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自信を持てるビジネスだからこそ成功体験ができるようサポートしたい
-その他に人材育成において、「リアルト・ハーツとして、これは大事にしたい」ということはありますでしょうか。
佐々木:やはり伝えていきたいのは、「当社は自信を持ってやれるビジネスをやっている」ということですね。
この事業は訪問営業が中心で、いわば「呼ばれてないのに行く」という営業スタイルです。既存のエリアだとちょっと行ってお茶飲みながら話す、みたいなことができるのですが、新しい営業先だと塩対応されることも多いので弱気になってしまうことも結構あるんですよね。でも、「私たちは当然喜んでいただけることをしているので、自信を持って仕事をしましょう」というのは全社員に共有しています。
もちろん仕入れの営業ですから、売り主さんの希望金額を全部聞いていたらビジネスにならないので、価格交渉が必要です。すると「この提示金額は失礼ではないか」と思ってしまう社員もいるのですが、失礼ではなく「その金額なら売らないよ」と言われるだけのことです。「その金額でいいから売りたい」と言ってもらえたら、それは喜んでいただけているということだから、自信を持って仕事をしましょうと。
-それでも、その心境にたどり着くまでにハードルを感じる方も多いのではないでしょうか。
佐々木:確かに成果がなかなか出せないと、難しいですよね。そんな時にはたとえば提示金額を柔軟に検討し、まずは社員が成功体験をすることを優先することもあります。
目先の利益が多少減っても、中長期的に見れば社員が成長できるほうが価値があります。だからそこでしっかり成功体験をしてもらって、どういうコミュニケーションがよいのかをちゃんと理解してもらう。やはり成功しないと、絶対に理解できないものはありますから。
-それはとても親心のある対応ですね。
佐々木:言葉だけでは難しいところもあるので、自分の案件で成功体験をしてもらうのが一番効果的です。
もちろん提示金額を柔軟に検討するのはいつでもというわけではなく、ある程度やってきて仕事のスタンスもわかってきているのに、今苦しんでるという「ここぞ」という時の対応ですが、営業で自信をつけるには成功体験が肝心なので、それを適切な時にしっかり経験して壁を乗り越えてもらいたいと思っています。
そのタイミングや置かれている状況は一人一人違うので、だから各拠点をしっかり見て回って、見極めることが必要です。これは私だけでなく、「どうやったらその社員が伸びていくか」というのはどの支店の管理職も非常によく考えていますよ。
▼プライベートではバイクが好きで、休日に乗って楽しんでいます!
みんながハッピーになれる会社だからみんなで笑って仕事ができるように
-佐々木さんからみた「会社の好きなところ」はどんなことでしょうか。
佐々木:「綺麗ごとを綺麗ごとで終わらせず、やると決めたらとことんやる会社」という姿勢でしょうか。理想やビジョンを掲げるだけでなく、それを実現するために実際に行動し、中途半端で終わることはありません。やり遂げるのは決して簡単ではありませんが、常にチャレンジし続けることで得られる楽しさがあります。
入社して17年、年は取りましたが仕事はどんどん面白くなっていますし、熱量も上がってますね。入社当時にあった独立する気もなくなっちゃいました(笑)。
-マンネリとは無縁の話ですね!
佐々木:この仕事は飽きないんですよ。通り一辺倒のことをしているわけではないし 、うまくいっても「もっとうまくできないか」を考えて、更なる成長を目指しているので、マンネリ化しようがないんです。それがこの仕事の魅力でもあり、リアルト・ハーツそのものの魅力だと思ってます。
本当に仕事を続けるほどチャレンジできる環境になって、面白さが増していくんですよ。
-それは素晴らしい環境ですね!最後に佐々木さんが大事にしていることを教えてください。
佐々木:どうせ仕事をするなら、自分も周りもハッピーがいいと思っています。社員だけじゃなく、この事業に関わる様々なお客様や業者の方に喜んで頂き、「リアルト・ハーツと付き合っていると楽しいよね」と言ってもらえるように、常日頃から考えて行動してます。
本当にみんながハッピーになれる仕事なので、20代で入社した社員にはよく言うんですよ。「私が入社したのは30歳だったけど、20代でこの会社に入れて羨ましいよ」って。私よりも長くこの会社にいられて、私より成長できるのは本当に羨ましいですから(笑)。
だから、元気がなさそうにしてる社員がいないようにしたいと思っています。基本的に楽しく、笑っている会社の方がいいじゃないですか。厳しく真剣に仕事をする時もありますが、そうじゃないときはみんなでバカ笑いしながら、くだらない話をしていきたいですね。
佐々木さん、ありがとうございました!スキルを身に付けながら働きたい、自分自身の成長を通して会社に貢献したいと思っている皆さんからのご応募をお待ちしております。