こんにちは!リアルト・ハーツ採用広報の安藤です。
5月28日(火)ヒルトンホテル東京で開催された、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン主催の「感謝の贈呈式」にて、リアルト・ハーツはシルバースポンサーとして盾とピンズの贈呈を受けました。
今回は、私たちの社会貢献活動を認めていただいた表彰のご報告を機に、リアルト・ハーツのこの支援に対する思いをご紹介したいと思います。
仲間の経験をきっかけに始まった病と闘う子どもたちとその家族への支援
支援のきっかけは、リアルト・ハーツで働くメンバーのお子さんが大病を患い、長期間の治療が必要な状況になってしまったことでした。
重い病気の子どもたちは、特別な設備があり高度医療に対応できる小児病棟がある病院への入院や通院が必要です。そしてそのような病院は自宅から遠いことも多く、都道府県を跨いで遠方から入院・通院する子どもたちもたくさんいます。
自宅から遠く離れた病院で闘病生活を送る子どもたちは、親と過ごす時間が少なくなり、ご家族も通院に大変な労力を費やしています。こうした状況を目の当たりにしたメンバーの経験から「病と闘う子どもたちやそのご家族に、何か支援ができないか」という提案が代表からあり、検討を始めました。
その結果、支援先として挙がったのが「ドナルド・マクドナルド・ハウス」です。ここは、自宅から遠く離れた病院へ入院や通院する子どもたちとその家族のための滞在施設です。
この施設は、高度な小児医療を提供する病院の近くにあり、病気の子どもに付き添う家族が利用できます。長期滞在に対応したキッチン、リビング、ダイニング、ランドリー、そして兄弟姉妹が遊べるプレイルームなどが完備されています。闘病中の子どもを支える家族の負担を減らせるように、1日1人1000円で利用でき、必要な運営費は個人や法人からの寄付に支えられています。
他にも、施設を利用する家族のためにお弁当や食事を作って提供するボランティア活動などで、病気の子どもたちとその家族を支えています。
病気の子どもにとって、親がそばにいてくれることは、どんな薬よりも大きな安心感と力を与えてくれます。この素晴らしい活動をサポートできたらと、代表とCSRメンバーで金額や支援方法などの検討を重ねました。そして「社員が住んでいる地域の支援から始めよう!」ということで、世田谷、新潟、名古屋、福岡、仙台にあるドナルド・マクドナルド・ハウスへ寄付をさせていただきました。
会社の社会貢献活動を通して知る支援を必要としている人々の想い
企業としての支援活動を通じて、難病の子どもたちやそのご家族がおかれている状況を理解し、その気持ちに想いを馳せることができます。
家から遠く離れた病院に、お子さんが入院・通院しなければならなくなったお母さんやお父さんはどれほど心配か。他の家族との生活もあるなかでの看病は、どれほど大変か。自分のことなど後回しになるのではないか、と。
病気と闘う子どもたちはもちろん、ご両親も本当に疲労困憊されるだろうと思うと、そのご家族を支える全体的なサポートに関わることができるのは、社員として非常に意義深いと感じています。
また私たちも支援を始めてみて、マクドナルドでは「青いマックの日」をテーマに、毎年「マックハッピーデー」を実施していることも初めて知りました。期間中は、ハッピーセット1個あたり50円が「ドナルド・マクドナルド・ハウス」に寄付されるそうです。
「マックハッピーデー」にハッピーセットを子どもと一緒に食べる、という誰にでもできる小さなことから社会貢献ができるので、 今年はキャンペーンの時期になったら社内でも広報したいと思っています。
私は入社前からボランティアや社会貢献に興味があり、個人でも途上国支援などを行っていました。会社としても何かできたらと思っていたので、リアルト・ハーツの支援活動に関わることができているのは非常に大きな喜びです。
また、採用の場面でも「社会貢献に力をいれている姿勢に共感し、この会社で働きたいと思いました」と言ってくださる方もいます。私も入社当初から「リアルト・ハーツの社員は、本当に人間的魅力に溢れた素敵な人が多いな」と感じていましたが、こうした活動の発信が同じような価値観を持つ人たちと働くきっかけを作っていることを嬉しく思います。
今まであまり興味がなかったけれど気持ちに変化が
また、昨年入社した採用担当の大竹にとっても企業としての支援活動に関わることで、自分自身にも変化があったようです。
大竹:ドナルド・マクドナルド・ハウスについては、名前を聞いたことがあっても、私自身が「会社の支援活動を伝える側」になるまでは詳しく知りませんでした。しかし、今回調べてみて、病気の子どもたちにとって家族が側で支えてくれることは、とても安心できることであり、非常に重要で社会的に意義のある活動だと感じました。
正直なところ、今の仕事に転職するまでは、自分から社会貢献や企業のCSRについて考えることはなく、あまり興味もありませんでした。しかし、発信する側として調べるうちに、病気の子どもたちやそのご家族の気持ちに寄り添って考えることができるようになりました。
社内には小さなお子さんがいる社員も多いため、このサポート活動に共感し、こうした形で社会に貢献することに意義を感じてくださる方も多いのではないかと思っています。
お客様に喜んでいただいて得られた利益をより多くの笑顔につなげていけるように
リアルト・ハーツでは「地域と社会への貢献」を企業理念として掲げており、CSR活動では代表の永田が「社員が頑張って稼いでくれた大切な利益だから、よりよい活動を支援し、大切に使いたい」と支援先候補を提案し、社内で検討して心から支援したいと思う団体に寄付を行っています。
そのような背景から始まった「ドナルド・マクドナルド・ハウス」への支援は、今年で2年目となりました。シルバースポンサーの企業はマクドナルド社のサプライヤー、もしくは大手企業が多いなかでこれだけの支援を続けられていることを、一社員としてもとても誇りに思っています。
「地域と社会への貢献」は、お客様に喜んでいただいた結果としての利益があってこそ実現できます。「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の支援報告書からも、私たちのサポートが多くのお子さんやご家族の笑顔や支えになっていることが伝わってきます。これからも多くのお客様に満足していただき、その利益を地域や社会へと還元してさらに多くの笑顔につなげていけるように、頑張っていきたいと思います。
▼ハウス内にある感謝の樹には、リアルト・ハーツの社名が刻まれています
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