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【役員まで上り詰めるための秘訣は?】最も尊敬される上司である営業部長にインタビュー

今回は、弊社「岸保産業」の従業員の中で、尊敬する上司として最も名前が挙がった滝川さんにインターン生の私がインタビューを行いました。努力の人と名高く、社員からの絶大な信用もあります。そんな滝川さんに、仕事に対する考え方などを聞いていきましょう!


まず自己紹介をお願いします!

「滝川敦司(たきかわあつし)と申します。会社の常務という立場であり、営業の統括もしております。この会社には2001年10月29日、中途採用で入社しました。もうすぐ22年になります。

主な業務は営業です。部長として営業部全体を統括しており、常務として会社で起こるすべてのことを所管しております。このようにあらゆることをしています。(笑)

生い立ちとしては、愛知県稲沢市生まれ、名古屋育ちです。工業高校を卒業後、社会人になりました。高校3年生のとき、学校にOBがやってきて実際に入社した会社のことを聞く機会がありました。中でも、キヤノンに入社して営業を担当している先輩の話が印象的でした。営業らしい自由な働き方をされていて、高校生ながら『自分にはこれしかないな』と思いました。(笑)

なので営業職に絞って就活をし、リコーに勤めることになりました。楽しく仕事をしていましたが四年ほどで退職しました。

辞めたきっかけとしては、成績が貼り出されるような環境であり、上司からのプレッシャーもかなりありました。ふとした時に『これから先、成果を上げ続けるのは難しいのでは?』と思い辞めることにしました。今考えれば浅はかであったなと思います。(笑)」


岸保産業に入社した理由は何ですか?

「前の会社を退職後、新たな職場を見つけるにあたり、工場の生産ラインなどの同じ作業を黙々と続ける仕事は自分には向いてないと考えました。それに新規の開拓を行う営業よりもルート営業(いわゆる既存の顧客に対して行う営業)の方が自分に向いていると思いました。今とは違い紙媒体だったdoda(デューダ)で、当社を見つけました。当時、『旅をしてみませんか?』というキャッチフレーズを謳っていて興味を引かれました。それに加えて『残業はありません』と書いてあったので、なんて良い会社なんだと思いました(笑)

これは入社してから聞いた話なのですが、面接があってから1週間経っても会社から連絡が来なかったので、気になって電話をかけたんです。そしたら採用担当の方が、うーん..と悩みながら『いつから来れる?』と言ったんです。(笑) これが私が入社したきっかけです。」


入社してから今まで滝川さんや会社に大きな変化はありましたか?

「今思えば、22年前の私の仕事は楽でしたね。というのも責任を負う仕事をしていなかったんです。なので必然的にお給料も高くないですし、残業することもほぼなかったです。入社当時はすごく楽な仕事をしていたんだなという印象です。

さらに会社全体の変化としては、現社長である岸さんの入社以前と以後で大きく変わったなと感じます。岸さんが社長になってから、会社の情報を我々に開示してくれるようになりました。また期待されているという実感をより感じるようにもなりましたし、頑張ったら頑張っただけ評価されるようにもなりました。これは入社当時からの大きな変化だと思います。」


役員まで上り詰めるための秘訣はありますか?

「人が成長するためにはその人の能力だけでなく、運や環境も大事な要素だと思うんですが、私はかなり恵まれていました。入社して10年経ったころ、自分より上の世代が定年退職したことで、次の世代である私は多くのチャンスを会社からいただいたんです。

例えばプロジェクトのリーダーを任されたり、経営の会議に参加させてもらったり。ただ、知らない世界に飛び込んだときに、皆さんの会話に付いていけなかったんですよね。せっかくチャンスを与えてもらっているのに活躍できないとマズいと思い、本を読んだりして勉強しましたね。

その結果、今岸保にいる人間の中で、私がいちばん学びをインプットしてきたと自信を持って言い切ることができます。」


知識やスキルを高めるために日々取り組んでいることは何ですか?

「私が常に思っているのは、本やメディアにしても、当たり前・日常に関することって注目されないんですね。やはり成功事例や失敗事例など、極端なものが売れるので、作り手もそれを前提にして作っていることが多い。なので私が情報を得るときに注意しているのは、『情報を情報としてインプットすること』です。

客観的に物事を判断できるようにならないと、『これをすれば成功する、これをすれば失敗する』のような偏った考え方になってしまいます。なので正解 or 不正解として本やメディアを見るんではなく、一情報としてを取り入れることを意識しています。

あともう一つ、私が普段から意識していることは『自分を律する』ということです。

社会人になると時間の使い方はすごく自由で、時間を無駄にすることも有意義にすることも自分次第なんです。社長の岸さんもよく言っていますが、勉強ができるから仕事ができるわけではない。学歴が無くても勉強する人は社会人になっても勉強し続けるんです。仕事を終え帰宅し、ダラダラYouTubeを見る人と勉強に時間をかける人、結果として仕事での成果や給料が変わってくるのは当然のことだと思うんです。

なので私はインプットを習慣化していますし、これまでも努力してきた自負があります。ただそれだけでは人生楽しくないので、たまに息抜きすることも必要だと思います。私自身は週1でフットサルをやっていて、愛知県のリーグで高校生と試合をすることもあるんです。(笑) もの凄く疲れますし頭は真っ白になるんですが、ストレス解消になって楽しいです。

なので結局は、仕事面でのインプットと趣味などの息抜き、両方バランスよく充実させることが大事かなと思います。」


上司として普段から気をつけていることは何ですか?

「チャンスは平等だと思っているので、先入観なく偏見を持たず、チャンスを与えることを意識しています。与えられたチャンスを掴むかどうかは本人次第ですが、機会は平等にあっていいと思います。

また目的意識をしっかり持つことも意識しています。『何のために?』を常に自分にも問い、部下にもしっかり言葉で説明する。聞かれたら必ず答えられるようにしています。これは部下の成長のためだけじゃなく、私たち上司の成長にも繋がると思います。

それに部下の成長を見るのはやはり嬉しいですね。部下が喜んで成果を報告してくれると、やってて良かったなと思います。」


苦労した仕事は何ですか?

「人材育成です。セミナーへの参加や本、人に聞くなど色々試しましたが、結果が出るときと出ないときがあります。人が会社を成長させるし退化もさせるので、部下にどう納得してもらうか、どうしたらもっと良い人材になってもらえるか、というのは常に頭にあります。」


この人は仕事が出来る!と思った部下はいましたか?どんな人でしたか?

「何か仕事をお願いしたときに、上司が求める以上のことをしてくると素晴らしいなと思いますね。相手の反応を事前に予測し複数の提案を持ってきたり。

例えば『3パターンのアイデアの中でもこれが自分のお気に入り、でも一応これとこれもあります、でもこれが良いと思います』みたいに。こうして自分のやりたいことを主張しながらも別の提案もしてくれる子がたまにいるんですね。優秀だなと思います。」


話は変わりますが、

会社の倉庫で働く従業員をポイント制で評価しているとお聞きしました。どのような仕組みですか?なぜ、どのように数値化したのですか?

「倉庫での働き方はこれまで指標がありませんでした。頑張っていても頑張っていなくても主観で評価するしかなかったんですね。それでは新しく入ってきた若い方たちの頑張りを正しく評価できないので、仕組みを変えようと思いました。

まず倉庫での主な業務をリストアップしました。(物が入ってくる)入荷、(しまいに行く)入庫、(物を取り出す)ピッキング、(出荷をする)梱包の4つの業務に分けました。

次に、1つの作業に対してどれ程の時間がかかるかを知るため、実際に作業をしている従業員に聞いていきました。そうして注文表の中の一行に対して入荷、入庫、ピッキング、梱包、それぞれどのくらいの時間がかかるか基準を作り、その基準を基にポイント制を構築しました。例えばピッキング1に対して梱包は3倍くらい時間がかかるよね、と。

もちろん最初から今の形にできた訳ではなく、ブラッシュアップしながら段々最適な形に近づけていきました。

例えばミスが起きたらポイントをマイナスするだとか、何かアイデアを提案したらプラスにするだとか。また毎月の会議でトップ3を表彰したりもしてました。

ただ実はポイント制にすることの悪い側面もあるんです。頑張ってもポイントが上がらない人が出てくるんですよね。例えば年配の方が若い人に動きのスピードで勝てるのかというと難しいです。なので実際動いた部分だけを数値化するのではなく、提案など、動き以外の部分も組み合わせることにしました。

ポイント制にした1番の理由は、従業員の頑張りを正しく評価したかったからです。それに数字になると人は頑張れるので。さらに、目安がはっきりとしているので私たちにとっても評価しやすいですね。」


目指している姿や将来の展望を聞かせてください。

「個人的な目標は、60歳で必要とされる人になることです。社会的に60歳はまだまだ若いと言われますが、それでも体力的には確実に若い人の方が働けます。

ですが60歳でも『滝川さん、ぜひうちで働いてください』と言われるためには今すごく働いて努力しておかないといけないと思っています。

また会社の一員としては、やはり会社を発展させたい。今は海外への営業も行っていますが、将来的には海外での売上が全体の50%を占めるくらいまで頑張りたいです。それに稲沢市、愛知県で名前が知られるような会社にしたいというのが私の思いです。」


学生のうちにしておくべきことは何だと思いますか?

「人と交流しておくこと、人脈を作っておくことですかね。方法としては、人に紹介してもらったりセミナーなどに参加することで、共通の話題を持つ人や将来やりたいことが一緒の人と交流しておく。すると後々助けになると思います。人脈があるに越したことはないかなと思ってます。」


岸保産業の魅力は何だと思いますか?

「岸保はチャンスがある会社です。色々なことを学べ、成長できる機会が多いです。向上心がある方、自己成長を考えてる方にはすごく良い会社だと思います。」


最後の質問です。

どんな学生に岸保産業に入ってもらいたいですか?

「意欲がある方、学ぶ姿勢のある方に入ってもらいたいですね!」


質問は以上です!滝川さん、お時間いただきありがとうございました。


ということで滝川さんへのインタビュー、いかがでしたか?

営業部長でもあり取締役でもある方のお話を聞ける機会はそう多くないと思うので、有意義な記事となっていれば幸いです!最後まで読んでくださりありがとうございました。


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