IT業界の進化は、私たちが想像するよりも遥かに速いスピードで進んでいます。昨日までの最新技術が、今日には当たり前のものとなり、明日には過去のものになる。そんな激動の時代において、株式会社エアーは「変化を恐れず、情熱をもって挑戦する」ことを旗印に掲げ、新たな一歩を踏み出しています。
この想いを実現するために立ち上がったのが、社長直轄のR&D組織「DXイノベーション室(DXI)」です。今回はAIで未来を実装する二人のエンジニアに、その挑戦の裏側を語ってもらいました。
エアーの未来を決定づける「社長直轄」の使命。DXイノベーション室が描く新時代のビジョン ――まずは、「DXイノベーション室(以下、DXI)」について教えてください。なぜ3年半前に、わざわざ「社長直轄」のチームとして立ち上がったのでしょうか?
Fukushima: 一番の理由は、ITの世界がものすごいスピードで変わっているからだと思います。特にAIの進化は驚くほど速く、これまでのやり方にしがみついているだけでは、新しい価値は生み出せません。今までの延長じゃない、大きなジャンプが必要だったんです。今のわたしたちには、それが絶対に欠かせませんでした。
社長直轄である最大のメリットは、とにかく「スピード」です。普通なら何日もかかるような相談も、ここでは社長と直接話して、その場ですぐに「よし、やろう!」と決まります。このスピード感がわたしたちの武器になっています。
Takebayashi: ぼくは新入社員の頃に配属されましたが、このスピード感には驚きました。「自分たちの研究が、会社の明日のサービスに繋がっている」という実感が、毎日ダイレクトに伝わってくるんです。自分たちが会社を動かしているという手応え。この確かな手応えがあるからこそ、ぼくたちは迷わずに新しい技術に飛び込んでいけます。手応えがあるから、迷わない。それがDXIの一番の魅力だと思います。
――「スピード」と「手応え」がある環境なんですね。具体的にはどんなことを目指している部署なのですか?
Fukushima: わたしたちの目標は、AIを当たり前の技術として使いこなすことです。エアーが注力してきたセキュリティ・データ利活用などの製品や、長年培ってきた開発技術に、AIの力を組み込むための研究を進めています。AIを単なる飾りではなく、心臓部として組み込む。心臓部にAIが入ることで、製品やサービスはもっと使いやすく、もっと賢く進化します。この「進化」こそが、わたしたちが世の中に届けたい価値なんです。
そして、その活動を自分たちだけで終わらせないために「AI Research Hub」というサイトを作りました。わたしたちは、「知っていることをみんなに共有すること」をとても大切にしています。自分たちが学んだことをどんどん外に発信していく。発信して、みんなで一緒に成長していく。この「共有の文化」を広げていくことも、私たちの大きな役割です。
Takebayashi: 教えてもらうだけではなく発信する側に回ることで、自分たちの技術ももっと磨かれていくんですよね。「共有することは、自分を磨くこと」。「共有こそが、成長の近道」。そんなふうに恐らくみんなが思っているんじゃないでしょうか。
AI Research HUB はこちら▶ DXIチームによる研究成果発信と業務改革
「人を繋ぐ」ベテランと、「好奇心」で突き進む若手。個性が混ざり合って生まれる力
――ここからはお二人のことについて教えてください。Fukushimaさんは入社8年目、これまでいろんな現場を経験されてきたそうですね。
Fukushima: はい。銀行のシステムや通信業界のサーバー開発など、いろんな現場を見てきました。IoT・ETLなど、多様な領域で開発経験を積んだことが、DXIでの研究にも生きています。大学では「人がどうやって判断し、行動するか」をデータで分析する研究をしていたので、もともと「データ」と「人間」の関わりには興味があったんです。
そんなわたしの仕事のスタイルは、「人との繋がりを大切にする橋渡し役」です。プログラミングのスキルはもちろん大事ですが、最後はやっぱり「人」なんですよね。一人でできることには限界がある。だからこそ、みんなで助け合う。助け合って、現場と研究を、技術と人を繋いでいく。この「繋ぐこと」こそが、わたしのエンジニアとしてのモットーです。
今期からDXIに移りましたが、研究チームでもこの「橋渡し」のスタイルは変わりません。研究は一人で黙々とやるイメージがあるかもしれませんが、わたしは社内の企画にもどんどん顔を出して、みんなの困りごとを聞くようにしています。繋がることで、新しいアイデアが生まれる。繋がりこそが、最高のイノベーションのヒントになるんです。
――ありがとうございます。一方のTakebayashiさんは入社4年目。ご自身のことをどう分析していますか?
Takebayashi: ぼくは大学でコンピューターの基礎を学びましたが、エアーに入ってからはとにかく「好奇心」だけで動いています笑。「これ、面白そう!」と思ったら、フロントエンドでもAIでも、まずは触ってみる。まずは触ってみて、何が起きるか楽しんでみる。この好奇心こそが、ぼくのパワーの源泉です。好奇心が、ぼくを動かしているんです。
入社して2年で、感情を分析するAI製品(WISE Emotional Insight)をゼロから作ったときも、この好奇心が役立ちました。最初は分からないことだらけでしたが、「どうすればもっと良くなるだろう?」と調べまくって、形にしていく。ゼロから製品を創り出す。このワクワクするような経験が、今のぼくを支える大きな自信になっています。
Fukushima: Takebayashiくんの「面白がる力」はエンジニアにとって必要な能力なんです。わたしが大切にしている「繋げる力」と、彼の「面白がる力」。この二つが合わさることで、チームとして最高のバランスになっていると感じます。
ゼロから形にする楽しさと、学びをみんなに届ける「AI Research Hub」 ――Takebayashiさんが担当したAI製品の開発は、まさにDXIらしい成果ですね。開発で一番苦労したこと、楽しかったことは何ですか?
Takebayashi: 苦労でもあり、楽しさでもあるのですが、正解がないことではないでしょうか。AIの世界には「これをやれば100点」というマニュアルがありません。だからこそ、自分たちで考えて、試して、ダメならまた考える。この「自分たちで正解を作っていく感覚」が、楽しいんです。自分たちで創る。その手応えがあるから、もっと頑張ろうと思えます。
これは、モットーのようなことですが、技術を「ただ使う」のではなく、「どうすれば使う人が喜んでくれるか」を一番に考えます。使う人がハッピーになること。そのために技術をどう活かすか。この視点を忘れないようにしたことで、本当に価値のある製品に近づけたと思っています。
Fukushima: 価値を生み出すためには、常に最新の情報を手に入れる必要があります。そこで重要なのが、さっきもお話しした「AI Research Hub」での発信です。実は、人に教えることが一番の勉強になるんですよね。
――「発信することが勉強になる」というのは、具体的にどういうことでしょうか?
Fukushima:自分の頭の中にある知識を、誰にでも分かる言葉で書こうとすると、あやふやな部分がはっきり見えてくるんです。だから、徹底的に調べて、整理する。整理して、伝える。この「伝えること」を繰り返すことで、技術の理解が何倍も深まります。伝えることで、自分が強くなる。発信こそが最高の成長メソッドなんです。
しかも、外に発信すれば「エアーのエンジニアってすごいな」と思ってもらえますよね。自分の存在を世界に証明すること。そしてその証明が、また新しい仲間を呼んでくれる。そんな良い循環を作っていきたいと思っています。
Takebayashi: 自分の書いたものが誰かに読まれて、「役に立った」と言ってもらえるのは本当に嬉しいです。自分たちだけのものにせず、みんなに届ける。そうすることで、自分たちも、そして周りもみんなで豊かになっていく。この幸せな関係を、これからも大事にしていきたいですね。
求めるのは、技術を「面白がれる」情熱。 ――最後に、この記事を読んでくれている若手エンジニアの皆さんにメッセージをお願いします。どんな方と一緒に働きたいですか?
Fukushima: 変化を楽しめる人と一緒に働きたいです。新しいことが起きたときに、「大変そう」と身構えるのではなく、「ラッキー、面白そう!」と思える人。大変過ぎるとそう思えないこともたまにありますが……笑。それでも変化をチャンスだと面白がること。そんな前向きな情熱を持っている人なら、きっとDXIで輝けるはずです。
あとは、チームでのコミュニケーションを大切にできる方。一人で悩むより、みんなで話したほうが絶対に良いものができます。助け合って、笑い合って、一緒に高みを目指せる仲間を待っています。
Takebayashi: ぼくは、好奇心が旺盛な人に来てほしいです! 新しい技術を知るたびにワクワクして、気づいたら自分でも触っていた……そんな好奇心旺盛な方なら、毎日が楽しくてしょうがない環境だと思います。学びを止めないこと。好奇心を爆発させること。それがDXIで楽しく働くための、唯一と言っていいルールかもしれません。
Fukushima: 技術が好きで、人が好きで、新しいことが大好き。そんなあなたと一緒に「AI Research Hub」の次の記事を書ける日を、楽しみにしています。一緒に、ITの未来を創りましょう。
――お二人とも、今日は本当にありがとうございました!
▼エアーで、自分らしいエンジニアライフを始めてみませんか? 未経験で飛び込んだITの世界。最初はわからないことだらけでも、少しずつ前に進めば、気づけば「いまが一番楽しい」と思える毎日が待っているかもしれません。 「このままでいいのかな」「もっと成長できる環境に行きたい」
──そんな気持ちがあるなら、エアーはきっとその背中を押してくれる場所です。 新しいことに挑戦したい気持ちを、大切にしてみてください。その一歩が、大きな変化につながるはずです。