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こんにちは。セブンデックス、デザイナーの和田です。
2025年でセブンデックスは7年目を迎えます。新しいメンバーが日に日に増え会社が拡大して行く中で、最近自分が“古参”の社員になっていることに気づき始めました。
最近では、私と同じように制作会社や広告代理店からセブンデックスに転職してくる方々も増えています。それに伴い、セブンデックスならではの文化や働き方に戸惑いながらも、順応しようとする姿を目にすることが多くなりました。
そこでこの投稿では、“古参”社員の私がセブンデックスに入社してからアンラーニングしたことを紹介していきます。
「セブンデックスって制作会社と何が違うの?」「どんなマインドセットや文化のもと働いているの?」と気になっている方は、ぜひ読んでみてください!
目次
- 役割に徹すること
- まず手を動かすこと
- 期日を守るという意識
- クライアントの意見を優先すること
- おわりに
役割に徹すること
転職を考えたことのあるデザイナーなら、一度は「自分の職責の範囲を広げたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。私もまさにそう考えてセブンデックスへの入社を決意しました。
ところが、最初にアサインされたプロジェクトでは、気づけば「〇〇はディレクターの仕事」と、自分から様々な工程を遠ざけ、デザイナーの職責に固執してしまっていました。近い業界での経験があるがゆえに、「職責」という固定観念が邪魔をして、動けない自分に気づいたのです。
その後、この経験を振り返りながら、そして徐々に他のデザイナーたちの動きを見ていく中で、セブンデックスではデザイナーという職種であっても、その枠にとらわれる必要はないと理解するようになりました。「やりたい」「やれる」と思うことがあれば、自分の職責をどんどん広げていけばいいんだと気づいたのです。
アンラーニングしたこと:「役割に徹する」という固定観念。
新たに習得したこと:デザイナーという職責に拘らず、クライアントの事業を成長させるためにできることを全て実行する姿勢。
まず手を動かすこと
「デザイナーはとにかく作りまくることで成長する」という話を耳にすることは多いのではないでしょうか。実際、今でもその一面は正しいと感じていますし、セブンデックスに入るまではそれこそが唯一の成長法だと思っていました。
しかし、今ではその考え方には追記が必要だと感じています。
作る前に目的を明確にしないまま動き始めると、最終的に出来上がったものがクライアントの求めているものとズレてしまう可能性があるからです。
もしかしたら「とにかく作りまくる」や「まず手を動かす」といったアドバイスには、「目的が明確であること」という前提が含まれているのかもしれませんが、過去の自分は無闇矢鱈に手を動かすことしかできていませんでした。
以前の私は、目的を曖昧にしたままデザインを進めていたため、クライアントが私のデザインを評価する際、見た目の良し悪しだけで判断されていたと思います。
一方、今は「なぜこのデザインを作るのか」を明確に言語化し、目的を共有してから作り始めることを心がけています。そして、クライアントと都度合意を取りながら進めることで、「なぜこのデザインなのか」「なぜ良いのか」を一緒に理解しながらプロジェクトを進められるようになっていると思います。
アンラーニングしたこと:「まず手を動かす」というアプローチ。
新たに習得したこと:目的を明確にしてから行動に移すこと。
期日を守るという意識
この見出しを見て、「セブンデックスでは期日を守らないの?」とハラハラされた方もいらっしゃるかもしれませんが、そういうわけではありません!笑
どのような作業にも基本的には期日を儲けると思いますが、セブンデックスに入ってからは「期日までにできていればOK」という意識をアンラーニングしました。「期日までにできていればOK」という意識だとその期日を目指して作業を着々としてしまうと思うのですが、セブンデックス入社後は期日に関係なく、できることを最速でやることを意識しています!(実際にはまだまだ難しいこともありますが…)
たとえば、1週間後が期日のタスクを2日で完了させることができれば、残りの期間で改良を重ね、より良いアウトプットを目指せます。また、打ち合わせ後に余韻に浸るのではなく、その場で出た修正点や対応事項をすぐに行動に移すことで、アイデアや情報の鮮度が高い状態で進めることができます。
手を抜かずに最速で行動することはまだ難しい時もありますが、期日に追われるのではなく、迎え撃つくらいの気持ちで期日を捉えることにしています。
アンラーニングしたこと:期日を守るという意識。
新たに習得したこと:最速でver.1を作成し、期日には改善を重ねたものを提出するという意識。
クライアントの意見を優先すること
以前の私は、クライアントワークである限り「クライアントの意見は絶対的なもの」と考えていました。クライアントとの距離が遠かったこともあり、いただいた意見の真意を深掘りすることが難しく、結果的にそのまま鵜呑みにして対応するしかありませんでした。
しかし、セブンデックスに入ってからは、その意見の意図や背景に目を向けることを意識するようになりました。「その意見にはどんな意図があるのか?」「その意図に対して、その意見は本当に的確な形になっているのか?」と考えながら取り入れるようにしています。
例えば、「目立たせたい!」という意図を「大きくしてください」という指示で伝えられることがあります。クライアントは必ずしもデザインのプロではないため、自身が感じている違和感や最適解を言語化できないことも少なくありません。そういった場合には、「本質は何か?」「クライアントが本当に求めていることは何か?」に立ち返り、対話を重ねることが重要だと気づきました。
こうした対話を通じて、本当にやりたいことをクライアントと一緒に導き出すことで、最終的には双方が納得できる成果物を作り上げることができると思っています。
アンラーニングしたこと:クライアントの意見を優先すること。
新たに習得したこと:クライアントの意見の意図や背景を深掘りし、本質を見極めて提案すること。
おわりに
セブンデックスで働く中で、私はこれまで当たり前だと思っていたことを見直し、新たな視点やスキルを身につけてきました。
「アンラーニング」と「新しい学び」を繰り返すことで、自分の成長を実感できるとともに、クライアントにより良い価値を提供できていると感じています!