インターンのカオリです。
今回は5月に入社された長田さんに入社した経緯や今後の展望についてお聞きしました!
長田さんの仕事や社会に対する強い信念に、インタビューの中で心が動かされました。
ぜひ最後まで読んでいただきたい内容になっています。
自己紹介
こんにちは、長田(ながた)です。
大阪出身です。
Business Development Dept.で新規事業の立ち上げとマーケティングチームのリーダーを担当しています。
日頃は、「ロングスリーパー」という言葉を普及するべく、睡眠活動に勤しんでいます。
毎日、会社でお昼寝をとっているのは私ぐらいかもしれません。
アメリカでの大学時代
アメリカの大学で過ごした4年間は人生の転機になりました。
それまでは、日本でぬくぬくと育った普通の学生だったと思います。
ですが、日本を離れたことで日本人としてのアイデンティティーを感じるようになりました。
神道や仏教、歴史など、日本に関する本を読み漁りましたね。
在学中、ちょっと言い過ぎですが「日本代表」みたいな感覚も芽生えました。
アメリカ北西部に位置する大学に入学したのですが、「初めて会う日本人が君だよ」という同級生も多かったです。
自分を通して日本人を判断されるんだと思うと身が引き締まる想いでした。
まあ実際には、寮のバイキングと週末のパーティー三昧で太りに太りましたが(笑)
オーガニック野菜を育てるコミュニティーファームでのインターン時代
就職
大学時代の経験から「日本に恩返しをする」と決めて就職活動を行った私は、これまで「まちづくり」をキャリアの軸に置いて仕事をしてきました。
最初は、都市開発に興味を持ち六本木本社の総合デベロッパーに勤務しました。
その後、北海道の下川町という3500人の小さな町に移住し、観光協会事務局長として、お祭りの企画運営などをしたり、自治体職員のような立場で移住促進、企業誘致などを行ったりしました。
自治体職員と一緒に移住促進ブースの出展
しかし、日本全体として人口がどんどん減っていく中で外から人を呼び込むことに限界を感じるようになります。
そこで、人口減少社会では、業務改善や機械化が必要と感じ、「IT感覚」を身につけるべく都市部に戻ってきました。
具体的には、鎌倉のIT企業でコミュニティ通貨という新規事業の立ち上げに参加した後、クラウドファンディング会社のローカル領域で資金集めやパートナー開拓などを担当しました。
センキョに入社
「まちづくり」に携わってしばらく経った頃、その延長として政治に興味を持つようになります。
政治に関わる方法として、以下の3つが思いつきました。
①政治家の秘書をする
②政党の事務職に勤める
③政治について学ぶ「政経塾」に通う
今の歳で①②をする気もなく、③はすでに通って卒業していました。
さて、どうしよう。
ふと転職サイトWantedlyの検索フリー入力で「政治 セールス」で調べたところ、センキョを見つけました。(Wantedlyの回し者ではございません(笑))
政治に対して少し違った角度から関わることに面白さを感じ、入社を決めました。
センキョでの仕事内容
センキョでは新規事業の立ち上げとマーケティングチームのリーダーを兼務しています。
新規事業では、自治体のDXに関わるサービス展開を行なっており、「GOV AI」というGPT機能を搭載したAIチャットボットの導入を働きかけています!
まだ商品ができていない段階で入社したため、何もない状態で働きかけを行うことには難しさもありましたが、2023年10月、ついに青森県弘前市のHP上でGOV AIがデビューしました!
また、弘前市の地場のIT企業と組んでチャットボット導入の入札に勝ち、無事に採択されたことも、とても嬉しかったです!
ぜひHPを確認していただければと思います。
HP:青森県弘前市
マーケティングチームでは、顧客である政治家にどのように弊社の「スマート選挙」や「タウンマッチ」に興味をもっていただけるか、顧客のニーズ把握や過去データの分析などを実施しながら、広告運用やプロモーションなどに関わっています。
入社目的であった政治に関われる領域なため、やりがいを持って仕事をしています!
自分の時間
私は、日本酒を飲みながら取り留めのない話をする時間が大好きです。
基本的に人が好きで、その人の持っている雰囲気というか、色みたいなものを知ることも楽しいですね。
その人独自の特色はお酒を飲むと濃くなりますし、その人の熱量を感じることが面白いです。
でも、一番好きなのは、楽しく飲み過ぎて、翌日には話したことを全部忘れてしまうぐらいの飲み会です。
センキョのメンバー数人ともそんなことが何回かあったので、たぶん自分にとっていい会社なんだと思います(笑)
この時の記憶はもう半分無くなってます(笑)
これからー政治家への道
会社のメンバーには伝えたのですが、いずれ政治家になろうと考えています。
かつて自分を北海道の下川町に誘ってくれた恩人が町長(現在は退任済み)になったんですよね。
その方と夜な夜な日本酒を飲みながら、「どうしたらこの町をよくできるか」と話をしたことが、政治や地方自治に興味を持ったきっかけです。
私はこれまで、海外で日本人としてのアイデンティティを感じたことをきっかけに、「日本に恩返ししよう」と多くのことを行ってきました。
その中で、縁の遠かった政治のことが自分の中で生の感覚になってきました。
そして、文章を書いている今日はちょうど息子の誕生日で、息子の未来を今作っているのが自分たち世代だという感覚も出てきました。
戦後に私たちの祖父母や両親が頑張ってくれたからこそ平和な日本で暮らすことができているので、次のバトンが回ってきた感覚です。
祖父からいただいた私の五月人形は、息子に引き継がれました
最後に
好きな日本酒の一つにかけまして、話を終わりにしたいと思います。
日本酒には「而今」という三重のお酒があります。
「而今」は、「このいま」という仏教用語のようです。
ここまで自分の過去や未来の話をしてきましたが、センキョでは「このいま」を共有する仲間を募集中です。ぜひ一緒に働けることを楽しみにしています!
以上、長田さんの入社エントリでした。日本の将来を思う姿に、胸が熱くなりました。私も長田さんのように日本を背負い仕事をしていける人間になりたいと、そう思わされました。
最後に、長田さんの同僚である福嶋さんに、長田さんのことをお聞きしてみました。
福嶋さんから見た長田さんは、「事業を成長させるための提案力とそれを実行するための広いネットワークを持った人」とのことです。
というのも、センキョにとって今回の新規事業の立ち上げは、領域的にも技術的にもノウハウがなく、難易度の高い挑戦であったようです。
しかし、長田さんが新規事業に向けたプロジェクトを提案し、これまでのキャリアで培ったネットワークを駆使して仕事を前に進めてくださったといいます。
僅か半年で自治体への正式導入が決まったことは、間違いなく長田さんのビジネススキルによるものだと、そう話してくださいました!
また、長田さんの働き方に接して、福嶋さん自身も仕事への向き合い方が変化したようです。
長田さんの自分からアイデアや仕事の進め方を社長へどんどん提案していく姿は、かなり刺激になり、自分自身も積極的に提案する能力や提案のために必要なエビデンスを考え抜く能力がついたそうです。
福嶋さんのお話からも、長田さんの熱い仕事ぶりが伝わってきます。長田さん・福嶋さん、貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました!
「私も長田さんと仕事がしてみたい!」と思われた方がいらっしゃっいましたら、ぜひご連絡ください!
心よりお待ちしております。