こんにちは、管理部の大久保です。
私は、Chaintopeに共感してくれる人をどんどん増やしていきたいので、応募してきてくれると「やったー!」という感じで、エンジニアの面接担当にすぐ面接をすすめております。
が、実際一緒に開発をするエンジニアの目は非常に真剣でして(当たり前だけど)、技術への考え方のミスマッチを防ぐために、書類選考としていくつか応募してきてくれる方への質問を準備してくれました。
”採用試験”じゃなくて”考え方を知りたい”んです。
これについての回答というか、思うところをまずメッセージなりメールなりで送っていただければ、と思います。
募集要項のページに張り付けておこうと思うのですが、先に、こちらでひっそり公開させていただきます。
Chaintope エンジニアから12の質問
①2017年12月からLightning Networkの検証がmainnetで始まったが、こういったオフチェーン決済はワークすると思うか?また現時点でLightning Networkの課題はどこで、どういう改善案が考えられるか?
②Lightning Networkのようなオフチェーン決済のアプローチ以外にブロックチェーンベースでどのようなスケーリングソリューションが考えられるか?
③現在BitcoinではSchnorr署名の導入が予定されており、マルチシグなどの署名の効率化が期待されているが、m-of-n(m < n)のようなマルチシグで署名をスリム化する場合、どういう方法が考えられるか?
④暗号通貨の取引では匿名性が求められるが、通常取引所でコインを購入した場合、取引所はそのコインを誰が購入したか分かり、その後その通貨がどのように使われたか分析することができる。現金であればこのようなことはないが、暗号通貨において現金と同様の匿名性を導入するためには、どういうプロトコルが必要か?
⑤BitcoinやEthereumなどので用いられている合意アルゴリズムはどういうもので、どんな問題を含んでいるか?また分散環境において、新しい合意アルゴリズムを考える場合何が課題となるか?
⑥現在、Ethereumのnode実装であるgo-ethereumとparityではHDDでフルノードが同期できない問題
がある。これを現状のEthereumの構造を変えずに解決するためにはどういう方針が考えられるか?
また、Ethereumの構造を変える場合ではどういう形に変更するのが一番適切だと思うか?
⑦Ethereumで話題となっているPlasmaにおいてexitの問題についての有効な回避策はまだ議論が進んでいる。exitの問題点と考えられる回避策が何があるか?
⑧Ethereumでoff-chain Plasmaを作るとしたらどういう構造が考えられるか?
⑨stable coinは現状Fiat-collateralized、Crypto-collateralizedとSeignorage Sharesの3つがある。それぞれが抱えている問題点は何か?また、仮想通貨(token)をstableにしていくためには他にどんな方針が考えられるか?
⑩EthereumでShardingを現状で実装するとしたらどういう形があるか?特にstate sharing周りを詳しく。実現が難しい場合はどのあたりが妥協点として考えられるか?
⑪zk-SNARKsについての説明と、Ethereumでの有効な使い方としてどんなものが考えられるか?
⑫現状のSmart Contractの抱える問題点は何か。また、それらの問題をどうやったら解決できるか?
書いてみると、なげえな、って思いますね…
歓迎スキルは"C++"
Wantedlyって最初のとっかかりはお互いやり取りしやすいんだけど、そこから深い話にもっていくまでが結構難しいので、これをベースに会話できればいいなあ、と思ってます。
回答だけでなくて、突込みとかでもいいですよ。
Chaintope エンジニアを打破する剣豪をお待ちしております!