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やってもやっても報われない、そんな環境じゃ技術は進歩しない…だから、頑張る人が正当に評価される会社を作りたいと思った。【理学ボディ:社長インタビューVol.1】

〈代表インタビュー〉



【木城拓也】
高校時代野球部に所属し活動していたが、怪我で最後の大会に出場できず、『自分のようなスポーツで悔しい思いをした人を救いたい』との想いから理学療法士を志す。
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨く。
その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了。
その後、確かな技術で「回数券を売らず、最短で痛みをなくす整体」をモットーに、筋膜の施術に特化した青山筋膜整体理学ボディを創業。
◆資格
・Physical Therapist(理学療法士)
・筋膜セラピスト
・NESTA認定トレーナー
・オーストラリアマニュアルセラピー全過程終了認定
・TPI認定メディカルトレーナー
・キネシオテーピング協会 CKTT認定トレーナー
・住環境福祉コーディネーター2級



ー会社のミッションを教えてください!

「最高の技術で世界中を健康に」です!


ー木城さんのキャリアは理学療法師として実際にお客様に施術をするところから始まったかと思いますが、実際に現場で働く中でどのような課題を感じて「理学ボディ」を創業したのでしょうか?

僕は元々理学療法師として整形外科クリニックで働いていました。
その時の職場の先輩とか、勉強会に行った時の講師の先生が、めちゃくちゃすごい技術を持っていて、痛みを本当に目の前で改善していく姿をずっと見てきたんですよ!
その人たちは勉強を毎日沢山していて「本当にかっこいいな」「こんな風になりたいな」と思っていました。

その頃に、実家に帰ることがあったんです。実家に帰った時、うちの母さんが膝をすごく痛めていたんですよね。
当初の僕ってまだ入りたてで、すぐに良くできるほどの技術がなかったのですが、「(当時の勤め先の)病院の先輩だったら治せるな」と思って「病院に行って直せばいいじゃん!」って言ったんです。
でも、
「行かない! 行ったってどうせ治らない!」
と言われてしまって…。
でも、うちの母さんって、歯医者には行くんですよね。だから「歯医者に行くのはなんで?」って聞いたら「歯医者は治るから!だから行くんだ」って言われました。

多分うちの母さんのこの言葉こそが世論だと思うんですよ。
世間は理学療法士の存在や、技術で痛みが良くなる、っていうことを知らない…この現実がなんか悔しいな、と思いました。
理学療法士は皆こんなに頑張ってやってるのに、世間に知られていないことによって「どうせ体の痛みって何かやったって良くならないでしょう」みたいな諦めになってしまっている…こういうのを変えたいなと。

そうなっている現状って、世にある痛みを改善するサービスが「長く通わせてビジネスとして儲かる」みたいな方向に行きすぎてしまっているので、「痛みを改善してビジネスとしても成立する」っていうものを作って世の中に広げていきたいなと思ったので理学ボディを作りました。



ーありがとうございます。木城さんは深夜まで論文を読んだり休日は講習会に参加して必死に技術を磨いてきて…でも、理学療法士が報われにくいという日本の医療制度にも問題を感じていたんですよね。それが「頑張った人がきちんと評価される」という理学ボディの風潮に現れていると感じています。

そうですね。
保険の中で働いていると1日24単位しか見れないっていうのが法律で決まっていて、単価も国が決めているんですよね。
なので10年目の、めちゃくちゃ学会で発表して論文読んでいるような人と、新卒で入った1年目の給料ってそんなに変わらなくて…。
というのも、その1人1人が立てられる売上げっていうのが変わらないので、構造上、給料という面で差をつけるのが難しいんです。
そうなるとやっぱり勉強していく人って限られてきて、最初の頃はみんな勉強してるんですけどやっぱ「やってもやっても変わらない」っていうことに途中で気づくので、段々みんな勉強しなくなってくるん ですよね…。
でも医療の世界って日々進歩しているんですよね。その中で勉強をしないのって患者さんに対して真摯じゃないなと思うんですよ。
なんですけど、頑張りづらい構造になっちゃってて…。
これってやっぱり、保険の中でやっていくだけでは難しいなと。
保険外に出ると、お客さんが「技術がある人に見てもらいたい!」っていう要望に応えられる状況が作れるので、
単価はこっちで決められるし、ビジネスモデルを調整することで
頑張った人が頑張った分だけ評価されるっていういう世界を作れるんじゃないか」
と思ったんで、僕は職人として元々やってきたんですけど、ビジネスもしっかり勉強して頑張った職人が報われる世界というものを作りたいな!と思っています。




ーそんなミッションを達成するために、理学ボディが提供するサービスについて教えてください!

まず1つ目が整体事業です!
この整体は筋膜の調整をすることで痛みを改善するというサービスです。
もう1つがピラティス事業です!
ピラティスって世の中にたくさんあると思うんですけど、僕らのピラティスは 1人1人の体を理学療法の目線で評価して、その人の体にあったピラティスを提供するという、パーソナルトレーニングによるピラティスになります。




ー理学ボディでは変化が多くてやりたいことがたくさんあるような印象を受けているんですが、今感じている課題は何でしょうか?

やりたいことがたくさんあるんですけど、まず人が足りないという問題があります。
というのも、僕らは理学療法士のメンバーで立ち上げた会社で、ほとんど現場の理学療法士で今までやってきたんですよね。
最初はこれで良かったんですけど、やっぱり事業や店舗が増えてくると、オフィスでの仕事も結構増えてきて、理学療法士の現場のメンバーをアサインしても、なかなかうまくいかない…という状態に陥りました。
なので、今まで医療の現場ではないところで働いて、いろんな経験を積んでる人も仲間に入れて一緒にやっていきたいなという風に思ってます!




ーありがとうございます!まさに今ベンチャーならではのカオスなフェーズを迎えている理学ボディで、活躍できる人物像を教えてください!

やることが毎月毎月変わっていったり、新しい課題がどんどん増えていって、なかなか1個1個全部完全に要件定義して、指示されたことをやってもらう…みたいな体制は整っていない状況です。
なので、主体的に考えて創意工夫を各々がして、考えて動ける人。しっかりやり切れる人。かつ”いい奴”みたいな人を求めているし、今活躍してくれてる人もそうだな、と思ってます。



ー私も実際に働いてみて本当に理学ボディは「人が良い」という風に感じています。理学ボディで「人が良い」と感じられるのは、理学ボディが人を大切にしているから、と強く感じますが、今後どのような人と一緒に働きたいでしょうか?

「いい奴」と働きたいと思ってます!
僕らって、ずっと現場に立ってお客さんを施術して、お客さんが喜んでくれて…みたいな のを楽しい!と思ってずっとやってきて、これを世界中に広げたい!と思ってやってきたんですよね。
なので、そういう「人を大切にする」みたいな思想の人が多い会社の文化になっているなと思うんです。なので、ここにマッチする人がいいなと思っています!
数字数字っていうのも大事なんですけど、それだけになって世の中のためにはなってないけど、数字が達成して売上だけでかくなってく…みたいなことはあんまりやりたくなくて、
社会的に意義のあることでちゃんと利益も出して、規模を大きくして、世の中にいい影響を与えたいと思っているので、これに共感してくれる人がいいな、と思っています!




ー最後に木城さんから候補者の方々へ一言お願いします!

僕らはベンチャー企業なので、社内が大企業みたいに整ってないな、とは思っているんですが、
働いているメンバーは熱量もすごくあって、性格も良くて…だからどんどんこの会社をでかくしたい!と思っています!
今ってまだ、この時点ではまだまだ小さい会社だと思うんですけど、必ずもっと大きく世の中にインパクトを残せるようなすごい会社にしたいと思っているので、
今入ってきてくれたらすごく成長できる環境だし、何も整ってないからこそ、会社が伸びるからこそ、面白い環境だなと思うんです!
なのでこういう環境が好きな人は一緒に働きたいなと思ってますので是非応募してください!





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