こんにちは!
株式会社理学ボディ HR部の伊東です。
突然ですが、みなさんは「日本の理学療法士が持つ専門性には、世界の健康へ貢献できる可能性がある」と聞いたら、どんな姿を思い浮かべるでしょうか。
病院や施設で、目の前の患者様と向き合う姿。
身体の状態を丁寧に評価し、一人ひとりに合った支援を考える姿。
もちろん、それも理学療法士の大切な仕事です。
しかし理学ボディでは今、その専門性を病院や日本国内だけにとどめず、世界の人々の日常的な健康づくりへつなげる挑戦を始めています🌏
今回は、その一歩となったインドネシアでの取り組みをご紹介します!
現地の理学療法士485名が参加する学術大会へ
2026年6月11日から14日まで、インドネシア・東ジャワ州のマラン市で、理学療法士向けの年次学術大会・展示会「TITAFI XXXVIII & IFEX 2026」が開催されました。
「運動の最適化を通じて健康な社会を実現すること」を目的とした大会で、現地の理学療法士485名が参加。28社の企業が協賛する、大規模な学術交流の場です。
この大会に、理学ボディのインドネシア法人「PT Rigaku Body Indonesia」から、ピラティススタジオ「luluto(ルルト)」のインドネシアスタジオマネージャーを務める理学療法士・藤本大揮さんが登壇しました!👏
発表テーマは、
「Pilates×Anatomy - As a Physio Therapist, Extending People's Healthspan」
理学療法士の専門知識とピラティスを掛け合わせ、人々の健康寿命をどのように支えていくかを伝える講演です。
ピラティスを「自分の身体を知り、使い方を学ぶ手段」へ
理学ボディが展開するピラティススタジオ「luluto(ルルト)」では、ピラティスを単に筋力を鍛えたり、身体を伸ばしたりするための運動とは考えていません。
一人ひとりの身体の状態や目的に合わせて、姿勢や動きを見ながら、
「自分の身体をどのように使えばよいのかを学ぶ手段」
として提供しています。
実際のピラティスエクササイズと解剖学を結びつけ、身体の使い方を解説した講演スライド
今回の講演でも、実際のピラティスエクササイズと解剖学を結びつけながら、身体の構造と動きの関係を藤本さんが解説しました。
身体に不調が起きてから対応するだけではなく、日頃から自分の身体を理解し、自分自身で整えていく。
理学療法士が持つ解剖学や運動学の知識をピラティスへつなげることで、日常的なセルフコンディショニングを支えられる可能性を、現地の理学療法士のみなさんへ伝えました。
インドネシアの健康課題に、専門性をどう生かすか
今回の登壇は、日本で培った方法を一方的に紹介するためのものではありません。
その背景には、インドネシアが直面している健康課題があります。
プレスリリースで紹介したWHOのデータによると、インドネシアでは18歳以上の成人のうち、男性の24%、女性の22%が身体活動不足と推計されています。
また、平均寿命は68.3年、健康寿命は60.7年で、両者には約7.6年の差があります。
長生きするだけではなく、できる限り長く、自分の身体で動き、自分らしい生活を送ること。
そのために、理学療法士の専門知識と日常的に続けられる運動を結びつけることには、大きな意味があると私たちは考えています。
会場では活発な質疑応答も行われ、現地の理学療法士からは、
「これまで病院内での理学療法のみに触れる機会が多かったため、病院外で、かつ他国でも通用するアプローチを知れて参考になった」
という声も寄せられました。
理学療法士の専門性は、病院や医療機関の中だけではなく、
健康づくり、日々の身体の使い方を支える場にも、その可能性は広がっている。
今回の反応からは、そんな新しい選択肢を現地のみなさんと共有できたことが伝わってきます。
TITAFI XXXVIII & IFEX 2026 主催関係者・登壇者との集合写真
海外へ届けたいのは、店舗だけではありません
理学ボディは現在、日本だけでなく海外にもピラティス事業を展開しています。
海外展開というと、どうしても店舗数や進出地域といった数字に目が向きがちです。
けれど、私たちが本当に届けたいものは、店舗だけではありません。
理学療法士が培ってきた身体の専門知識。
目の前の方の状態や目的に合わせて考える姿勢。
感覚や雰囲気だけに頼らず、解剖学や運動学をもとに身体へ向き合うこと。
そして、その専門性を現地の人たちと共有し、現地で活躍する人を育て、その土地の健康づくりに根づかせていくこと。
それこそが、理学ボディの目指す海外展開です。
日本の成功例をそのまま持ち込むだけでは、本当の意味で現地の健康に貢献することはできません。
現地には現地の文化や生活習慣、身体に関する課題があります。
だからこそ、現地の専門家と学び合いながら、その土地に合った価値を一緒につくっていくことが大切だと思っています。
一人の挑戦が、ミッションを現実へ近づけている
今回登壇した藤本さんは、日本を離れ、インドネシアでスタジオ運営に向き合いながら、現地の理学療法士へルルトの考え方を伝えました。
言語も文化も環境も異なる場所で、専門的な内容を分かりやすく伝え、現地の方々との信頼を築いていく。
簡単なことではありません。
華やかな登壇写真の裏側には、現地のお客様やスタッフと向き合い、試行錯誤を重ねてきた日々があるのだと思います。
HRとして今回の取り組みを知り、改めて感じたのは、会社のMISSIONは経営陣が掲げるだけでは実現しないということです。
一人ひとりが自分の専門性を持ち、目の前の人に向き合い、新しい場所へ一歩を踏み出す。
その積み重ねによって初めて、
MISSION:「最高の技術で世界中を健康に」
という言葉が、少しずつ現実になっていくのだと思います。
「最高の技術で世界中を健康に」を、言葉だけで終わらせない
今回の学会登壇は、ゴールではありません。
ここで生まれた交流や学びを、インドネシアでのスタジオ運営や人材育成、お客様へのより良いレッスンへつなげていくこと。
そして現地のみなさんと一緒に、理学療法士の専門性を生かしたピラティスを育てていくこと。
本当の挑戦は、ここからです。
理学ボディが目指しているのは、日本でつくったサービスを世界へ広げることだけではありません。
身体の専門家が持つ知識と技術を、それぞれの地域で暮らす人の健康へつなげること。
人を育て、技術を伝え、その土地に根づく事業をつくること。
その積み重ねによって、世界中の人々がより長く、自分らしく、健康に過ごせる未来をつくることです。
日本の専門性を、世界の健康へ。
理学ボディはこれからも、現地のみなさんと学び合いながら、「最高の技術で世界中を健康に」というミッションの実現へ挑戦していきます!🌏✨
藤本さん、インドネシアのみなさん、本当にお疲れさまでした!
そして、素晴らしい挑戦をありがとうございます!👏
今回の登壇・大会の詳細はこちらからご覧いただけます。
▶︎ 理学ボディ、インドネシア理学療法士学会「TITAFI XXXVIII & IFEX 2026」に登壇
株式会社理学ボディ
HR部 伊東
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