みなさんは冷凍パンを食べたことはあるでしょうか。
冷凍パンというと、自宅で冷凍するもの。という方が多いかもしれませんが私たちは焼成済冷凍パンを販売しています。実際私は入社前まで冷凍パンの存在を知らず、ひとくち食べた瞬間その美味しさに惚れ込み、こんな美味しいパンがあるのか!もっと世の中に広めたい!と入社を決めました。
ここで、冷凍パンを食べたことある?の質問に戻るのですが
実際にみなさん、ホテルやレストラン、結婚式場や機内食など様々なところで実は召し上がっていただいている可能性が高いのでは👀と思っております。弊社のお得意先様は上記のような先がメインになっており、パンの美味しさはもちろん、パンを焼く手間を省ける時間効率化、そして使用する分だけ温めることによる食品廃棄ロス削減という点も好評いただいております。
ではここでパンについて。
何にこだわり、どんなパンなのか、ご説明したいと思います!
【パンづくりの3つのこだわり】
① 素材について
―国産小麦100%―
「パンの味は小麦味」と言われるほど、パンづくりにとって小麦粉はとても大切な素材です。使用する小麦粉は地域の製粉会社との協働により開発したオリジナルブレンドの小麦粉で、良質な群馬県産の小麦粉を主体とする国産100%。焼き上がったときの芳醇な香りと、粉の香ばしさのバランスが最も優れている小麦粉を使用しています。※一部、パンの特性によりフランス産主体のオリジナル粉を使用した商品があります。
―平窯で炊き上げた国産天日塩―
パンづくりにとって塩の選定は「どのようなパンにしたいのか?」を決める思想的な部分。国産小麦に合う塩を吟味した結果、昔ながらの平窯でじっくり炊き上げた、海の塩にたどり着きました。高知県室戸沖の海洋深層水を100%使用した平窯結晶塩です。※フランス産を主体としたオリジナル粉には「ゲランドの塩」を合わせております。
―自家製桐生酵母―
私たちは独自の研究機関として「桐生酵母研究所」を設けて、オリジナルの自家製酵母を培養しています。強い風の吹く街、群馬県・桐生市で生まれた「桐生酵母」は、特にパン生地の保湿性に優れ、しっとりと柔らかなパンに仕上がります。「桐生酵母」で、ゆっくりと時間をかけて発酵させることで小麦の甘さを引き出し、軽やかな風味と味わいのパンに仕上げています。
② 製法について
―45℃で急速冷凍―
パンの味が落ちる2大要因は「水分の蒸発」と「デンプンの劣化」です。この2大要因を防いでいる手法が冷凍!元々冷凍食品を作りたかったわけではなく、美味しいパンを届けるための手段として’冷凍‘という手法を採用しています。焼きたての最高の状態を-45℃の急速冷凍庫で一気に凍らせて、鮮度を閉じ込めており、急速冷凍することで、あの焼きたて直後の薄いパリッとしたクラスト(表皮)とみずみずしく、もっちりとしたクラム(中身)の食感がそのままの状態でキープされます。
保存料はもちろん無駄な添加物は使っていないのでお子様にもおすすめです。トースターで焼くだけで、新鮮なパンの味わいがいつでも自宅でお楽しみいただけます。
―低温長時間熟成製法―
日本では昔から、味噌や醤油、酒などの酵母を使った食品は、冬の寒い時期に仕込む習慣がありました。それは、厳しい冬の気候が酵母の性質を生かし、おいしくまろやかにすることを知っていた先人の知恵でもありました。私たちのパンづくりでも、現代版寒仕込み「低温長時間熟成製法」を採用しており、16~18時間(生地を練る段階も含めると最低でも20時間以上)生地をゆっくり発酵させています。そうすることで水分量が多く、しっとりした出来上がりに。
③こだわりのプティサイズについて
極上の食感を生み出す理由が、この可愛いプティサイズにあります。このサイズのパンは、窯の中で一気に火を通すことができ、発酵による旨みを閉じ込めた、絶妙な食感のパンに焼き上がります。テーブルを華やかに彩るプティパンは、星付きレストランやホテルビュッフェなどでも親しまれ、食にこだわりを持つシェフからも愛用されています。
以上色々つらつらとご説明をさせていただきましたが、最後に一言。
まずはぜひ一度お試しください!(笑)もし召し上がっていただけましたら、SNSにご感想いただければ嬉しい限りです♪
ぜひ一緒に「炊き立てのごはんが当たり前に食べられているように焼きたてのパンが当たり前に食べられる」ライフスタイルをつくっていきましょう^^!