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トータスキッズ支援事例:「何をすればいいか分からない」と動けない―“まねする力”が助けになる

― 「一緒にやる!」から始めた、模倣する力を育てる支援 ―「初めての活動になると、動けなくなってしまう」「みんなへの指示では、何をすればいいか分からない」「間違えそうなことには、なかなか手を出せない」そんなお子さんはいませんか?今回ご紹介するのは、年中のお子さんの事例です。園では、初めての活動や一斉指示など、「何をすればいいのか」が分かりにくい場面で、動き出せないことがありました。一方、やることや手順が分かれば、積極的に取り組むことができます。そこで注目したのが、「人の動きをまねする力」です。 ■ なぜ「まねする力」が大切なの?例えば園で、先生の説明だけでは何をするのか分からなかった時。...

一つずつの「できた!」が、ハロウィンの魔法に。|トータスキッズのアートクラス

10月のトータスキッズアートクラスは、ハロウィンがテーマ!教室には、子どもたちがつくったコウモリが飛び交い、黒い画用紙には色鮮やかなクモの巣。少しずつ、ハロウィンの世界が広がっています^^一つずつの工程が、「できた!」につながる今回取り組んだのは、塩を使ったソルトアートや、トイレットペーパーの芯を使ったコウモリ、ハロウィンの帽子やマントづくり。立体物の制作では、完成した形を思い描きながら、必要な工程を一つずつ確認していきます。どこを切る? どう組み合わせる? 次は何をする?難しい工程も、細かく分けて取り組むことで、「できた!」を積み重ねていくことができます。ソルトアートでは、塩ならではの...

トータスキッズ支援事例:「伝えたい。でも、気づいてもらえない」―ことば以外の伝え方を増やす

― 相手の手を取る「クレーン」から、肩をトントンして伝える方法へ ―「ことばは出ていないけれど、伝えたいことはたくさんある」「欲しいものがあると、大人の手を取って伝える」「家族には分かるけれど、学校や地域でも伝わる方法を増やしたい」そんなお子さんはいませんか?今回は、発語のない小学3年生の「伝える方法」を広げた事例です。■ 相手の手を取ることも「伝える」方法本人は、欲しいものがある時、相手が自分に気づいていれば、手を叩く動作で要求を伝えることができます。一方、相手が後ろを向いているなど、自分に気づいていない時には、相手の手を取る「クレーン」で伝えることが多くありました。クレーンも、本人に...

子どもの「できた!」をつくるために、まず自分が変わる。|新人スタッフの成長とトータスキッズの支援者育成

9月から、トータスキッズに新しい仲間が加わりました! 20代前半、チーム最年少のスタッフです。1か月の研修を経て、10月から少しずつ子どもたちの指導にも入り始めています。「私はこうしたい」よりも、まず子どもを見る新人だからこその意欲や、「私はこうしたい」「私はこう思う」という考え。それ自体は、決して悪いことではありません。自分なりに考え、よりよい支援をしようとする気持ちは、とても大切です。でも、トータスキッズが何より大切にしているのは、子どもの「できた!」をつくること。支援者がやりたいことと、子どもにとって必要な支援は、必ずしも同じではありません。だからこそ、まずは子どもをよく見る。そし...

声だけで伝わる、あたたかな支援。|スタッフのお誕生日に寄せて

板倉さんのお誕生日。このところ、私の部屋まで聞こえてくる板倉さんの声に、耳を傾けるのが好きです。 発語がほとんどない生徒との、タブレットの音声機能を使った日常会話。事前に保護者から、その日にあった嬉しかったことなどを聞いておき、板倉さんがゆったりとした口調で質問すると、生徒はにこやかに、タブレットを使って次々と答えていきます。私はその様子を直接見ているわけではありません。でも、声を聞いているだけで、そこに流れる安心感や、穏やかな時間が伝わってきます。言葉を声にして伝えることが難しくても、伝えたいことはたくさんある。その想いを受け止め、やり取りする楽しさを一緒につくっていく。きっと、その子...

「緊張したぁー^^;」も、大切な経験。|オリンピアンへのインタビューに挑戦!

トータスキッズでは、10月31日から津久井浜海岸で開催される「ウィンドサーフィンW杯 横須賀・三浦大会」を応援しています!その応援活動の一環として、ロンドンオリンピック日本代表の須長由季選手と、横須賀の「海活」には欠かせない存在、鈴木さちさんが、トータスキッズαplusクラスに来てくださいました。オリンピアンに、自分たちでインタビュー今回、子どもたちが挑戦したのは、須長選手へのインタビュー。「大学でウィンドサーフィンを始めたきっかけは?」「ウィンドサーフィンのルールを、子どもにも分かるように教えてください」「オリンピックに出場するために、どんな練習をしましたか?」「小学生・中学生・高校生...

トータスキッズ支援事例:「何度言ったら分かるの?」その声かけ、減らせるかもしれません

【トータスキッズ支援事例:「何度言ったら分かるの?」その声かけ、減らせるかもしれません】― 「言われたらやる」から、「見て、自分で動く」へ ―「毎日やっていることなのに、声をかけないと始めない」「『次は何するの?』と、その都度大人が教えている」「好きなことが目に入ると、やるべきことを忘れてしまう」そんなお子さんはいませんか?今回は、「見て分かる環境」をつくることで、来所後の行動を自分で進められるようになってきた中学2年生の事例です。 ■ 「分かっていない」わけではない本人は地名や古代生物など、興味のあることを覚えたり調べたりすることが得意です。一方、トータスキッズに来ると、職員に話したい...

みんなの「できた!」を、地域の風に乗せて。|ウィンドサーフィンW杯応援横断幕づくり

トータスキッズ一丸となって取り組んでいる、ウィンドサーフィンW杯 横須賀・三浦大会の応援企画。アートクラスでは、大会を盛り上げるための横断幕を制作しました! 一人ひとりの力を合わせて、一つの作品に舞台は、私たちの地元・津久井浜海岸。横断幕には、地域を彩るみかんや水仙など、津久井浜らしいモチーフを取り入れました。今回はアートJrクラスの子どもたちも参加。一人ひとりが役割を持ち、自分のできることに取り組みながら、みんなで一つの絵を仕上げていきました。自分の担当した部分が、仲間の作品とつながって、大きな一枚の絵になる。アートを通して育てたいのは、表現する楽しさだけではありません。誰かと力を合わ...

トータスキッズ支援事例:イライラした時、「爆発する」以外の方法を増やしていく

― 「マットを殴る」から、場所や気持ちに合わせて対処方法を選ぶ力へ ―「イライラすると、大声や暴言、物に当たるなどの行動につながってしまう」「止めようとすると、それがさらにイライラのきっかけになってしまう」「『怒らないで』ではなく、気持ちを安全に発散する方法を身につけてほしい」そんなお子さんはいませんか?今回は、イライラした時の対処方法を段階的に増やしている小学3年生の事例です。 ■ まず必要だったのは、「爆発しない」ではなく別の方法イライラが大きくなった時に、「やめなさい」「落ち着いて」と止められても、本人にとっては高まった気持ちの行き場がなくなってしまうことがあります。そこでこれまで...

トータスキッズ支援事例:「英語が怖い」―再び始まった行き渋りに、私たちが考えたこと

― 保育所等訪問支援から見えてきた課題に、学校・家庭・個別支援で取り組んだ事例 ―「やっと学校に安定して通えるようになったのに、また行き渋りが始まった」今回は、そんなご相談から始まった中学3年生の事例です。Tさんへの支援が始まったのは小学2年生。小学校高学年からは保育所等訪問支援を利用し、学校と連携しながら、安定して学校生活を送ることを目指して支援してきました。中学校入学後、一時は「もう辛くて行けません」と、登校が難しくなった時期もありました。そこで、書字の負担を減らすためのタイピングの活用、教科ごとの参加方法、辛い時の退避方法などを学校と一緒に検討。徐々に登校は安定し、中学2年生の秋頃...

「できない」で終わらせない人。|指導リーダーのお誕生日に寄せて

「出来ないというのが嫌いなんです」いつだったか、古賀さんから聞いた言葉。なんだか、とても古賀さんらしい言葉だなと思って、ずっと心に残っています。物事の構造を捉えることが得意で、個別指導はもちろん、トータスキッズα、アートクラスの総指揮を担う古賀さん。一人ひとりを見る力も、全体を見てチームをまとめ、前へ導いていく力も、本当にチーム一だと思います。私にとって、安心して託せる次の世代がいることは、本当にありがたいこと。日々、感謝しています。子どもたちからの「おめでとう」そんな古賀さんのお誕生日。この日は、生徒が古賀先生にケーキを贈呈。みんなで一緒に「ハッピーバースデー」を歌って、お祝いしてくれ...

トータスキッズ支援事例:慣れていない人とは関われなかった子が、「この人ともやってみよう」へ

― 好きなキャッチボールから、安心できる人を少しずつ広げた支援 ―「慣れている人とは話せるけれど、初めての人には緊張してしまう」「声をかけられても反応できず、その場を離れてしまう」「関われる人を少しずつ増やしてあげたい」そんなお子さんはいませんか? 今回は、慣れていない人との関わりに強い緊張があった中学1年生のお子さんの事例です。小学2年生から不登校の状態が続いていますが、慣れた場所や人とは、自分から会話したり関わったりすることができます。 トータスキッズでも、継続して同じ指導員が担当することで、現在は安心して45分間の個別支援を楽しめるようになりました。次の目標は、「安心して関われる人...

「わかった」を、「できる」に。|2026年度 第2回 初級支援者学習会

2026年度、第2回となるトータスキッズ初級支援者学習会を開催しました。今回も大切にしたのは、知識を「知っている」で終わらせないこと。 座学で学び、ロールプレイでやってみる子どもの行動をどう捉えるのか。どんな環境をつくり、どんな働きかけをすれば「できた!」につながるのか。まずは座学で支援の基本となる考え方を学び、その後はロールプレイ。実際に支援する側、される側を体験しながら、「こういう声かけだと分かりやすい」「タイミングが違うだけで、こんなに変わるんだ」と、頭で理解したことを、実際に「やってみる」時間を重ねました。まさに、頭も体も、いい汗をかく一日^^ 学んだことを、明日の支援へ支援は、...

一つずつ進めた先に、夏の作品。|プラ板ストラップづくり

トータスキッズのアートクラスでは、夏をテーマにプラ板を使ったストラップづくりに挑戦しました。今回大切にしたのは、完成した作品だけではありません。「これをつくるには、どんな工程が必要かな?」デザインを考える。形に切る。やすりで削る。紐を通す穴を開ける。完成までには、いくつもの工程があります。一つひとつ確認しながら、順番に進めていく。その中で、「次は何をするんだっけ?」と自分で考えたり、難しいところは手伝ってもらったりしながら、それぞれらしい作品を完成させました。アートを通して「進め方」も学ぶアートクラスで大切にしているのは、上手につくることだけではありません。完成までの見通しを持ち、工程を...

トータスキッズ支援事例:「集中して!」ではなく、集中しやすい環境をつくる

― 就学に向けて、「最後までできた!」を増やした支援 ―「机に向かっても、周りのものがすぐ気になる」「『あれ何?』『あれやりたい』と話がそれて、課題がなかなか進まない」「就学に向けて、もう少し続けて課題に取り組めるようになってほしい」そんなお子さんはいませんか?今回は、来年度の就学に向けて、着席して課題に取り組む経験を積み重ねている年長のお子さんの事例です。本人は、好きな活動でも同じ作業が長く続くと、周囲の物に注意が向きやすくなります。玩具などが目に入ると、「あれ何?」「あれやりたい」と会話が始まり、課題への取り組みが途切れることがありました。そこで私たちは、「もっと集中しよう」と本人に...

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