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トータスキッズ支援事例:「投げられない」から「できた!」へ

― 動作を分解し、小さな成功体験を積み重ねたボール操作支援 ―「ボールを投げてみよう!」そう声をかけても、ボールを握ったまま近づいてしまう。「何度練習しても投げられない…。」そんなお子さんはいませんか?実は、「投げる」という動作は、子どもにとってとても複雑な運動です。今回は、「投げる」が難しかった小学1年生のお子さんが、動作を小さく分けることで“できた!”を積み重ね、運動への自信につながった事例をご紹介します。■ 「投げる」が難しい理由今回の対象は、小学1年生のIさん。数字やひらがなを覚えることは得意で、模倣課題にも意欲的に取り組めます。一方で、ボール投げ縄跳び全身を使う運動には苦手さが...

トータスキッズ支援事例:「言われたら動く」から「自分から動く」へ

― 係活動を通して育てた主体性と協力する力 ―「言われればできるけれど、自分からは動かない。」「友達と一緒に活動したい気持ちはあるけれど、何をすればいいか分からない。」そんなお子さんはいませんか?実は、「主体性」は「自分で頑張りなさい」と伝えるだけでは育ちません。今回は、小集団アートクラスで一人ひとりに役割を作ることで、自分から行動する経験を増やした事例をご紹介します。■ 「できない」のではなく、「役割が見えていなかった」今回の対象は、小学5・6年生の3名。3人とも友達への興味はありましたが、指導員との会話が中心何をすればいいか分からない「言われたら動く」が習慣になっているという様子が見...

トータスキッズ支援事例:「苦手だから話したくない」から「苦手を伝えられる」へ

― ワークシートを活用した自己理解と自己表現の支援 ―「得意なことはたくさん話せるのに、苦手なことになると黙ってしまう。」「『できない』『難しい』で会話が終わってしまう。」「失敗した話になると話題を変えようとする。」そんなお子さんはいませんか?実は、自分の苦手を言葉で説明することは、大人が思っている以上に難しい力です。今回は、自分の苦手なことについて話すことを避けていた中学生が、少しずつ自分の気持ちや理由を整理し、相手に伝えられるようになった事例をご紹介します。■ 「話したくない」だけではなく、「どう話せばいいかわからない」今回の対象は、中学2年生の男の子です。好きなことや得意なことにつ...

トータスキッズ支援事例:「立ち歩いてしまう」から「最後まで取り組めた!」へ

― 環境調整とトークンシステムで育てた、“座って取り組む力” ―「椅子に座っていられない」「課題を始めても、すぐに立ち歩いてしまう」「集中力がないのかな…と心配になる」そんなお子さんの姿に、悩んでいる保護者の方は少なくありません。しかし実際には、「座れない」のではなく、座り続けられる環境がまだ整っていないことも多くあります。今回は、課題の途中で何度も離席していた5歳のお子さんが、環境を少し工夫することで、最後まで落ち着いて取り組めるようになった事例をご紹介します。■ 「課題が嫌」ではなく、「気になるもの」がたくさんあった今回の対象は、新年中の女の子です。トータスキッズに通い始めた頃は癇癪...

見えない土台を整える。

4月13日、研修ガイドラインの読み合わせを行いました。今回のテーマは、「放課後等デイサービスガイドライン」と「緊急時対応マニュアル」。制度を理解すること。緊急時に備えること。毎年行っている研修ですが、日々の支援の中で基本を見失わないためにも、とても大切な時間です。子どもたちの安心は、こうした見えにくい土台の上に支えられています。スタッフ一同、この1年も事故なく、よき支援に努めてまいります。**************「困った…」を「できた!」に変える支援の場トータスキッズ**************#トータスキッズ #療育 #発達支援 #児童発達支援 #放課後等デイサービス #ABA #...

「ありがとうございました」の積み重ねが未来につながる|先生紹介で育つ、社会につながる力

「失礼します」から始まる活動新年度の活動紹介パート2は、トータスキッズαの「先生紹介」。子どもたちが一人ひとりの先生のもとを訪ね、「失礼します。インタビューをしてもいいですか?」そんな一言から、活動が始まりました。 小さなやりとりの中にある力あいさつをすること。お願いをすること。相手の話を聞くこと。そして最後に、「ありがとうございました」と気持ちよく終えること。そのひとつひとつは、小さなやりとりのようでいて、社会の中で人と関わっていくための大切な力です。 形にするところまでが学びインタビューのあとは、写真撮影。そして編集作業では、文字の入力、写真の取り込み、レイアウトづくりにも挑戦しまし...

糸をつなぎ、力を育てる|2月のアートクラスは“手仕事”

手仕事にふれる時間2月のアートクラスのテーマは、手仕事。毛糸や布にふれながら、織物、縫い物、刺繍など、さまざまなものづくりに挑戦しました。指先を使い、順番を追い、ひとつひとつ形にしていく手仕事は、ただ作品を作る時間ではなく、子どもたちが自分の力を積み重ねていく時間でもあります。 クラスごとのねらいJr.クラスでは、スモールステップを大切にしながら、「できた」をひとつずつ丁寧に重ねていくことを意識しました。Plusクラスでは、自分で援助要求ができることも大切な目標に。わからないときに「教えてください」と伝えること。困ったときに助けを求めること。それもまた、これからを生きていくうえで大切な力...

得意を持ち寄って、ひとつの場になる|遊びと学びの広場に参加しました

それぞれの「得意」が集まる場「遊びと学びの広場」に参加しました。療育・発達の専門家、そして子育ち・親育ちの仲間たちが、それぞれの得意を持ち寄ってつくった場。そこには、誰かの知恵があり、誰かの経験があり、誰かを思うやさしさがありました。 のびやかな時間の中で車椅子体験や、言語聴覚士さん・栄養士さんによる相談コーナー。子どもたちが体いっぱい使って遊べる空間もあり、会場には、のびやかでやわらかな時間が流れていました。 「遊び」と「学び」はつながっている「学ぶ」と「遊ぶ」は、本当は遠いものではなく、安心できる場の中では、自然につながっていくもの。そんなことを、あらためて感じる時間となりました。 ...

学習支援ではなく、「安心」を取り戻すために

とある生徒限定で、新しい英語の指導を始めました。けれどそれは、受験のためでも、点数のためでも、いわゆる“学習支援”そのものを目的にしたものではありません。今回の目的は、「英語はこわいものではない」と感じられるようになること。 これまでの歩みと、再び見えた困りごと小学2年生からトータスキッズに通い、高学年では通所支援と保育所等訪問支援を併用。高学年になってから登校も通常級での授業も少しずつ安定し、一度はトータスキッズを卒業した生徒さん。 けれど中学校に入ってから、 「学校に行くのがつらいです」 と再び困り感が強まり、学校と連携しながら、その子のペースで通えるよう支援を続けてきました。 2年...

岩崎さんのお誕生日に寄せて

また、この場所で昨春、約3年ぶりに、トータスキッズへ戻ってきてくれた岩崎さん。時間を経て、再び同じ場所に立つ。そのことの意味を、じんわり感じる一日です。 変わらないやさしさと、深まった軸そこにあったのは、変わらないやさしさと、さらに深く、しなやかになった軸でした。3年前よりも、より確かに。よりあたたかく。それでいて、指導にはしっかりとした力強さが宿っています。 安心と信頼が広がる場子どもたちも、スタッフも、自然と安心し、信頼を寄せているのが伝わってきます。同じ場所に戻るということは、同じではない自分で、もう一度そこに立つこと。その歩みの中で育まれたものが、今、トータスキッズの場にやさしく...

違いが、未来をひらく力になる|中学校でのワークショップ

卒業前の時間に届けたかったこと2026年2月25日、横須賀市立長沢中学校にて、卒業を前にした中学3年生の皆さんに向けて、「違いは弱さではなく社会を豊かにする力」と題したワークショップを行いました。 「違い」を自分ごととして考える発達障害をひとつの切り口としながら、今回のワークショップで大切にしたのは、「人にはそれぞれ違いがある」という当たり前のことを、改めて自分ごととして感じてもらうことでした。困りごとは、本人だけの問題ではなく、環境との関係の中で生まれることがある。そして、理解や工夫によって、その違いは力や価値へと変わっていくことがある。 体験を通して学ぶ時間そんなことを、映像・ロール...

「入った!」の先にあるもの|トータスキッズ卓球教室で育つ力

■ はじめは、ホームランと空振りからかなり事後報告ですが、春休み卓球教室を行いました。最初は、ホームラン。あるいは、空振り。ラケットに当たらない、思うようにいかない。そんなところから始まった子どもたちも、コーチの丁寧な指導の中で、少しずつ感覚をつかみ、「入った!」「すごいっ!」その声が、教室の中に少しずつ増えていきました。■ 卓球の中にある「生きる力」けれど、トータスキッズの卓球教室は、ただ卓球が上手になるためだけの時間ではありません。自己紹介をすること。準備体操をすること。卓球台の準備や片付けを一緒に行うこと。試合の中で相手を意識すること。そんなひとつひとつの場面に、人と関わること。協...

方法を探せば、世界は今より少しワクワクする

言葉が通じない場所へ先日、久しぶりに休暇をいただき、ベトナムへ行ってきました。当たり前のことですが、街中はベトナム語一色。英語も、思ったほどは通じません。 そんな中での移動はタクシー。“旅先での楽しみのひとつは、現地の人との会話を通して、その国を少し知ること。” そう思って、運転手さんに英語で「バイク、多いですね」と話しかけてみたところ、返ってきたのはGoogle翻訳の画面でした。おおおっ。 「伝わらない」で終わらせない言葉がわからないと、会話はできない。そう思いがちだけれど、本当は、そこで終わりではないのだなと思いました。 どうしたら伝わるだろう。どうしたらわかり合えるだろう。 Goo...

毎年歩く、その道で|避難訓練が教えてくれる成長

2月24日、避難訓練を行いました。地域の小学校までの道のりを、13名でてくてく。いつもの教室を離れ、みんなで歩く時間は、「もしも」に備えるための大切な一歩です。 毎年行っている避難訓練。同じように見えるこの時間の中にも、子どもたち一人ひとりの変化や成長が刻まれています。 2年前にも同じ避難訓練に参加したAくん。あの頃に比べると、ずいぶん歩けるようになりました。けれど最後は、2年前と同じように村田先生に「だっこ!」。その姿に、変わらないかわいらしさと、確かに育っている力の両方を感じて、思わずほほえんでしまいました。 毎年やることで、備える。毎年やることで、変化に気づく。日々の支援も、行事も...

「書ける」が支援を変えていく|理論+実践の研修で育てる、トータスキッズの支援の質

「これぞトータスキッズ!」を目指して有言実行。2026年、トータスキッズでは「これぞトータスキッズ!」と思っていただける支援の質を目指して、さまざまな取り組みをスタートさせています。そのひとつとして先日、スタッフ向けにABC分析を「書ける力」にする研修〜事例集を使った実践トレーニング〜を行いました。 事例を通して、ABC分析を見直す今回の研修では、一人のスタッフが書いた事例をもとに、ABC分析とは何かを改めて押さえました。その上で、この事例の中でどこがずれているのかを見つけ、より適切なABCを組み立てていく。そんな実践的な学びを重ねました。ABC分析は、入社時研修でも扱っています。また、...

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