1. MELON誕生までのあらすじ
日本における若い世代の死因1位は、病気でも、事故でもありません。「自殺」です。高度経済成長を経て経済的・物質的に豊かになった日本ですが、果たして「精神的」にも豊かな国だと言えるのでしょうか。
精神的な豊かさを手に入れるためには、一人一人が「心の苦しさに上手く対応する術」を身につけなくてはなりません。その術は既に宗教や心理学といった分野で見出されており、瞑想を行なって心を静めたり、自己分析を行ったりするといった具体的な手法があります。これらは一般に「マインドフルネス」と呼ばれています。
マインドフルネスは「宗教かぶれで怪しい」ものではなく、科学的にも効果が認められています。実際にその効果を取り上げた論文や書籍なども多く存在しますが、日常生活の中で実践している人は多くないのが現状です。
MELONという社名の由来は、Meditation(瞑想)とSalon(サロン)を組み合わせたものです。マインドフルネス・カルチャーを広めるために、「メディテーションする場を創ろう」という想いでこの名前が付けられました。
「マインドフルネスをもっと多くの人が実践すれば、社会にとって大きな意義がある」
「マインドフルネスを発信することによって、人が心から幸せを感じて生きていける世の中を作る」
そんな熱い気持ちを持って、社員全員が仕事に取り組んでいます。
2. MELONのサービスについて
MELONのサービスは、①メディテーションサロン(渋谷)でのクラス開催 ②オンラインでのマインドフルネスクラス開催 ③講師養成講座の開催 ④法人・医療機関へのマインドフルネスプログラム提供の4つです。
①メディテーションサロン(渋谷)でのクラス開催
渋谷にあるメディテーションサロンは、まさに「都会の喧騒から離れたオアシス」のような環境です。MELONのこだわりが詰まったサロンで、お客様にハイクオリティなマインドフルネス体験を提供しています。
②オンラインでのマインドフルネスクラス開催
オンラインクラスは朝6時から夜11時まで約1時間単位で開催されており、どのようなライフスタイルの方にもマインドフルネスを継続して頂けるように工夫しています。もちろんインストラクターの指導力も一流で、お客様からもご好評を頂いています。
③講師養成講座の開催
「マインドフルネスを社会に広める」という目標を達成するため、その担い手となる講師の養成にも力を入れています。
④ 法人・医療機関へのマインドフルネスプログラム提供
マインドフルネスを必要としている人は世の中に沢山存在しますが、その大部分がまだマインドフルネスに巡り会えていません。MELONのプログラムを積極的に提供することによって、潜在的なニーズに応えられるのではないかと考えています。
またその他のプロジェクトとして、社会貢献的な小学校へのプログラム無償提供や、マインドフルネスの普及のために早稲田大学との共同研究を行っています。
メディテーションサロン(渋谷)の風景
メディテーションサロンでのクラスの様子
3. MELONのMission 及び Vision
MELONのMission
—「今」幸せに生きる力を、一人ひとりに。
マインドフルネスでは、「過去でも未来でもない、今この瞬間」に着目して自分を観察することが重要視されています。どれだけ辛い過去があろうとも、どれだけ未来が不安でも、一度そこから離れてみる。「今」あなたが生きている瞬間に充足感と幸せを感じるお手伝いをするのが、MELON の役割です。
MELONのVision
—地球上の全ての人を、家族のように想い合える世界へ。
心が苦しさや痛みでいっぱいになると、他の人のことを考える余裕がなくなってしまいます。マインドフルネスは、心にスペース(余白)を生む営みです。そのスペースで「誰か」の幸せを祈り、その「誰か」もあなたの幸せを祈ってくれる。そんな「想い合い」のある社会が、MELONの描く未来像です。
最後に、MELONのミッション・ビジョンストーリーをご紹介します。
「楽しい日があれば、悲しい日もある。
自分を好きになる日があれば、嫌になる日もある。
完璧な人生、平らな人生なんて、一つもありません。
でも、毎日に変化や発見があるからこそ、
生きていることは美しい。
マインドフルネスとは、
「今」を幸せに生きるためのライフスキル。
心から湧いてくる様々な感情と向き合い、
普段は見過ごしてしまう一瞬一瞬を味わうことで。
人生のどこを切りとっても幸せに変えられる。
一人ひとりが自分に優しくなった先、
きっと、家族や愛する人にも優しくなれると思うのです。
そしてその思いやりを自分のコミュニティ、
さらには他人にも差し伸べられるようになるはず。
先進国の名でも幸福度が低い国、日本。
私たちMELONは、マインドフルネスを通して、
自分を、愛する人を、地球のすべての人を
大切に想える人をひとりでもふやしたい。
愛と優しさにあふれる、世界に向けて。
「今」を幸せに生きる力を、一人ひとりに。」