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オタクに勝る探求心はなし!営業に必要なのは推しを見つけること|【連載】ユウマバイブル〜私の転機〜 #005

人生に影響を与え、現在の価値観が形成されるきっかけとなったコンテンツや言葉、趣味などを紹介するシリーズ「ユウマバイブル〜私の転機〜」。第5回目となる今回は、ユウマペイントの営業部で働く小沢さんにインタビューしました。

小沢さんのバイブルは、あるアイドルグループ。アイドルグループにハマったことから何を学び、それがどのように仕事に活きているのか、詳しく伺いました。

---本インタビューでのバイブルの定義---

人生に影響を与え、今の価値観が形成されるきっかけとなったコンテンツや言葉、趣味など。本シリーズは、そんな一つのこだわりや、熱狂的に好きなもの、人生に影響を与えたものを深堀り、メンバーの価値観や考え方を紹介していくシリーズです。


小沢洋子 / 営業部

大学時代から10年間、アルバイトとして入社したアミューズメント企業に従事する。8年勤続したタイミングで2020年6月ユウマペイントの営業部へ転職。
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小沢さんの過去のインタビュー記事はこちら!

オタクに勝る探求心はない!

ーー本日はよろしくお願いします!早速ですが、小沢さんにとってのバイブルは何か教えてください。

私にとってのバイブルは、5人組ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」のオタクであることです。前職のアミューズメント企業で働いていたときに、たまたまテレビCMで「Da-iCE」を見かけて。ひと目見ただけで心を惹かれたんです。

それまでは仕事ばかりでストレスの多い生活だったのですが、「Da-iCE」の推し活を始めたことで、仕事もプライベートもより充実したものになりました。好きがあったほうが幸せだなと実感しています。

ーーどんな「推し活」をされていらっしゃるんですか?

動画を観たり、グッズを買ったりと推しに触れるのはもちろん、推しに会いに行くことが多いですね。コロナ禍になるまでは、北海道から沖縄まで全国各地のライブに足を運んでいました。

また推しに染まることもしています。「Da-iCE」のメンバーが楽しそうに踊っている姿を見て、自分も踊ってみたいと思い、プライベートでダンスを習い出しました。ステージに出たこともあります。

それぐらい好きなことに対しては、接客的に挑戦しようと思えて、どんどん行動できますね。

ーー好きに対する行動力が高いということ。

オタクに勝る探求心はないと思うんです。推しに関するものを探し求める探求もしますし、推しはどんな存在で、何がいいのかを見極めようとする探究もします。

行動力はもちろんのこと、好きに対する熱量が非常に高いんですよね。頭も使うし、行動もするし、ひとつのことに没頭できるとも言えるかもしれません。

探求したことで「女性」というディスアドバンテージを覆せるように

ーー探求心だったり、熱量だったりが仕事にも活きていると思われますか?

はい、私はユウマペイントの仕事も大好きなので。ユウマペイントはペンキ屋ではありますが、リフォームも行っているので、覚えることが本当にたくさんあるんですね。

塗料のことだったり、住宅のことだったり、さまざまな知識を探求しますし、自分が担当するお客様にはどういった提案をするのが一番いいのか探究もします。推し活で磨いた探求心が活きているなと思いますね。

ーー探求をしたことで、営業の仕方にどのような変化がありましたか?

入社して2ヶ月目ぐらいまでは、結果が全然出なかったんですよ。塗装業界の営業は、まだまだ女性が少なくて、「女性のあなたに任せて本当に大丈夫なの?」と言われることもありました。

どうすれば信頼してもらえるだろうと考えたときに、2つ思い浮かんだことがあります。1つ目は、お客様に聞かれたことは何でも答えられるようにしようということ。聞かれたことに対して「わからないです」と言ってしまうと、やはり信頼してもらいづらくなるので、とにかく幅広い知識を身につけられるようにしました。

2つ目は、お客様に体験をしてもらえるようにしようということ。例えば、「この塗料は色がとても綺麗で、落ち着きますよ」と言葉だけで伝えても、なかなか理解してもらえません。だから塗り板と呼ばれる外壁材と同じ素材に塗装を施したサンプルを実際に持っていくようにしています。

塗り板に使う塗料も自分で作っているので、細部まで詳しく伝えることができますし、自信を持って勧められています。「私が作ってきました」と言うと、「すごい」と褒めてくださるお客様が大半です。

ーーその結果、「女性だから」という目で見られなくなった?

「女性のあなたに任せて本当に大丈夫なの?」とは、言われなくなりましたね。また受注単価も上がるようになりました。

私はベタ塗りといって、塗料を一色しか使わない工法ではなく、グラデーションといって、塗料を二色、三色使う工法をお客様に提案させていただくことが多いんです。そちらのほうが綺麗でおしゃれな外壁になる可能性が高いので。

グラデーションは複数色の塗料を使う分単価が高くなり、お客様のご負担にはなってしまいますが、「小沢さんが言うんだったら」と信頼してくださってご依頼いただいています。



推ししか勝たんの精神で!努力を努力と思わず、仕事を楽しむ

ーー信頼感があるからこそ、単価が高くてもご依頼いただけるんでしょうね。

そうですね。もちろん求めていないお客様に無理やり買わせるようなことは一切していません。お客様が納得できるまで、話し合うようにしています。

営業という意識をそれほど持っていないかもしれません。アドバイザーのようなスタンスで、お客様にとって本当に良いものだけを勧めています。

ーー営業というよりもアドバイザーとして関わっていると。

そういう意識になってから、お客様からプレゼントを頂くことも増えました。お菓子はよくもらうのですが、中には手作りの陶芸品をくださった方もいて。とても可愛いものだったので、うちに飾っています。

ーーすごい!!営業とお客様ではない、それ以上の関係性になれているのだと感じました。小沢さんのように探求できるオタクになるためにはどうしたらいいのでしょう?

何でもいいのですが、推しを見つけることが大事です。例えば、営業なら推しの商品でも、推しのプランでもいいと思います。それをお客様にまず売ってみる。自分が好きなものなら、熱量高く、かつ詳しく話せますよね。

そうすると、結果もついてくるはずです。数字を追うと苦しくなってしまうので、推しを見つけて、ただそれを誰かにおすすめしていたら数字がついてきたぐらいの感覚でいるのがいいと思います。

結果が出ると、さらに楽しくなって、他のことも学んでみよう、より詳しく究めてみようという探求心が生まれてくると思います。

ーー人に熱量高く、詳しく話せる部分を見つけることが大事だと。

営業以外でも同じです。どんな仕事であっても、楽しい部分は必ずあると思うので、推せるポイントを見つけてもらえたらなと。

推しがあると、努力を努力だと思わなくなりますよ。オタクの世界だと「推ししか勝たん」という言葉がありますが、その精神がとても大事だと思います。

私は推しである塗料を見つけるために探求したり、もっと良い塗料を作りたいと思い探究したりしていたら、その熱量がお客様にも伝わるようになって結果が出てきた部分もあるので。推しを見つける、オタクになるというのは本当におすすめです。

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