みなさん、こんにちは!
今回は弊社のCOOである西田が考えるスタートアップ(特にシードフェーズ)におけるCOOの役割とは何かについて聞いてきましたので紹介させていただきたいと思います!
この記事に興味を持ってくださった皆様は多かれ少なかれ、スタートアップや会社経営というキーワードに興味を持たれているのだと思います。今回の記事はリアルな西田が2021年の1月にchipperにジョインしてからの体験談も交えて紹介しますのでとても勉強になると思います!
西田についての紹介は下記記事をご覧ください。
CEOが見ている景色とメンバーが見ている景色
CEOの見ている景色を考える前にCEOが良く抱えている悩みを紹介します。
CEOの悩みは主に下記の2つだと考えています。
・なぜメンバーは自分の言っていることを理解してくれないのだろう
・なぜ自分の思っている通りに物事が進まないのだろう
これは、ほとんどの経営者が思っていることだと思います。
結論を先に申し上げると、CEOが見ている景色は、どう足掻いてもメンバーには見えないというのが持論とのことです。西田本人がchipperへジョインする前は非役員であり、chipperではCOOという役員の立場になったからこそ、この原因について感じたそうです。
CEOが見ている景色は個人ではなく、
「自社がどういうポジショニングでいるのか」「世の中をどう変えるのか」という、”社会最適”の考え方です。一方で、メンバーが見ている視点は「自分の欲求をどう満たすのか」というあくまで”個人最適”での視点が多いです。(もちろん、経営者視点をもって取り組むメンバーもいます。そういう方はどこでも大活躍されてますね笑)
大きなパターンとしてはここに大きなギャップが生まれます。
社会→組織→個人といった「景色の広さ」という縦軸と、「時間」の横軸で見た時に、見えている部分の違いがあまりにも大きいのです。
下記にイメージを図にしてみましたが、このように溝が存在します。これでは会話が噛み合うはずがありませんよね。(イノベーター理論でよく使われる「キャズム」という言葉がしっくり来たので入れてみました)
- 社会最適を見ているCEO
- 個人最適を見ているメンバー
この中間で溝になっている「組織最適」を行うのがCOOの役目だと考えているとのことでした。
COOが果たすべき役割について
さて、お待たせしました。
ここから西田が考えるCOOの役割について記載していきます。
COOは「中間コネクタ」として”組織最適”にする
COOの役割は本来かみ合うはずのない2つをつなぎ合わせる中間コネクタのような役割だとのことです。
これです。
「CEOの目指す社会」とは何かを理解し、「メンバーの考える個人の幸せ」とは何かを理解しようと努め、「双方を叶えるために組織はどうあるべきか」を実行するのがCOOの役割なのです。
CEOの描いたビジョンを実現する
COOの仕事は、CEOの描いたビジョンを実現することだそうです。
「ビジョンを描くこと」はCEOの仕事ですが、メンバーに対して「ビジョンを語ること」はCOOの仕事であり、同時にCEOからビジョンを引き出すのもCOOの仕事とのことです。
そういう意味ではカウンセリングやコーチングのスキルも必要のようですね。
それをメンバーや対外的に発信をするのもCOOの仕事。メンバーに対して成長を促すのもCOOの仕事。
そう考えるとマーケターとしてのスキル、マネジメントのスキルなど多種多様なスキルが必要です。
CEOは常に未来を見ています。さらに、交流会などで他の経営者と接することで更に視野・視座が広がり、どんどん先に行きます。その成長スピードに対してCOOは常に離されるようなことがあってはいけないと西田は強く訴えていました。
まとめ
chipperでは現在更なる事業成長に向けて、様々な人財の採用を行っています。
そして、chipperは夢を叶えたい人を応援したいと考えており、企業経営やビジネスマンとして大きく成長したいという方には最適な環境を提供するとお約束します。
少しでも興味を持っていただけた方はぜひ、一度お話しましょう!
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