転職を考えるときに、多くの方が「この仕事は面白そうだけど、中で働く人とはうまくやっていけるのか?」という気持ちになると思います。
過去数回転職を経験した私も、そうでした。そこで、趣味なびで働くスタッフがどんなキャラクターで、どのような想いで職務に当たっているか、掘り下げて紹介していきます。少しでも、趣味なびの「中の人」たちのことを知ってご興味持っていただけたらうれしいです^^
第三回は、今年で入社10年目!趣味なびが「会社」として立ち上がる前から事業に携わっている
CS推進室の相馬 佳緒里さんにお話を伺います。
※10月から5月までスノーボードに行くという超アクティブ趣味人間ですが、シャイなので顔出しはNGとのこと。こんな個性も趣味なびらしさ。
趣味なびには長く在籍していますが、どんな業務を経験してきましたか?
私は趣味なびがMBOで独立する前から在籍していますので、当時は趣味なび事業と掛け持ちで色々な業務を行っていましたが、趣味なびにフォーカスを当てると、やはり現在も担当している会員対応の業務にあたることが多かったです。
会員の先生方からのお問合せに対応したり、2011年から始まったB2B事業のお手伝いで、案件サポートの事務につくこともありました。
当時はメニューも少なかったですが、現在では、B2B事業も多岐にわたりますので、サンプリングやモニター案件のディレクションをメインに、ウェビナーイベントのサポートやキャスティング手配も行っています。
また、パートさん方との連携やOJTにつくこともあります。
ー分からないことは相馬さんに聞け!が我々の合言葉ですもんね(笑)。入社当時と比べて、趣味なびの変化をどうとらえていますか?
そうですね…。なんといっても、インパクトが大きかったのが2014年に全国ネットのテレビ番組で取り上げられたときです。それまで日に数件だったお問い合わせが一気に数百件まで上がり、メールも電話もひっきりなしという状態が続きました。
スタッフも少なかったので、業務の間にお問い合わせがくれば対応する、という感じで私が単独で対応していたんですよ。それが一気にお問い合わせ対応メインで動かなければならなくなり、今思い返すと目の前のことに対応するので精一杯でした。
テレビの力は本当にすごくて、一過性の賑わいかと思っていたものが定着し、どんどんお教室数が増えていくんです。
以前は、お教室に会員登録を営業するチームがあったんですが、それがなくても口コミでどんどん教室登録数が増えていくのを目の当たりにしました。たくさんの方がご入会くださったのは、丁寧に番組でご紹介いただいたことで趣味なびの事業をご理解いただけたからだと思います。
また、テレビで取り上げられる前からご活用くださっていた先生方から「テレビ見ましたよ!」「登録しておいてよかったわ」などご連絡をいただくこともありました。先生方に喜んでいただけたことが実感できてうれしかったことを覚えています。
そんなこともあって、私の入社当時で約5,000程度だった登録教室数はみるみるうちに10,000の大台に乗り、15,000を越え…。
呼応するように企業様からのオーダーも増え、とてもたくさんの案件をお任せいただけているのはとても大きな変化だし、会社として成長しているんだなと感じます。
変化と言えば、昔は作業ごとの分業制だったのが、今は案件ごとに担当を分けているのでやれる幅が広がりましたし、求められることの質も高まりました。企業様のご希望と先生への業務依頼の間でバランスを取り、滞りなく進行するスキルも必要です。少しずつ、自分なりに判断できる範囲も増え、成長できているかなと思っています。
ーお話を伺って、相馬さんの脳内CPUに先生データが多い理由に納得です。一人で100件以上のお問い合わせに対応していれば、自ずと情報量が増えますよね。
そうですね(笑)
必死になってやっていたことが、今皆さんの助けに多少でもなっているのであればうれしいです。
普段は先生との関りも多いチームですが、接する上での心構えなどはあるんですか?
はい、あります。CSチームは、先生からのご相談窓口になることも多いチームですが、どんな先生でも・どんなタイミングでも、「問合せしやすい」と感じてくださらなければ、ご感想もご意見も、わざわざ時間を割いてまで私たちの耳に届けてくださいません。
なので、私はできるだけ“特別を作らない”ことを意識しています。
ご縁があって、プロジェクト案件や年間アンバサダー案件でご一緒した先生と仲良くなれることは単純にうれしいんですが、「仲がいい先生が多いから私の意見なんて聞いてくれないかも。」という不安感を抱いてしまう方がいたら、問い合わせ窓口として機能しなくなってしまいます。それでは趣味なびにとってデメリットですよね。
そこで、「個」として親しくなるのはできるだけ営業さんにお任せして、私はCSチームとして、しっかり先生の気持ちを受け止められる自分でありたいなと思って業務を行っています。
そして、全国15,000ともなると本当に色々な先生がいらっしゃいます。その色々な方たちの物の見方に答えていくことが求められるので、バイアスをかけずに「どちらの意見も正しい」とまずは考えてから対応に入るように心がけています。
これは逆に、入社当初から環境が変化しても変わらない部分かもしれないですね。
ー深いですね…。そういう意識で、チームとしての在り方の軸をお持ちだから、会社全体のバランスが取れるのですね。ありがとうございます。
あ、でも、たまに先生にお目にかかる機会があったときに、「いつもの相馬さんね!会えてうれしい!」なんて言っていただけると、ものすごくテンション上がりますけどね(笑)
そこは人と人なので、その時の感情は大事にします!
趣味なびの歴史やCSチームとしての想いをたくさんお聞かせいただきました。
では最後に、趣味なびでどんな方と働きたいか、教えていただけますか?また、何かメッセージがあればお願いします。
「得意なこと」を持っている方、そして「人の気持ちを考えられる」方だと、今いるスタッフとも切磋琢磨しながら成長し合えるんじゃないかと思います。あとは、まだまだスタッフも足りないので、PC作業やお客様へのマナーなどといった基本的なスキルはお持ちの方だと助かります。あ、これは会社を代表しての意見ではなく、私の個人的な希望です(笑)
伝えたいこととしては、趣味なびは本当に趣味を大切にしてくれる会社だということです。私は入社当時、長年ひっそりと楽しんでいる趣味があったんですが、上司に「そんなに夢中になれることがあるなんて、素晴らしいよ!だからこそ、先生の気持ちとシンクロできるんだよ!」とすごく褒められたんです。ビックリしました。
でも、そこで自分の趣味が仕事での強みになると自信にもなりましたし、これだけ長く趣味なびにいる原動力になっていると思います。
熱中できるものがあるという方にはきっと合う会社なんじゃないかと思います。
ありがとうございました。普段、淡々と仕事に取り組み、そのデータ量で細やかな対応をしてくれる相馬さん。当たり前のように行っているスーパープレーの裏にあるたくさんの経験や熱い想いに触れられたインタビューでした。
この記事を読んでくださっている方の中に、相馬を通して趣味なびへの興味を持ってくださる方がお一人でもいらっしゃれば大変うれしいです^^