100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスのざき山です。
今日も複業メディア「ウィズパラ」でとりあげたテーマ「なってからでは遅すぎる・・・人生後半(40代/50代/60代)にむけてフリーランスが準備しておくべきことは」についての記事を紹介していきます。(元記事:https://wizpara.com/3050/)
光陰矢の如し・・・日に日にその言葉の意味が腑に落ちてきているざき山です。
今現在、第一線で活躍しているスポーツ界のアスリートや各界のアーティストは、いつまにか自分よりはるかに年下・・・というより子どもがいれば子ども世代です。
じぶんも趣味でスポーツを続けていますが、若手の圧倒的なフィジカルにもとづくスピードに対応できなくなっています。
身体能力の衰えもいざしらず、頭の回転も落ちていきます。
新進気鋭のクリエイターも加齢とともに発想は陳腐なものとなり、かつて天才と言われノーベル賞候補とも言われた研究者も加齢とともに研究成果は停滞していきます。
フリーランスはじぶんのスキル一本で勝負しています。
当然ながら能力の低下は、じぶんの収入の低下に直結してしまいます。
圧倒的に自由な働き方でありながら、まだまだサラリーマンと比べフリーランスという働き方がマイナーなのは、この不安定さゆえでしょう。
終身雇用が崩壊したとはいえ、会社に所属してさえいれば加齢でいかに自分の能力が衰えようと最低限の収入は保障されています。
特に日本は被雇用者の権利が手厚く保護されていますので、経営者は簡単にクビをきるようなことはできません。
サラリーマン回帰が進んでいるのも納得の理由です。
今日はその加齢による自分のスペックの衰えに対し、フリーランスがいかに準備をしていくかというテーマで話を展開していきます。
人生後半(40代/50代/60代)に待ち受けるフリーランスの苦悩
フリーランスといっても様々な働き方・業種・職種がありますので、一概にすべての人にあてはまるというわけではありませんが、組織ではなく個人のリソースをフル活用して稼ぐフリーランスは加齢により年々稼ぎづらくなっていくシビアな面から目を逸らすわけにはいきません。
40代で待ち構えるフリーランスの苦悩
わたくしざき山はこの記事を執筆している今現在47歳になっています。
45歳までは正直、そこまで衰えを感じる事はありませんでした。
しかし46歳で一気に衰えを自覚することとなります。
どうやら衰えというのは1年1年じわじわくるというよりは、ある一定の境目の歳になったときに一気に襲い来るものなのだとわかりました。
さて衰えといっても実際にどのような変化が自分の身に降りかかるのかを見ていきましょう。
・病気など不調が多くなる(風邪をひきやすくなったり治りにくくなったり)
・身体的な不具合の増加(腰・膝・肩などが慢性的に痛い)
・老眼など視力の低下
・お酒が弱くなる
・体力の低下から身体を使用する仕事がしんどくなっていく
・気力、バイタリティ、モチベーションの低下
・最先端のテクノロジーについていけなくなってくる
・ビジュアルの劣化による対人スキルの低下、印象変化
とまぁ、他にも挙げればキリがないのですが・・・。
当然、仕事にも影響は出ます。
じぶんも46歳にして仕事の内容にも働き方にも大きな変化を余儀なくされました。
また自分は子どもがいないので、子育ての苦労は無いのですが、人によってはまさに子育て真っ只中の一番ハードな年代かと思います。
とはいえ、まだ世間一般では40代は働き盛り、むしろもっとも脂ののった世代ということで、パフォーマンスも期待される世代です。
無茶もまだギリギリきく世代と言えるでしょう。
さて問題は次の年代でしょう。
50代で待ち構えるフリーランスの苦悩
50代は前述した衰え項目がさらに加速します。
またこれに加えて親の介護が本格的になってくる年代です。
さきほど40代が無茶がきくラストの世代だと言いましたが、50代になればいよいよ無茶のきかない世代になります。
徹夜など当然難しいですし、人付き合いも減らし、すべてのリソースを仕事に集中させても、常に疲労に苛まれる、そんな人を多く見かけます。
子どもが手を離れるのがせめてもの救いという一面はありますが、じぶんの衰えと正面から向き合い働き方・生き方の再設計をせざるを得ない年代と言えるでしょう。
60代で待ち構えるフリーランスの苦悩
60代になれば、前述の衰え項目はさらに加速します。
そもそも昔であれば平均寿命すら超えた年齢です。
生物学的には死すら覚悟していかなくてはとも言える年代です。
サラリーマンでも定年となり強制的に仕事の場から退場させられてしまいます。
フリーランスであったとしても、仕事をせざるを得ない状況というのは避けたいところです。
ただ日本では、地方の農家など多くの高齢の方の働きに支えられている一面もあります。
お金のためだけではなく、理想の生き方として生涯現役として働き続けるというのは素晴らしい選択肢だと思います。
ただお金の苦労のために、働かざるを得ない状況を60代で迎えるというのは、相当に厳しい状況だと言わざるを得ないでしょう。
若い年代のフリーランスが人生後半に向けてとっておくべき備えとは
じぶんの体力・気力・センス・スキルが衰えていくことを想定しておく
若い時に自分が衰えていくイメージをしろという方が難しいとは思うのですが・・
それでもイメージしなくてはならないでしょう。
フリーランスがじぶんの身ひとつを資本として稼ぐとすれば、プロスポーツ選手と似ています。
競技にもよりますがプロスポーツ選手は20代で全盛期を迎え、30代前半には徐々にパフォーマンスが落ち、30代で現役を引退するのが標準です。
非常にシビアですが、それが現実です。
フリーランスはさすがに30代で引退することはありませんが、生物学的に体力・視力・気力・センスはピークを過ぎていて徐々に低下がはじまっていることを自覚しておかねばならないでしょう。
想定さえしておけば、とれる対策というのはたくさんあります。
じぶんがフリーランスとして充実した活動をしている最中に、じぶんの衰えを想定することがいかに難しいか・・・それでも想定しなくてはならないんです。
衰えた時に、見出せる活路(仕事・働き方)へ種を蒔いておく
プロスポーツ選手であれば、30代で現役を引退することを余儀なくされるかもしれませんが、それでもその後、後進の指導をする職に移ったり、解説者やタレントの仕事にありつけるかもしれません。
フリーランスであっても若者には若者に向いた仕事、年齢を重ねた人にはその人に向いた仕事というものがあり、変遷していくことを受け入れる必要があります。
そしてそれらの変遷はあらかじめ先を見据えて準備をしておくことが非常に重要になります。
プロスポーツ選手の引退や、フリーランスの仕事が急遽失われる事態というのは、ある日、急にやってくるものです。
そして次の仕事に変遷するにもある程度の準備が必要になります。
新しい仕事がモノになるまでは収入が途絶えることになります。
仕事が上手くいっている時に、今の仕事がいつ失われても良いように次の仕事の種まきをしておく必要があるという事です。
シンプルにお金を貯めておき資産収入を増やす
これもあまりに当たり前のこと過ぎて言わずもがなな感じもしますが、お金を貯めておくことは次の仕事へ変遷する際に非常に大きなアドバンテージになります。
収入が途絶えて、すぐに生活が破綻するくらい蓄えが無い状態であれば、仕事が無くなったらじぶんが望まない仕事であっても飛びつくしか手段がありません。
しかし収入が途絶えての1年、できれば2年くらいは生きていけるくらいの蓄えがあれば、じぶんが次のステージでどのような仕事をしたいかをじっくり検討してスキルを身に付ける事ができます。
さらに大きな資産を築いておけば、配当収入や不動産から入る家賃収入など資産が生み出す収入がじぶんの生活をかなり手助けしてくれることになります。
仕事からの収入が仮に途絶えたとしても、資産から入る資産収入/不労所得が期待出来れば、新しい仕事を選ぶ際にも余裕が生まれ、熟考することが出来ます。
なぜお金が必要か、どんな生き方をしたいか、価値観を育てておく
先々のビジョンが必要なのは、企業経営だけではありません。
フリーランスであっても10年後20年後を見据えて活動していくことが、先々の未来で好きな働き方・生き方を実現させるために必要になってきます。
目先のお金欲しさに、じぶんのスキル獲得につながらない仕事や、じぶんの心と体をすり減らす仕事をこなしていくと、歳をとったときに、何も残らないばかりか、心と体が消耗していてつぶしがきかなくなってしまう恐れがあります。
じぶんも数々の苦い経験を経て、じぶんが人生において何を求めているのかが次第にクリアになってきました。幾分遅かったですが・・・
極論、若いうちに一発当てて人生ゲームに上がることを目指す
知力・体力・気力・スキル・インスピレーション・対人コミュニケーション能力・・・それらは30代近辺でピークに達した後、加齢とともに低下していきます。
じぶんが組織のボスになることで、じぶんのスペックが衰えても稼ぎ続ける事はできるかもしれません。
しかし純粋に自分ひとりの身で勝負するフリーランスは、じぶんの稼ぐ力が衰える前に勝負を決める必要があります。
プロスポーツ選手はとんでもなく高い年収を稼ぐことができますが、それは引退するまでのわずかな期間です。
40代になる前には、大半のプロスポーツ選手は引退してしまい、年収は激減します。
フリーランスはプロスポーツ選手とは違いますが、似ている面もあります。
じぶんのスペックがもっとも高い時が、もっとも稼げるという点です。
毎月、固定給がもらえるサラリーマンとは違い、フリーランスも才覚さえあれば青天井でお金を稼ぐことができます。
じぶんの稼ぐ力が衰える前に一生分稼ぎきる(一発当てて人生あがる)つもりで、成功をつかみにいく気概も必要になるでしょう。
現時点、人生後半の苦悩に苛まれているフリーランスが取るべき戦略
若いうちに対策を立てられず、今まさに人生後半に突入してしまった人生後半組もいるはずです。
そういった人たちはもう成す術がないのか・・・正直厳しいは厳しいですが、それでも立てられる戦略を考えてみます。
一発逆転は厳しい事を認め、身の程を超えた大勝負はしない
まず、スペックが衰えた人が一発逆転することは、非常に厳しいといわざるを得ません。
自分だけは大丈夫だと、大きなリスクをとることで、本格的・決定的な「終わり」となることだけは避けねばなりません。
日本では諦めるという言葉は悪い意味で使われますが、本来は明らかに観るというのが語源だと言われています。
まずは自分の現状を客観的に見つめ、認め、ささやかであってもじぶんができる最善手を打っていきましょう。
今の日本では仕事を選ばなければ生きていくのに困る事はない
日本の経済力や人口が相対的・絶対的に縮小していくにつれ、日本はオワコンだと言われることが多いですが、いまだ日本が世界の中で圧倒的に恵まれている状況であることに変わりはありません。
すくなくとも自分たちが生きている間くらいは・・
仕事を選ばなければ、仕事は無限にありますし、それらの仕事も必ずしもブラックな環境という訳でもありません。
企業につとめなくてもフリーランスとしてでも仕事はいくらでもあります。
現状のじぶんのスペックと市場の分析を行える力さえ残っていれば、ささやかながらも活路はいくらでも見出せるはずです。
歳を取ったことの数少ないアドバンテージを活かす
加齢とともにスペックは間違いなく落ちていきますし、当然、稼ぐ力も落ちることになります。
しかし加齢とともに、積み増されるアドバンテージというものもわずかではありますが存在しています。
例えば、
・豊富な経験から得られた「危機察知能力」
・持たざる者、失った者の気持ちをおもんばかれる力
・ぎらついた欲から卒業したことで円満な人間関係を構築できる力
・自然や伝統、文化などを慈しむ力
・後進の暴走をやさしく諫める力
などなどです。
これらの力は決して派手ではありませんが、社会は必要としている力です。
これらの力が活かせる仕事があればまさに人生後半の天職と言えるでしょう。
人のマネをしなければ活路は見いだせる
これは歳を取った人だけに推奨する戦略ではありませんが、とくに歳を取った人におススメしたい戦略はビジネスで人のマネをしないということです。
完全にオリジナルというのは難しいかもしれませんが、その場合は「掛け算」でも大丈夫です。
普通のWebマーケターなら埋もれてしまいますが、「TikTok」×「note」×「Kindle」などと連携を得意にしている医療業界限定のWebマーケターだったらどうでしょうか?
かなりとがった存在になれるのではないでしょうか?
地方・田舎に活路を見出す
人生後半組の人が地方・田舎に移住するという話は良く聞きます。
そこにはやはりちゃんとした理由があります。
まず地方・田舎は、人手が圧倒的に足りません。
ある程度年齢の高い人であっても重宝されることは間違いありません。
また雇われるというのは難しいかもしれませんが、畑をやったり釣りをしたり、自給自足とまでは言わないですが、田舎特有の収入を得る手段というのがたくさんあります。
不動産なども空き家問題が取りざたされている現状では、ほとんどただ同然で住める物件などもあるはずです。
まとめ
人生後半、加齢とともに失われるものもたくさんあります。
しかし得られるものもあります。
人生のゴールデンタイムとできるか否かは、人生後半のために若いうちから行動できていたかがカギを握っています。
じぶんは若いうちからずいぶん、享楽的というか刹那的に生きてきましたが、数年前から心を入れ替え、人生後半にスムーズに突入できました。
みなさんも失われるものが多い人生後半ではありますが、戦略を立てて日々過ごすことによって人生後半を輝かしい時間にしてください。