こんにちは!
KEC Miriz オンライン英会話事業部 営業部の木下です。
今日は私から先日行われた第19回「学校の未来図」セミナーについてご紹介します。
1年に1~2回、外部から講師をお招きし、最新の英語教育のあり方を考える貴重なセミナーです!
今回のセミナーテーマは、『大学入試だけでは足りないー学校現場と社会をつなぐ「使える英語」とオンライン英会話の可能性』です。
私にとっても大きな学びの場となりました。
目次
セミナー開催の背景
登壇者である萓教授のご紹介
「使える英語」とは何か?
相手・場面・文化で変わる英語表現の力
懇親会で見えた教育現場のリアル
セミナー開催の背景
KEC Mirizが運営するオンライン英会話「CHATTY(チャッティー)」では、英語を「コミュニケーションツール」として実際に使いこなせる人材育成を目指し、教育現場の関係者様向けに年1〜2回セミナーを開催しています。会場はあべのハルカス33階にある自社オフィスです。対面とオンラインのハイブリッドで実施しているため、これまで全国の教育関係者様に多数ご参加いただきました。
今回で19回目となるこのセミナーは、教育の現場で求められる「使える英語」について学ぶことができる貴重な場となりました。
登壇者である萓教授のご紹介
今回の登壇者は、学習院女子大学の萓 忠義(かや ただよし)教授!
現在、オンライン英会話CHATTYは萓教授の推奨のプログラムで、学生の実践的な英語力を育成するためにご活用いただいております。グローバル化により求められる英語力が変化する中で、萓教授には、従来の入試を目標とした英語教育の一歩先にある、教育現場と社会をつなぐ「使える英語」についてご説明をいただきました。
「使える英語」とは何か?
今回のセミナーでは、「使える英語」について、「教育現場」と「社会のニーズ」とのギャップや、学校現場で伸ばすべき英語力の指導法、またオンライン英会話の可能性も交えながら、全国の参加者の皆様へ熱く語っていただきました。
セミナーの中では、「真の英語力とは?」という萓教授からの問いについて、参加者全員が真剣に考え、意見を出し合う一幕もありました。英語教員や塾講師など、異なる現場の視点が交わることで、新しい発見が次々と生まれました。オンライン参加の方からの質問もリアルタイムで共有され、全国規模での学び合いが実現し、教育の未来を感じる瞬間でした。
相手・場面・文化で変わる英語表現の力
萓教授の講演で特に注目を集めたのが、「プラグマティックスキル(pragmatic skills)」についてでした。プラグマティックスキルとは、「英語を状況に合わせて適切に使う力」のことで、「相手・場面・文化に応じた使い分け」のスキルです。
日本語と同じように、英語でも
・友達に頼むとき → 「Can you help me?」
・上司に頼むとき → 「Would you mind helping me with this?」
のように、同じ「頼む」ときでも言い方を変えます。
まさに英語を「コミュニケーションツール」にするために求められる要素の1つです。実際の教育現場への取り入れ方や、生徒さんへの教え方など、普段聞けない貴重なお話まで解説いただきました。参加された皆様も「目から鱗」状態で、「すぐに自校で実践したい」との声が多数上がりました。
懇親会で見えた教育現場のリアル
セミナー後には懇親会を開催しました。ご登壇いただいた萓教授を囲んで、参加者同士の交流が深まりました。「現場ではどんな課題があるのか?」「オンライン英会話をどのようにカリキュラムに組み込めばいいか?」など、率直でリアルな意見交換をすることができ、大変貴重な時間となりました。
営業担当である私も、教育現場の声を直接お伺いできることで、今後の提案内容により深みが出せる貴重な材料をいただくことができ、今回のセミナーで学んだことをさっそく実践しようと思っています。セミナーで学び、懇親会でつながり、次の挑戦へのエネルギーを得る、そんな充実した一日となりました!