What we do
社屋 錢屋本舗本館
錢屋本舗が運営する錢屋カフヱー
▶錢屋本舗本館とは?
コロナ禍を経て見つめ直した多様な価値観の発信をします。
そして、その価値観を共有、共感して繋がれる方々のコミュニティーをめざします。
価値観そのものは抽象的な言葉であって捉えどころのないものかもしれませんが、それらをヒト(交流)モノ(商品)コト(体験)を通じて取り入れ、日々の暮らしをより豊かなものにしていただきたいと思います。その豊かさは経済的な豊かさとは違い、失うことも減ることもありません。
減らないならば分かち合うことを提案します。
減らないどころか、その豊かさは共感の輪となって広がり増えていくはずです。
心の距離の近い人に囲まれて、その輪の中にいる自分はきっと幸せでしょう。
ローソクの灯を分てば、周りがどんどん明るくなっていきます。
何かの拍子に自分の灯が消えたとしても、周りが明るければ困らないし、また分けてもらえます。
錢屋本舗本館は、そんな幸せの灯のようなコミュニティーでありたいと思います。
Why we do
パパのための写真教室を開催
錢屋本舗本館4階 錢屋サロン
▶幸せの日常化を
自分を含めすべての人は幸せになりたいと思って生きています。
また、生きるために何らかの仕事や役割を担っています。
つまり、幸せになるために仕事をしているはずです。
さらに私たちは自分の人生を幸せに全うする責任があります。
では、幸せになるためにはどうしたらいいのでしょうか?
まず目の前にいる人を幸せにしましょう。
そして周りにいる人を幸せにしましょう。
幸せな人に囲まれて、その輪の中にいる自分は幸せを感じられると思います。
幸せとは何か?これに正解はないかもしれません。
でも、私たちは「それは人の幸せを心から喜べること」だと考えています。
それが自然とできる人は幸せな人です。
人の幸せを喜ぶことで幸せの輪を広げていくこと。
そう言うと抽象的ですが、これを具体化することが私たちの仕事です。
▶やってきたこと
知的・文化的経験を通じて自分を磨き、大切にする機会を提供するわけですが、具体的には錢屋塾という文化的、知的講座、うえほんまち錢屋ホールで開催する寄席等の伝統芸能やそれらをアレンジしたワークショップ、錢屋ギャラリーで行う展示会や販売会、音楽ライブ等を企画し運営しながら地域のコミュニティーをつくろうとしています。
錢屋カフヱーは、一人の時間を過ごされる方もいらっしゃいますが、人が集い交流をする場でもあります。
How we do
錢屋本舗本館1階 錢屋ギャラリー
錢屋本舗本館に置かれているオーディオは、あえて重厚長大な時代の物ばかり
▶本質 本音 本物…
ところが周知のように、約3年前からのコロナ禍にあって人が集まりにくい、場合によっては集まれない状況が生じました。それがしばらくは続くという前提で仕事や生活をも含めた行動や価値観の転換に迫られました。
うわべだけの付き合いならば要らないでしょう。本質を見据え、本音で語り、本物を求める必要があると考えます。こんな時だからこそ、繋がりを断ちたくないとも思います。
そこで考えたのが…
必要な時に繋がれる関係と、必要がなくても繋がっていられる関係の構築です。
▶コロナ禍を経て次の段階へ
錢屋本舗本館のWebサイトをリニューアルいたしました。
今回のリニューアルはコロナの渦中で改めて考え直したことを形にしたようなものです。思えばこの「月刊 ZENIYA&LIFE」は、コロナ禍が始まったばかりの頃、世の中もそうだったかもしれませんが会社として何をどうして良いのか分からず混乱した時に、自分たちを見つめ直すための社内の壁新聞のようなつもりでつくり始めました。
地域のコミュニティを目指した錢屋本舗本館にとって人が集まってはいけない状況には誰もが困惑しましたが、社内には不思議と悲壮感はありませんでした。そこで早々に「いつかコロナが終息しても元には戻らないつもりで、どんな状況でも変わらない自分たちの価値を見つめ直し発信し続けよう」と宣言しました。
新サイトのトップページでは、この価値観のタイル(四角い囲みのことです)が、イベントや講座の紹介と並んで短いメッセージとしてご覧頂けます。
なかには抽象的な言葉もありますが、本質的なこと、本当に大切なことは抽象的でないと表現できないことも多いと思います。
▶抽象を具象化し生活に
メッセージそのものが、心に響くかどうかは人それぞれでしょう。何か引っかかったならば、そのメッセージタイルをクリックして頂けたら、短いエッセイやイラストなどに繋がります。それにピンときたり、「なるほど!」と共感されたならば、そのメッセージに関連した講座やイベント、あるいは商品の案内へと繋がるようになっていて、その価値観に根ざしたモノやコト(体験)を通じて生活に取り入れて頂こうとの意図をもった構成になっています。
他にも、タイルには「ZENIYA’ sネイバーさん」の紹介もあります。共感できるだけでなく、まさに共通の価値観を生活の中で実践しておられるような方々を、心の距離のご近所さんとしてご紹介しています。もっとも、理屈はともかく、この月刊ZENIYA & LIFE の読者で、どこかしらを気に入って当館を何度もご利用して下さる方々のことでもあります。
▶心の距離のご近所さん
私(代表)は縁あってダライ・ラマ法王が亡命され、インドで成立したチベット中央政権の支援をしています。コロナ前は毎年のようにインドにあるチベット寺院を訪ねて仏教を学んでいました。そこで知り合った僧侶が、世界中で行動制限されていた時期にSNSを通じて頻繁にメッセージをくれました。今生での悟りを目指す修行者で本来ならば私に構っている時間などありませんので申し訳なくも思いました。日本は医療体制も整っていて感染者数もインドに比べればはるかに少なかったですし、お釈迦様の時代からずっと続くサンガという集団生活をしている方々ですから、むしろ心配でそのことを伝えましたが、何度も私を気づかってくれました。
その時に「心の距離の近さ」に気が付きました。仏教者としてのレベルは違いますが、教えを通じ互いを思いやる気持ちが一致し、実際の距離は遠くとも心の距離は近いのだと感じました。
地域のコミュニティといっても、前を通り過ぎる方もいらっしゃれば、わざわざ遠方からでも来て下さる方もいらっしゃいます。これは共通の価値観とも言える何かで繋がっているのだと思いました。
新しいWebサイトからは、この期間に見つめ直した錢屋本舗本館の価値観を新しい生活の提案と共に発信していこうと思います。
錢屋本舗本館は、心の距離のご近所さんのコミュニティを目指します。
▶今までより良いこれからの為に必要なこと
上記のような経験を踏まえて、私たちの目指すものや価値観の発信を強化していく必要があります。これらを理解し、ともにコミュニティづくりを実現してくれる仲間を募集したいと感じています。