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Wood Artist 工房視察 with 奈良女子大学 角田研究室

建築資材のトータルサプライヤーである吉銘では、大学との共同研究等の活動を積極的に行っています。そのような活動の一環で、奈良女子大学の角田研究室と一緒に開催した地元 吉野のWood Artistたちの工房視察ツアーの様子をご紹介します。

木質構造学を研究する奈良女子大学の角田研究室

今回ご一緒したのは、京都大学で学位を取得後、2022年より奈良女子大学で研究活動をされている角田功太郎先生と、ゼミ生5人です。

角田研究室は木質構造学分野として、木造住宅の耐震方法や伝統木造建築物の耐震補強、近代木造建築物の接合方法などを研究しています。木を多く活用した建築が改めて注目を集めている昨今、注目が高い分野です。

今回お伺いした吉野を代表するWood Artist!

studioJig

木工作家の平井健太さんが創るブランドであるstudio Jig。平井さんは1984年 静岡県出身、京都造形芸術大学 環境デザイン学科を卒業され、清水建設株式会社で設計業務に従事した後、アイルランドに渡り修行を積んで吉野の地でブランドを立ち上げました。国際家具デザインフェア旭川ではブロンズリーフ賞を受賞、またウッドデザイン賞でも優秀賞(林野庁長官賞)を受賞するなど、いま注目のアーティストです。



高野家具

日本を代表する木材「吉野杉」の産地であるここ吉野で、杉皮を用いた家具やアート作品を作っている高野家具の高野大輔さん。杉皮は立体的で力強く、ゴツゴツした荒々しい質感が魅力です。かつては耐水性が高いため、屋根や塀、外壁に広く利用されていましたが、今ではほとんどが廃棄されています。この貴重な素材の新たな魅力を最大限に引き出した製品を、国内外に広めています。





木工 森

太宰府天満宮の御神宝「桑木木画棊局」を製作したことでも知られる木工芸作家の徳永順男氏に技術を学び、鉋(かんな)で家具を仕上げる森幸太郎さん。「吉野杉と鉋という、日本が育んできた優れたものを使って、時代に合うものを発信したい。そうすることで、若い世代にも、日本にはこんなにいいものがあるんだと再認識してほしいと思っています」とのことです。




触れたときの温かさ、空間に自然が取り込まれる良さを体感できた~参加した先生・学生の声~

視察を終えて、角田先生からは以下のようなお言葉をいただきました。

机上ではなく、実際の現場を見る機会は多くありません。学生にはもっと木と実際に触れあってほしいと常々思っていた中で、貴重な機会になりました。

また、参加した学生もリアルなものづくりの現場に触れることで様々な気付きがあったようです。

木質構造学を専攻している中で、もっと木の魅力を知りたいと思っていました。今日はそれを少し体感できた気がします。曲げの自由度や、触れたときの温かさ、空間に自然が取り込まれる良さなどに気付くことができました。
奈良県に住んでいても、なかなか訪問することのないエリアに行けたのが新鮮な体験でした。このようなところに工房があって家具が作られているんだ!と驚きました。木の家具は好きですが、どうやって作られているのかは書籍や映像でしか知らなかったので、実際のものづくりの現場を見れたことは貴重な体験でした。

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