こんにちは、セブの三大Ryoの一人のりょうだよ。
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さて、今日は真面目なセブ島オフショア開発の話をしていくよ。
一昔前はオフショアと聞くと真っ先に中国とかインドのことが頭に浮かぶのが普通だったと思う。
でも、もう中国とかインドの都市部なんかはむしろ圧倒的に日本人より単価が高くて、有名企業などには優秀な日本人のエンジニアとかが流れ込んでいるとの噂だよ。新卒とかもらしい。
もちろん地球は回っているので時が流れて高度成長しているところに優秀な人が集まって、給料が高騰していくのは当たり前のことだよね。
で、そうなってくると安さのためにオフショア開発してた企業はどうするかってなった時に次に安い土地を求めて別の途上国を探し始めるよね。
そこでインドと中国の次のターゲットになったのがベトナム・バングラデシュ・タイ・フィリピンなどだよ。フィリピンなんか特に最後に残された地みたいな感じだから、数年前は激ヤス中の激ヤスだったよ。
でも、すでにベトナムとかバングラデシュ、タイは高くなってきているイメージだよね。
ここフィリピン・セブでも高くなってきてるのはかなり実感してる。
でもまだ他の国よりは安さを保ってるイメージ。
だけど、なんで他の国と比べて日系オフショア企業がそこまでフィリピンに多くないかって言うと、「コミュニケーションの取りやすさ」っていう面が圧倒的に他の国に比べたら出来ないからだと思う。
色んな有名企業が入ってきてフィリピンでオフショア開発を試みた事実もあるあるけど、ほとんどが撤退していった理由はそこにつきると思うよ。
まぁこれは全体的に東南アジアの人にも言えることだけど、南国系の考え方を持った人がほとんどなんだよね。
良い悪いは別にして、平均的にどんな特徴があるか上げてみるよ。
・朝、時間通りに来ない
・作業中リズム踏んで歌う
・決められた期日までに開発が終わらないことが多い
・終わらないことを報告してこない
・少しでも他の給料が高いと転職する
・日本的な仕様の理解が出来ない
・日本的なテストの観点が持てない
・本当に好きで開発者をやっている
・相対的に同年代の日本人エンジニアより技術力が高い?
・人前で怒られることをかなり嫌う
・ミスがあると自分では責任は負わず、他責にしたがる
・パーティー大好き
・英語喋れる
他にもいっぱい特徴量を持っているんだけど、大まかにはこんな感じ。
想像が容易いけど、大企業とかでずっと働いてきたPMとかPLがブリッジSEとかで来たとしたらぜっっっったい無理だよねw
日本的なガッチガチの開発手法を押し付けたら絶対にフィリピンでは成功できないことを断言出来るよ。
だから今まで入ってきた大手とかがフィリピンのオフショアで失敗、撤退していったのは必然的なことだよね。
個人的にフィリピンのオフショアに向いてるなと思う企業の特徴量を上げていくよ。
・お金ない
・ベンチャー
・開発規模小さめ
・エンジニアがいる
・エンジニアが英語喋れる
・エンジニアが東南アジアに住んでた
・エンジニアが価値観の多様性を理解してる
・エンジニアがタスク管理できる
・エンジニアがある意味テキトー
・開発スピードを求めない
・開発手法はアジャイル
・会社全体がフィリピンのことを理解しようと努力できる
こんな感じかなぁ。
当たり前だけど、やっぱりブリッジSEになる人材に依存するって感じだよ。
あとは結果主義のところは無理だよ。生きてきた環境とか全く違うし、仕事に対する価値観とかも全然違うから安く開発出来るという恩恵にあずかりたいならマジで理解しようと努めることが大切だよ。
本当に日本的な仕様の理解とテストとホウレンソウをちゃんと覚えさせて、新しいスタッフが入ってきたとしても、それが自然とみんな出来るように根付かせるまでには3年くらいかかる気がしているよ。
あっ、ちなみにB to Bで開発した時の原価と発注コストの割合は1 : 3くらいだよ。
原価10万円のエンジニア雇うとしたら30万円くらいが業務委託費になるよ。
もちろんブリッジSE代は別で60万円くらいかかるよ。
だから正直少人数でオフショア開発したいのであれば、業務委託はあんまりメリットが出ないよ。
あんまり拠点作るデメリットもないから出来るなら内製化してやった方が圧倒的にメリットは出やすくなるかな。
とりあえず僕がある程度、オフショア開発を成功させられてるのってやっぱりフィリピン人の理解度がかなり高い方だからだと思ってるよ。
悪いところも良いところも知ってるから、それを上手くコントロールして働かせてるつもり。
給料もギリギリの安いところを攻めるんじゃなくて、今後の期待を込めると同時に他のとこに取られないようにある程度相場より高めの給料を出したり、(まぁこれが相場を上げてしまう行為なんだが)
毎月会いにきて、進捗聞いて、こうした方がいいよ。とかアドバイスしたり、
パーティー好きなので毎月一回くらいカラオケとか連れてって騒いだり、
現地の言葉をちょっとずつ覚えて、テキトーに喋ってるとそれだけで喜んだり、
実は色々な努力があるよ。
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