【代表インタビュー】大阪を出て名古屋で会社設立24年 従業員愛が溢れる社長になるまで | 株式会社エーオー
◆登場人物会社設立前は何をされてましたか?大阪の高校を卒業後、フリーターや営業職に就きました。23才の頃にコンピューター業界に飛び込み、25才で一念発起し、名古屋で会社を立ち上げました。会社設立...
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無事プログラマーになった人もいる中で、自分から辞めてしまった人も結構います。
辞めた人の大多数が「弊社を辞めた」というより「プログラマーを辞め」ました。
せっかく人生の時間をかけてプログラマーを目指したのに、辞めてしまう人の傾向が
長い時間をかけて判ってきましたので、
どういう人がそうなってしまう傾向が強いかのお話をします。
①「すぐに給与が高くなると思った」「下積み期間の長さに耐えられない」
②「プライベートタイムに勉強したくない」「技術を積む時間は業務時間内だけにしたい」
③「IT技術者に憧れただけで、別に執着する理由が無い」
主にこの3点です。順番に解説します。
①「すぐに給与が高くなると思った」「下積み期間の長さに耐えられない」
愛知県は大手製造業の企業が多く、高給の期間工求人も豊富なので、
このパターンは製造業出身者に多いです。
未経験で入社したら、当然ですが最初の給料は安いです。
で、実務経験3~4年程度だと、先輩プログラマーたちはまだ一人前と認識しません。
ものすごく機転が利く人は周囲に認められるのが早いですが、ごく一部です。
なので、入社して数年は給料が安い状態が続きます。
製造業や建築・土木や運送は、給与面で手厚い会社も結構あるため、
若いうちに貰える金銭面ではそちらの方が良いです。
かなり体力に自信があって60歳過ぎまで頑強でいられそうな方は
むしろそういった業務に就いた方が良いです。給与金額的に。
そういった業種内で希少人種になれれば(例えば大型免許を取るとか)
下手なIT業より高給になります。
よく「50代60代まで続けられないから」という声を聞きますが、
それはプログラマーも一緒ですよ。
50歳過ぎたらアドバンテージの無いプログラマーは疎まれます。
話がそれましたが、そういった業種の経験がある人は入社時点の給与額に耐えられないと思います。
だいたい事前に言っても「大丈夫」と言います。
ですが実際に給与が振り込まれてそのお金で生活し始めるとショックを受けます。
あとは半年くらい時間をかけて「かつての業種に戻りたい」との気持ちを溜めていくことになります。
②「プライベートタイムに勉強したくない」「技術を積む時間は業務時間内だけにしたい」
これが結構決定的です。
IT業界に新卒で入社する人は「元々IT知識が好き」な人が多いです。
プライベートタイムに「趣味として」IT知識の書物やネット記事を読んだりします。
本人に努力してる認識は無い(少ない)でしょう。
特に好きでもないけどIT業界に来た人とって、ここで差が開きます。
好きでない人は「努力して」IT知識の勉強をしないといけません。
業務時間内以外でIT知識向上をしてない人は、どんどん取り残されます。
業務に慣れてから以降はそこまで気にしなくて良いと思います
(実際弊社社員の半数は、たぶん家でIT知識の勉強していません。)
が、それは「慣れたら」であり、はじめの数年はその差が顕著に出ます。
IT技術者は、最初の1~2年で覚えることの量が膨大です。
法律なので、会社はプライベートタイムの勉強を強要しませんが、
その意欲が無い人はかなり大きいハンディになります。
③「IT技術者に憧れただけで、別に執着する理由が無い」
壁にぶつかったときに、コレの有無で
IT業界に踏みとどまるか、かつての業種に戻るかが決まります。
この業種つらいことが結構あるので、踏みとどまる理由の無い人は、踏みとどまれないのです。
「プログラマーってなんとなくキラキラしてるから」って人はココで脱落します。
また採用する弊社も③が応募書類で読み取れない人は「辞める可能性がソコソコある」と推測します。
既述①②が起こった時の抑止力が③になるからです。
これは優秀な人にも結構いるんですよ。停滞を感じたら刺激を求めて次にやりたいことがデキちゃう人。
社員で採用して教育費用かけた後にこの結末は、会社側にはしんどいです。
以上、せっかくプログラマー(に限らずIT技術者)で入社したのに辞める傾向の強い人でした。
特に大手優良企業にせっかく入社できたのに転職してくる人、もったいないなあと思いますので、
ITに未経験で飛び込む前に、自分が該当していないか考えてほしい内容でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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