こんにちは! 株式会社ゼロイン バックオフィスデザイン部の小嶋です。
今回は、BD部門を25年以上率いてきた部門長の靜昌希(しずか まさき)さんにお話を伺いました。
「派遣さんと何が違うの?」と言われ続けた創業期から、今や引き合いが止まらない状況へ。総務BPO市場がニッチからメインストリームへと劇的に変化する今、なぜゼロインは「カルチャーデザイン」という独自のポジションを確立できたのか。
市場の追い風が吹く2030年までの間に、どんなキャリアを築けるのか。
ただの事務ではなく、プラスαの挑戦がしたいあなたに届けたい、市場の最前線からのメッセージです。
■ プロフィール
・ 名前:靜昌希(しずか まさき)
・ 役職: バックオフィスデザイン部 部門長
・ 経歴:
・ 1999年頃ゼロイン創業期に参画(入社26-27年目)
・ BD部門の立ち上げから成長を牽引
・ 総務BPO市場がニッチな時代から、メインストリーム化する現在まで、市場の変遷を最前線で見てきた
目次
■ 「派遣さんと何が違うの?」ニッチな市場で戦った25年前
■ 2025年、市場が劇的に変化した理由
■ 2030年まで続く追い風。今がチャンスの理由
■ 競合ひしめく市場で、ゼロインが選ばれる理由
■ バックオフィスデザイン部門で活躍できる人の条件
■ ゼロインで身につく、汎用性の高いスキル
■ 「すべての働くを元気にする」を体現する働き方
■ 2027年に向けて、ゼロインが目指す方向性
■ キャリアを真剣に考えてくれる仲間たちがいる
■ 一緒に、次の一歩を踏み出しませんか
■ 編集後記
■ 「派遣さんと何が違うの?」ニッチな市場で戦った25年前
――靜さんは、もう25年以上BD部門に関わってこられたんですよね。当時の総務アウトソーシング市場って、今とは全然違ったんじゃないですか?
「全然違いましたね。当時はどちらかというとアウトソーシングってニッチな話で、『派遣さんと何が違うの?』とか『業務代行と何が違うの?』みたいなことをすごく聞かれて。なかなかお仕事をいただけないってこともすごくあったんです」
25年前、総務のアウトソーシングという概念自体が、まだ市場に浸透していなかった。
派遣と業務代行の狭間で、ゼロインの提供する価値を説明することに苦労する日々。
それでも靜さんたちは、ただ人手を提供するのではなく、業務そのものを改善し、組織を元気にするという独自の価値を追求し続けてきた。
「基本的には総務業務のアウトソーシングを生業にしているんですが、決まった業務を決まったようにやっていくっていうのは、普通のBPOプレイヤーに求められているところ。我々としてはプラスアルファのところで、お客様がそれをやる真の目的は何なのか、本質的なところをちゃんと理解して仕事として向き合うっていうところを大事にしてきました」
■ 2025年、市場が劇的に変化した理由
――あれから25年。今、市場はどう変わっているんですか?
「今はもう、引き合いがすごく多いです。マーケティングの中でもそうですし、特にやっぱりご紹介という形で。一度入らせていただいている会社様からは、基本的にはほぼ100%近い形でリピートもしてますし、そこから卒業されて違う会社に行った方からの紹介も、かなり広がっていたりするので」
実際、営業をかけなくても、向こうから声がかかるケースが増えているという。ニッチだった市場が、今やメインストリームになりつつある。その背景には、明確な社会構造の変化があった。
「やっぱり働き手がどんどん少なくなっていく、少子化になっているっていうところがあるので。ある程度、標準化をして、任せられることは任せていかないと。AIとか、DXでシステムに任せていかないと、働き手がなくなることで仕事がどんどん進まなくなっていくんですよね」
テクノロジーの発達により、決まった動きをする業務はシステム化が進んでいる。しかし同時に、新しく来た業務をどう流れに組み込むか、その会社の風土にどうマッチさせるか。そこは人間が考えなければならない領域だ。
「もやっとしたものを、カチッとするというか。みんながわかるように標準化したり、言語化したりっていうところが、総務の役割。ゼロから一を作るみたいなところが日常の中にすごくあって、そういった力はすごく汎用性があると思います」
■ 2030年まで続く追い風。今がチャンスの理由
――市場の追い風は、今後も続くんでしょうか?
「少なくとも2030年ぐらいまではそれが続くだろうというふうに思っています」
靜さんの見立てでは、総務BPO市場の成長は今後5年は確実に続く。その理由は明確だ。
「昔は総務って、よろずのことを司るっていうところで、柔軟性で新しいものを振ってきたものをこう返していくかっていうところだったんですけど。今ってやっぱりテクノロジーが発達してきて、決まった動きをするような業務はだいぶシステム化が図れてきている。そうした時に、新しく来た時にどういう風に流れを作ったら、その会社に合うやり方になるんだろう、その会社の風土にマッチするんだろうっていうところを、やっぱり人間が考えなければならない」
つまり、総務という職種そのものが、一般的な事務作業から、組織デザインや業務設計という高度な領域へとシフトしている。この変化が、市場の拡大を後押ししている。
「BPOマーケットは、これからやっぱりすごく追い風になっている。ニッチからすごくメインストリームになってきているので」
この追い風の中で、今キャリアを積むことの意味は大きい。成長市場の最前線で、ゼロから一を作る経験を積める。それは、どこに行っても通用する汎用性の高いスキルになる。
■ 競合ひしめく市場で、ゼロインが選ばれる理由
――市場が広がっているということは、競合も増えているんですよね?
「そうですね。派遣会社さんも結構今、BPO事業をどんどん広げてきてますし。什器メーカーさん、オフィスメーカーさん、物流メーカーさんとか、そういった企業も結構BPOという形で進出してきている」
市場が拡大すれば、当然プレイヤーも増える。その中で、ゼロインはどう差別化しているのか。
「僕たちが強く押していきたいのが、カルチャーデザインっていうところなんです」
カルチャーデザイン。聞き慣れない言葉だが、これこそがゼロインBDの独自性を表すキーワードだ。
「働く人の隣にいるっていうところ。お客様の従業員さんと同じように、毎日生活を共にして、同じ文化、風土の中で、一緒にその会社の目的に向かって、あるべき姿に向かって走っている。よく言われるんですけど、『外注さんだったんですか? パートナーさんだったんですね』って。やっぱりその会社にこう溶け込んで、一緒に文化を作りながら、その会社を盛り上げていく」
単に業務を代行するのではなく、お客様の組織の一員として、文化まで一緒に作っていく。これは、他のBPOプレイヤーには真似できないポジショニングだ。
「お客様が何を求めて、どういうふうにしていきたいかってことをちゃんと自分ごととして捉えて、それを実際にコンサルティングだけではなくて、実務をやりながら実現していく。そこはやっぱり、ゼロインならではの大きなポイントかなと思ってます」
■ バックオフィスデザイン部門で活躍できる人の条件
――そんなバックオフィスデザイン部門で活躍できるのは、どんな人なんでしょうか?
「やっぱりコミュニケーションが好きな人たち。お客さんと話すとか、その人のことを知りたいとか。より知ることで、提供するサービスや人たちが持っているソリューションを、もっとよく喜んでもらいたいっていうのが根っこにある」
靜さんは、「おせっかい」という言葉を使った。
「相手のことを知りたい、相手がどういったことをすると喜んでくれるんだろうっていうのを、おせっかいにもすごく考えられる資質の人がいいんではないかなと思っています」
実際、ゼロインの求人にも「おせっかいな人」と明記されている。それは、BD部門の文化そのものを表す言葉だ。
「ステークホルダーとか、お客さんともより良好な関係性を築いていたりとか。それだけじゃなくて、チームの中でも仲間たちとより良いつながりを持てている人っていうのが、結構BDにはたくさんいる」
――確かに、そういう人たちが多いですよね。何か共通している信念みたいなものがあるんですか?
「やっぱりこう、お客さんのところに一緒に生活を共にするというか、仕事でオフィスの中で机並べて、一緒にコミュニケーションを取りながら仕事を進めていく。ここはやっぱり一番、ゼロインの中でも唯一無二なのかなと思ってます」
常駐という働き方。それは、朝出社したところから帰るところまで、ほぼ一緒にいるということだ。他社の自社総務では得られない、特別な経験がそこにある。
「横にいて、お客さんの中で、コミュニケーションが飛び交っているところを、どう自分でキャッチして、アンテナを働かせて、それを自分の仕事の中でサポートできるか。そこがすごく大事なんだよね」
■ ゼロインで身につく、汎用性の高いスキル
――これからゼロインに入社する方は、どんな経験やスキルが身につけられると思いますか?
「決められた商品をサービスしたり、決められた技術を提供したりっていう形ではなくて、新しく来たものを形にして届けていく。もうひと手間、ゼロから一を作るみたいなところが日常の中にすごくあったりするので、そういった力はすごく汎用性があると思います」
ゼロから一を作る力。それは、どこに行っても通用するスキルだ。
「今まで、いろんなところで働いてきていて、商品を使うとか、決められた技術を提供したりとかっていう形だったと思うんですけれども。僕たちとしては、それをもうひと手間、形にして届けていくっていうところがある」
実際、靜さんが見てきた中で、活躍している人たちには共通点がある。
「どれだけお客さまから『ありがとう』っていう言葉を摘み取れるか──そこを大事にしたいし、それを実現している人たちは本当に素敵だなと思います。総務を軸に、基本的にはアシスタント的な仕事をフィールドにしている私たちは、多くの人たちと接点があります。営業部門、経理・法務・人事などのバックオフィス部門、パートナー企業の皆さん、ときには“お客様のお客様”とも関わることもある。そのような周りにいるステークホルダーから『ありがとう』を摘んでいき、そしてそれを咲かせていくその営みこそ、とても素晴らしいことだと思っています。」
そして、もう一段階上のレベルがある。
「それは、咲かせたありがとうを仲間へつなげていく力です。私たちはチームで仕事をしています。同僚や後輩やにもつなぎ、分かちあい、そこから“ありがとうの連鎖”を生み出していく。そうやって価値を広げていく人たちは、本当に活躍しているし、私自身も多くを学ばせてもらっています。」
■ 「すべての働くを元気にする」を体現する働き方
――BD部門ならではの文化や価値観って、どんなところにあると感じますか?
「やっぱり、『すべての働くを元気にする』っていうところ。これは、周年ごとに少しモデルチェンジをしてるんですけど、もともと『イキイキワクワクする社会を作る』とか。やっぱりその働く人にすごく注目しているっていうところがあります」
ゼロインの理念は、単なるスローガンではない。BD部門の働き方そのものに、その理念が体現されている。
「BtoBで僕たちやってきてるので、お客様の先には当然お客様がいるんですけれども。まず僕たちのお客様がしっかり楽しんで仕事を、やりがいを持ってできるように。それを元気と呼んでますが、元気になってもらって、その先にいるお客さんたちに対して、多くのサービスや価値を届けてほしいと思うので」
お客様先で働くゼロインのメンバーが、まず元気であること。その元気が、お客様の組織全体に波及していく。
「働ける人たちが気持ちよく仕事に取り組める環境づくりを、人を通じて、業務を通じて支えていきたい。そこがすごく価値観だし、他の事業と違うところかなと思っています」
■ 2027年に向けて、ゼロインが目指す方向性
――今後、ゼロインという会社は、2027年に向けてどんな方向性を目指していくんでしょうか?
「まさに、この市場がすごく広がってきているっていうのは、追い風になってるんですけど。今年、去年から今年にかけても、結構その引き合いがすごくあります。特にやっぱりご紹介という形で、一度入らせていただいている会社様からは、基本的にはほぼ100%近い形でリピートもしてますし」
それは、ゼロインのサービスが本当に価値あるものだという証明だ。
「そこから卒業されて、違う会社に行った方からの紹介も、かなり広がっていたりするので。変な話、営業をっていう、もちろん営業もかけてはいるんですけど、今現時点で言っても、結構向こうから声がかかるってケースがすごく多いです」
市場のニーズが、明確にゼロインを求めている。
「それだけ世の中のニーズが広がっている。これが僕が入って25、26年前は、どちらかというとアウトソーシングってニッチな話だったのが、ニッチからすごくメインストリームになってきているので」
そして、その追い風の中で、ゼロインが目指すのは明確だ。
「市場が広がっているので、競合と言われる他のプレイヤーさんもすごく頑張ってらっしゃる。派遣会社さんも結構今、BPO事業をどんどん広げてきてますし。その中で、僕たちが強く押していきたいのが、カルチャーデザインっていうところ」
カルチャーデザイン。それは、単なる業務代行ではなく、お客様の組織文化まで一緒に作っていくという、ゼロインならではの価値提供だ。
「あたかもその従業員さんと同じように、毎日生活を共にして、同じ文化、風土の中で、一緒にその会社の目的に向かって走っていく。お客さんが何を求めて、どういうふうにしていきたいかってことをちゃんと自分ごとと捉えて、それを実際にコンサルティングだけではなくて、実務をやりながら実現していく。そこはやっぱり、ゼロインならではの大きなポイントです」
■ キャリアを真剣に考えてくれる仲間たちがいる
――今、Wantedlyに登録なさっている求職者の皆さんに、キャリア選択についてアドバイスをいただけますか?
「キャリアって、1億通りなので、これだってことはないんですけれども。ゼロインに入ってこんなメリットがあるよっていうのは、自分がやりたいっていうことを、真剣に一緒になって考えてくれる上司とか先輩がいたりとか、仲間がいるっていうところがすごく大きいかなと思ってます」
実際、ゼロインを卒業した人たちからも、そのことは証明されている。
「卒業生もいますけれども、ゼロインのことが嫌いになってとか、人が嫌で…とかっていうことで、卒業していく人たちはいないので。それだけやっぱり、仕事をする上でのベースっていうか、そのスタンスみたいなところをしっかり学べたりとか。やりたいっていうことをちゃんと表に出して言える。で、そこを真剣に周りも考えてくれる」
それは、同僚だけでなく、リーダー、SV、マネージャーまで、組織全体に浸透している文化だ。
「悩みがあった時には、ちゃんと向き合ってくれる人が組織でいるっていうところは、すごく大きな話かなと思ってます」
そして、それが証明されているのが、お客様からの信頼だ。
「ステークホルダーさん、パートナーさん、お客さんもそうですし。紹介していただく人も、ゼロの卒業生だけではなくて、一緒に仕事をしたお客さんってことも多いんですけど。そういう人たちからも支持していただけるっていうのは、結構宝だと思うんですよね。」
■ 一緒に、次の一歩を踏み出しませんか
――最後に、今応募しようかなって検討していただいている皆さんにメッセージをお願いします。
「いろいろこの変化が激しい世の中で、大変なこと、辛いこともあれば、不安なこともたくさんあると思うんですけど。ゼロインという会社は、その“働く”というところに対してしっかり向き合って、自己実現ができるようなサポートをちゃんとしてくれる会社ですし」
靜さんの言葉には、25年間この会社を見続けてきた人ならではの確信がある。
「プライベートも含めて、自分のキャリア、長いキャリアの中で、どういうふうに、ライフプランも含めて、一緒になって考えてくれる人たちが本当にいるので」
そして、最後にこう締めくくった。
「もう一度チャレンジしてみたい」「今の自分を超えてみたい」「次のステージへ踏み出したい」
そんな思いがあるのなら、その気持ちをどうか大切にしてほしいです。
その思いこそが、次のキャリアを拓くはじめの一歩になります。
そしてもし、あなたの中にその気持ちがあるのなら──
あなたが思い描く未来を、私たちと一緒に実現していきましょう。
2027年に向けて、総務BPO市場は確実に成長しています。
その最前線で、ゼロから一を生み出す経験を積み、汎用性の高いスキルを身につける。
そして何より、自分のキャリアを本気で考えてくれる仲間たちと、一緒に成長していける。
ただの事務ではなく、プラスαの挑戦がしたいあなた。
“今”がチャンスです。
■ 編集後記
インタビューを通して、靜さんの25年間の想いが伝わってきました。市場がニッチだった時代から、今のメインストリームへ。その変化を最前線で見てきたからこその、確信と熱量。「おせっかい」という言葉に込められた、ゼロインのバックオフィス事業の文化が印象的でした。一緒に働く仲間を探している、そんな温かさを感じるインタビューでした。(小嶋)