新卒でお見送りになったのに中途社員としてリベンジして採用された社員の話 | 社員インタビュー
こんにちは、コーポレートデザイン室の山本です!11月に入社し、Wantedlyの運用や採用に携わっています。今後ストーリー記事を書いていくにあたり、まずは私のことについて知っていただきたいと思い...
https://www.wantedly.com/companies/company_2890998/post_articles/878410
こんにちは、コーポレートデザイン室の山本です!
いつもストーリーをお読みいただきましてありがとうございます。
今回は、育児をしながらベルタで活躍している橋口さんにインタビューをしました!
実は就活時代から私がお世話になっている先輩なんです...!いつも明るく前向きな橋口さんに今までたくさん助けられてきました😌
▼その時の詳しいことはこちらの記事から▼
そんな橋口さんに、ライフステージ変化の中で働くということや大切にしていることについて、お話を伺いました。
育児と仕事の両立に不安を抱えている人も、そうでない人も勇気がもらえるようなお話を聞くことができました!
プロフィール:橋口 和奈
2015年にビーボ(ベルタの前身)へ新卒入社。カスタマーサクセスに従事した後、入社約2年で広報の立ち上げを行う。その後、人事広報領域に携わり不妊治療の末第一子を妊娠、2021年11月より産休・育休へ。2023年5月より育休復帰し、現在は、コーポレートデザイン室にて企業成長を目指すブランディングのための広報を担う。
広報として会社をさらに成長させるために、世の中にベルタのことをどのように伝え、ブランディングしていくのかという観点から業務に取り組んでいます。
プレスリリースなどでの発信活動に加え、世の中に対してより大きな影響を与えていくためメディアとのリレーション構築も行います。
ベルタの取り組みを多くの人に知ってもらい、価値を感じてもらった上で活動に参画してくれる人や企業を増やす仕事です。
大変だと感じる部分はありましたが、私は職場の人や制度に恵まれていたので続けることができました。
通院の関係でお休みをいただくことが増えてきた際、かなり気合を入れて上司に治療のことを報告したのですが「ポジティブな話だね!」と返してくださったんです。
仕事をしながら治療をするなんて、大変、周りに迷惑、とネガティブな気持ちでいたので予想外の反応に本当に救われました。
ありがたいですよね。
また、ベルタにはコウノトリ休暇といって、月に1日不妊治療や検査のための通院に充てられる特別休暇付与制度があるので、そうした制度も活用させてもらっていました。
あとは、ベルタが責任をもって仕事に向き合い成果を出すことができれば、過程はある程度任せてもらえる環境だったので、自分でコントロールできる部分も多く、うまく調整しながら治療と仕事に打ち込むことができました。
そうですね。
私の場合はかなり周りに恵まれていましたが、それでもやっぱり、治療が長引いたり通院が重なると申し訳なさを感じることもありました。
ましてや周りの理解がない中で、不妊治療と仕事を両立するのはかなり苦しいと思います。
当事者が1人で問題を抱え込まないように、社会全体で不妊治療に対する理解が進んでいけば良いなと思います。
はい、育休中に感じたあることをきっかけに、少しだけ業務に入らせてもらっていました。
産後半年くらい経った時、仕事終わりの主人と子どもが楽しそうに遊んでいるのを見て、少しやるせない気持ちになったことがありました。
私はここまで全力で子どもに向き合えないなと思ったんです。
当時、子どもはかわいいと思う一方で、1日ずっと一緒にいると気が滅入ってしまう瞬間がありました。
そこで会社に相談して、育児と自分の体調を優先して無理のない範囲で業務に入らせていただくことにしました。
日中に少しでも自分のことに没頭する時間があったり、会社や外部の方とコミュニケーションを取ることで、気持ちがうまく切り替えられるようになり育児にも前向きに取り組むことが出来るようになりました。
そうですね。
ただ、育休中の仕事について、皆さん同じような状況ではないと思います。私の場合は、一時的に子供が落ち着いていたのと、主人が時間を作って子供を見てくれていたので、合間で自分の時間が取れる特殊な環境だったと思います。
産休と育休あわせて1年半近くお休みしていたので、最初はベルタでの感覚を取り戻すことに苦戦しました。
ベルタはスピード感のある会社なので、常に新しい動きがあれば新しい人も入ってきます。
根幹にある考え方は変わらないんですけど、以前よりブラッシュアップされた会社に復帰して、自分だけが昔の感覚で止まっているような焦りがありました。
そうですね。
ベルタは、育休中にも連絡をくれたり、全社総会に参加して会社の状況を知る機会もありました。それでも、実際に皆の中に入って仕事をするのとはやっぱり違うな…と感じました。
でも、そんな時に相談出来る人がいて助けられました。
ベルタは、産休育休を経験した方も多くいるので、そういった先輩方から「大丈夫、生活スタイルも変わってるんだし半年はカオスだよ。1年経ってやっと慣れるくらい、焦らないで~」と声をかけてもらって、私だけじゃないんだと思うことができました。
両立…多分出来てないです笑
子どもとの過ごし方や時間の使い方もこれで良いのかと不安になることもあります。
そうした不安はどれだけ頑張っても付きまとうんだろうなーと思ってからは、色々なことを「気にしすぎない」ようになった気がします。
ただ「子どもと過ごす時間には限りがある」ということは常に念頭に置いています。だからどうこうってわけでもないんですけど、悩んだ時はそのことを考えながら行動するようにしたいと思ってます。
大事だと思います!
それと、育児をしながら仕事をする上で「自分らしさを諦めない」という考え方は大切にしています。
私の主人は、バスケと勉強をすることが大好きで、どちらか出来なくなるとコンディションが危うくなるような人なんですが…
そんな彼が「子供が生まれたら自分のことをセーブしていかないと」と言うのを見て、このままでは彼のアイデンティティが危うい!と思ったのと、彼が好きなことをセーブし出したら私も変わらなくてはいけないのでは!と危機感を持ちました。
ライフステージ変化の中で生活スタイルや考え方など、変わることはありますが、自分の好きなことや自分らしさ、みたいなものまで変えたくないという思いに気づきました。
そこで主人と話して「自分の好きなことややりたいことは一旦我慢せずに言い合おう。最初から諦めるのはやめよう。」と決めました。
もちろん全てが思い通りにはならないですが、家族間でこの認識を持っているからこそ、主人も私も自分らしさを大切に出来ていると感じます。
私の場合は、この「自分らしさ」の中の一つに仕事が含まれているので、出産前と同様に仕事に向きあえているのかなと…
改めて、ベルタは仕事をする上で人をステータスで見ない会社なんだと気づきました。
育休復帰して焦っている時、中々目に見える成果を出すことが出来ず、私ってここにいて大丈夫なのか?と不安になり転職を考えていたことがありました。
上司にも話したんですけどね笑
何社かカジュアル面談でお話を聞いたのですが「いかに子育てしながら働きやすい環境か」というアピールをしてくださる方も多くて、素敵だなと思う一方で、自分が「子育てをしている人」としか見られていないのかなと少し違和感を感じました。
はい、ベルタでは橋口さんお子さんいるからって言われたこと、多分一回もないです。
子育てする上での配慮はしてくれるけど、仕事をする上での遠慮はないから、その点で違和感なく仕事ができています。
ライフステージ変化の中での仕事に対する考え方や働き方は人それぞれだと思っています。
仕事に対する考え方や、職場や家庭の事情など…置かれている状況は様々だと思うので。
また、先輩たちの話を聞いていると、ライフステージ変化の中で、都度考え方も変わっていくんだろうなと思っています。
だからこそ、常に「自分はどうしたいか」に向き合っていきたいし、周囲の人も「子どもがいるから」など先入観なく個人を見れるようになると良いのかなと思います。
あと、終わりになりますが、ライフステージの変化とか関係なく思うのは、健康第一ということですね。
健康でないと、全てが上手くいかなくなりますよね。
皆さん、お互い健康第一で頑張りましょう笑
橋口さん、素敵なお話をありがとうございます!
私は今自由に仕事ができていますが、今後結婚、出産をすることになったら縛りができるのではとし不安を感じていました。
今回の橋口さんのお話を聞いて、ライフステージの変化があったとしても、自分らしくいられるんだ、と自信をもらいました!
ベルタでは、世界40億人の女性が「私、周り、世の中を好きになれる」社会を目指しています。
そのためには、社員それぞれが個性を発揮し、価値を届けていく必要があると考えています。皆さんそれぞれの経験を活かし、一緒に会社を成長させる仲間を探しています!
フェムテック業界に興味がある方、挑戦できる環境で働きたい方はぜひ一度お話してみませんか?
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