「人材紹介の仕事に興味はあるけれど、未経験からでも活躍できるのだろうか」
「入社したら、まず何をするんだろう」
「業界知識も、人材紹介の経験もない状態から、どうやって仕事を覚えていくんだろう」
未経験から人材紹介コンサルタントへの転職を考えるとき、
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
steerでは、人材紹介コンサルタント未経験で入社し、
現在活躍しているメンバーがいます。
今回話を聞いたのは、電力会社、人材派遣、ウェディングプランナーと、
それぞれ異なるバックグラウンドを持つ3名。
3名は入社後、どのように仕事を覚え、
コンサルタントとして立ち上がっていったのでしょうか。
入社直後に取り組んだこと、最初にぶつかった壁、
周囲との関わり方、そして前職の経験が今の仕事にどう活きているのか。
3名のリアルな経験を聞きました。
※オンボーディングの内容や期間は、その人それぞれのこれまでのご経験、入社時期や所属チームなどによって異なります。
本記事では3名が入社した当時の経験をご紹介しています。
三者三様のキャリアから、人材紹介コンサルタントへ
――まずは、皆さんの前職について教えてください。
Aさん:
前職では電力会社で働いた後、Webマーケティング領域の営業などを経験しました。人材紹介会社で働くのはsteerが初めてです。
電力会社時代にはリクルーターの立ち上げにも関わり、大学での説明会やインターン、学生との座談会などにも参加していました。個人的にも後輩の就職活動を支援していて、面接対策やエントリーシートの書き方を一緒に考えることもありました。
Bさん:
私は前職で人材派遣に携わっていました。
同じ人材業界ではありますが、派遣と人材紹介では求職者の方との向き合い方も異なります。
前職では多くの方とお会いしていたので、「人と話す」という部分では活かせる経験もありましたが、人材紹介コンサルタントとしての仕事はsteerに入ってから学びました。
Cさん:
私はウェディングプランナーをしていました。
人材業界とはまったく異なる仕事ですが、前職もかなり行動量を求められる環境でした。先輩から「やるか、やらないかじゃなくて、やるか、やるかだから」と言われていたくらい(笑)。
その経験もあって、「まずやってみよう」「やってみないと分からない」という考え方は、今の仕事にも活きていると思います。
入社後、まず何をした?
――人材紹介コンサルタント未経験で入社して、最初はどんなことから始めましたか?
3名とも、人材紹介の基礎や担当する業界、社内システムなどについて学びながら、先輩の面談への同席や企業訪問などを通じて、実際の仕事に触れていきました。
共通していたのは、すべてを覚えてから実務に移るのではなく、比較的早い段階から実践に入っていったことです。
Aさん:
初日は入社手続きから始まって、社内ルールや使用する媒体の説明などを受けました。
その後は社内システムの使い方を教えてもらい、先輩の面談やアポイントに同席しながら仕事を覚えていきました。
僕の場合、先輩の面談を一度聞いた後、自分でアポイントを取って、そのまま自分でも面談しました。
――かなり早いですね。
Aさん:
そうですね(笑)。
でも、「スピードが大事かな」と思って、自分からアポイントを取ったんです。
全部教えてもらってから始めるというより、自分で動きながら覚えていく感覚でした。
Cさん:
私は最初の1週間くらい、人材紹介とはどんな仕事なのか、クライアントの業界についてなどを座学で学びました。
その後は先輩の面談に同席したり、実際に自分でも面談したり。
研修だけで完璧にできるようになってから現場に出るというより、「やってみて、分からないところを聞く」という進め方だったと思います。
Bさん:
私も最初は人材紹介の仕事やクライアントについて学びながら、社内システムの使い方を教えてもらいました。
それに加えて、先輩からコンサルタントとしての実際の仕事の仕方・考え方なども教えてもらいました。
自分の面談を聞いてもらってフィードバックをもらったり、面接対策を聞いてもらったりと、実践しながら覚えていく感覚が強かったですね。
「教わってから実践」ではなく、実践しながら学んでいく
3名の話に共通していたのは、研修ですべてを覚えてから、一人で仕事を始めたわけではないこと。
基礎的な知識を学び、先輩の仕事を見る。そして自分でもやってみる。
分からないことが出てきたら周囲に聞き、フィードバックを受け、また実践する。
そんなサイクルを繰り返しながら、それぞれが仕事を身につけていきました。
Aさん:
僕の場合、何でも「どうしたらいいですか?」と聞くというより、「自分はこう思っているんですけど、どう思いますか?」というコミュニケーションをすることが多かったです。まず自分で考えて、その考えに対してフィードバックをもらう。その繰り返しだったと思います。
Bさん:
分からないことがあったら、いろいろな人に聞いていました。
steerは周りの人に聞きやすいと思います。
もちろん自分で考えることは必要ですが、聞けば教えてくれる人がいるので、分からないことをそのままにせず進められました。
質問項目を聞くだけでは、「その人を理解する」ことはできない
――実際に一人で動き始めてから、難しかったことはありましたか?
Bさん:
最初は、面談の進め方に苦労しました。
社内のシステムには、面談で確認する項目がある程度まとめられています。
なので最初は、「これを一通り聞けば面談ができるんだ」と思って、項目に沿って質問していました。
でも、実際にやっていくと、それだけでは意味がないことに気づきました。
ただ質問するのではなく、その項目について自分が納得できるところまで深掘りする必要がある。
「なぜこの質問をするのか」という目的を理解したうえで聞かないと、後から求人をご提案したときにズレが生まれたり、応募や内定承諾の段階で認識が合わなくなったりするんです。
――最初は、もう少しシンプルな仕事だと思っていた?
Bさん:
そうですね。
最初は、とりあえず必要なことを聞いて、条件に合う求人を探して、「どこかに合う案件があるだろう」というイメージもありました。
でも、実際は単純に求人と求職者をマッチングする仕事ではない。
その方の考えや背景まで理解して、納得できる転職をご支援することが大事なんだと、実践する中で分かっていきました。
業界知識がない。だからこそ「知らない」をそのままにしない
――Cさんは、入社後に苦労したことはありますか?
Cさん:
圧倒的に、業界知識を身につけることですね。
steerでは、経験豊富なハイクラス層の方と面談することもあります。
当然、その方々は自分の仕事や業界について深い知識を持っています。
その中で、「この人、全然分かっていないな」と思われてしまったら、信頼して相談してもらえません。
だから、本を読んだり、資料を読んだり、周りの人に聞いたりして、かなり勉強しました。
――求職者の方との会話から学ぶことも?
Cさん:
ありました。
知ったかぶりをせずに、「教えてください」と聞く。
そうすると、求職者の方が詳しく教えてくださることもあります。
分からないことを分からないままにせず、聞いたり読んだりしながら、少しずつ知識を増やしていきました。
量をこなしながら、自分なりの「勝ち方」を考える
――Aさんはいかがですか?
Aさん:
僕は、まずめちゃくちゃ量をこなしました。
ただ、量をやるだけではなくて、「今の状況でどうやったら勝てるのか」ということはずっと考えていました。
人材紹介は競合も多いので、みんなと同じところで勝負しても、なかなか成果につながらない。
「まだ他の人がやっていないところはどこだろう」「自分が狙えるマーケットはどこだろう」と考えながら動いていました。
一方で、最初はスカウトのマッチング精度も今ほど高くありませんでした。
そこで先輩から、
「なぜこの人にスカウトを送ったのか」
「なぜこの求人をご紹介するのか」
という部分についてフィードバックをもらいました。
自分自身も、「こういう背景があるから、この方にスカウトを送っています」と、一つひとつ自分の考えを言語化するようにしました。
そうやってズレを修正していったことで、少しずつ精度が上がっていったと思います。
自分で考える。でも、一人で抱え込まない
3人の話から見えてきたのは、steerでは「自分で考えること」と「周囲を頼ること」の両方が大切だということでした。
Aさん:
僕にはこの環境が合っていました。
先輩からも、最初から答えを教えれば短期的には成果が出るかもしれないけれど、その後の成長を考えたら、自分で考えた方がいい、ということを言われていました。
もちろん、再現性のある方法や資料をすべて渡してもらった方が、最初の成果は早く出るかもしれません。
でも、自分で考えて試行錯誤することで、「次はどうすればいいか」を自分で考えられるようになる。
僕自身は、その育て方が合っていました。
Cさん:
私も、自分で選べる環境だったのは良かったと思います。
「今日は業界について勉強しよう」と決めたり、「この面談に同席させてもらおう」とお願いしたり。
自分が今何を学ぶべきなのかを考えて、選択できる環境でした。
人材紹介未経験でも、これまでの経験はなくならない
人材紹介コンサルタントとしては未経験だった3人。
しかし、これまでのキャリアで培ってきた経験は、それぞれ違う形で現在の仕事につながっています。
Aさんは、電力会社での経験から、施工管理をはじめとする現場で働く方の目線を理解できること。採用に関わった経験から、企業側が採用で何を求めているのかを考えられること。そしてマーケティングの経験から、戦略設計やスカウトの文章、職務経歴書の見せ方などにも強みを発揮しています。
Bさんは、人材派遣で数多くの方と接してきた経験を活かしながら、人材紹介ではさらに一人ひとりを深く理解することを学びました。
Cさんは、ウェディングプランナー時代に培った行動力を活かし、「まずやってみる」「やってみないと分からない」という姿勢で、新しい業界の知識を吸収しています。
人材紹介の経験がないからといって、それまで積み上げてきたキャリアがゼロになるわけではありません。
むしろ、これまで何を経験し、どんな姿勢で仕事に向き合ってきたのか。
その一つひとつが、人材紹介コンサルタントとしての強みにつながっていきます。
「まず、やってみる」から始められる人と働きたい
今回、3人に話を聞いて印象的だったのは、誰も「未経験でも簡単だった」とは話していなかったことです。
面談をしてみて、求職者の方を深く理解することの難しさを知る。
経験豊富な方と向き合うために、業界知識を身につける。
スカウトを送っても成果につながらなければ、ターゲットやアプローチを見直す。
それぞれ違う壁にぶつかりながら、3人が繰り返してきたのは、
分からなければ聞く。
まず自分で考える。
そして、やってみる。
うまくいかなければ、また考える。
ということでした。
steerには、必要な知識を学び、先輩の仕事を見たり、フィードバックを受けたり、分からないことを周囲に相談したりできる環境があります。
一方で、すべての答えが最初から用意されているわけではありません。
これまで培ってきた経験を活かしながら、新しいことを吸収し、自分なりに考え、まず動いてみる。
そんな環境に面白さを感じる方と、私たちは一緒に働きたいと考えています。
人材紹介コンサルタントという新しいキャリアに興味を持っていただけた方は、ぜひsteerの募集もご覧ください。