英語力を磨く若き技術者、プロセス設計Aさんの挑戦
設計本部 設備設計部に所属し、入社3年目のプロセス設計担当のAさん。
英語が得意ではなかったものの、「話せる技術者」を目指して英語研修に励んでいます。今回はその背景と取り組み、そして会社の「人財開発」戦略との関わりについて語ってもらいました。
「続かない自分」からの脱却――英語との向き合い方が変わった瞬間
Aさんは学生時代から英語の勉強は続けてきたものの、まとまった習慣にはなっていませんでした。単語アプリなどは使っていたものの、継続できず忘れてしまうことが多かったといいます。
「嫌いではなかった」ものの、苦手意識が拭えなかった理由は、「いくら勉強してもできる気がしない」「モチベーションが続かない」「なかなか点数があがらない」という点にありました。
そんなAさんがもう一度、英語に向き合おうと思ったきっかけは、日常の中のちょっとした出来事でした。
「通勤中や旅行先で、外国人の方に道を聞かれることが多くて。『話せたらかっこいいな』『伝えられたらいいな』って、ふと思ったんです。」
そこから「英語研修、やってみようかな」と自然に前向きな気持ちが湧き、社内制度を活用して学び始めました。
現在もスピーキングを中心に研修を続けられています。緊張せず話せるようになる「成功体験」がモチベーションを支え、またTOEICの点数向上が自信になり継続のモチベーションです。
「昔は“苦手だから無理”って思ってたけど、今は“工夫すればなんとかなる”って思えるようになりました。やっぱり、制度の存在と、周りのサポートが大きいですね。」
英語研修を通じて得た「自信」と「実感」
「自分の英語が通じた。聞き取れた。その瞬間って、やっぱり嬉しいんですよね。」
英会話研修に参加してリスニング力が大幅にアップし、TOEICのスコアも100点近く伸びました。研修の中でも写真描写など、実際の仕事で使う英語表現を練習することで、実務でも役立つ英語力が身についてきています。
また、英語で説明する際の「予習」も重要な学習法。二重の勉強効果を生み出し、確かな手応えを感じています。
本番のスピーキングだけでなく、事前に調べたり、自分なりに言い回しを考えたりする中で、自然と語彙や文法も身についているといいます。
「研修で話す前に、“これ、どう言えばいいかな?”って一度自分の中で整理するんです。
そのプロセスが、まさに“実務で英語を使う感覚”に近いんですよね。だから、勉強している感覚より、“実践している”感じが強くて。」
仕事の現場で求められる英語力と「人財開発」の課題
Aさんの所属部署では、海外の機器メーカーとやり取りすることも多く、カタログや仕様書が英語で書かれているため、英語力は必要不可欠です。
チャットGPTなどの翻訳ツールも使うものの、誤訳や不確かな情報もあるため、「自分の頭で理解し説明できる英語力」が求められています。
このような現場のニーズに応え、会社は社員の英語力強化を通じた「人財開発」に力を入れており、Aさんもその一翼を担う存在として期待されています。
未来を見据えた英語力の必要性 ~将来の展望~
将来年齢を重ね複数の案件を担当する可能性が高いと語ります。会社全体でも、英語力を持つ人材の育成は喫緊の課題。英語力が案件受注を左右する可能性も否めません。
「実際に、英語ができることで案件を受注できるかどうかが左右される場面も出てくると思います。お客様と直接やりとりできる担当者がいるかどうかで、信頼感も違ってきますから。」
「英語ができること」が競争力の源泉となり、新規受注や新規展開に直結する可能性を踏まえ、個人のスキルアップと会社の人財開発は切り離せません。
「英語って、単にスキルのひとつじゃないんです。 “できる人がいる”ことで、会社として新しい分野や海外展開に踏み出す選択肢が増える。 だから、今こうして学んでいる時間も、自分だけの挑戦じゃないと思っています。」
自ら成長し続ける人財へ~人財開発委員会の取組み
学生時代は「続かなかった」英語学習も、仕事での実体験や明確な目的意識、成功体験を得たことで、今では自分から積極的に学び続ける習慣になっています。
Aさんの挑戦は、まさに会社の人財開発の方針と合致し、未来のグローバル人材育成のモデルケース。英語力は「必要だから」だけでなく、「自分の成長の喜び」から続けられていることが、最大の強みです。