- 初めてのインターン歓迎です!
- バックエンドエンジニア
- 副業OK_25卒も積極採用中
- Other occupations (17)
- Development
- Business
- Other
株式会社Another works CEOの大林です。
弊社では2021/12/1-12/24にかけて、アドベントカレンダーという広報企画を実施しています。私は、社内最後の投稿、そしてまさかのクリスマスイブということで、聖夜にケーキとコーヒーと一緒にこの記事を読んでもらえればと思い綴りました。
挑戦する全ての人の機会を最大化
まずは、株式会社Another worksについて簡単に。弊社は2019年5月7日、令和の最初の営業日に設立した会社です。「複業」という金銭報酬だけではない報酬(感情報酬や経験報酬、キャリア報酬など)を目的に挑戦するすべての人の機会を最大化するために創業しました。
具体的には、「複業クラウド」というSaaS型の複業マッチングプラットフォームを運営しています。業界初のサービスで、企業は採用手数料0円で何人でも即戦力人材を採用することができ、複業希望者はアプリを使って自由に複業先を探すことができます。導入数は約800社、21自治体、30,000ユーザーと日本最大級のプラットフォームまで成長することができました。
複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」 logo
起業を目指し、目的逆算思考
簡単に人生の経緯を。起業一家に生まれた私は高校時代から起業を意識していました。そのため労使関係に興味があり、労働法を学ぶべく父の母校である早稲田大学の法学部に入学。
同時に2年間ベンチャー企業でのインターンを通じてビジネスを学びました。労使関係や労働法の判例を深く学び続けることが、起業に必ず役立つと信じていたからです。
株式会社パソナへの新卒入社も、株式会社ビズリーチへ新規事業立ち上げで転職したことも、すべて起業に繋げるためです。常に目的逆算思考で生きてきた人生でした。
今もその思考は変わっておらず、起業家として「どんな文化を創りたいのか」を解像度高く強烈に毎日イメージし続け、狙ってその文化や風景を創りにいく。そのために道順や戦略戦術を決めて事業を創り、仲間を集める、これが私の経営方針です。(...長くなりそうなので掲題に移りますw)
時流を大局観で捉える
2021年は私にとって2つのことを磨き続けた1年でした。それは「大局観と決断の質」です。私の考えとして、
経営者の大義は、ミッションの実現を通じて会社の価値を最大化すること。経営者の仕事は、ミッション実現のために沢山の仲間を集め、断続的に決断をし続けること。
だと確信しています。会社のミッションは創業時に定めており、1ミリもブレていません。経営者としてミッション実現に向けて、分かる訳もない未来を最大限に予知し、過去現在未来という時流を大局観で大きく捉えながら、高品質な決断をすることが重要です。
複業という時代の流れがコロナによって潮目が変わり、これからどう時代が形成されるか、将来を見越してどのようなポジション、見られ方、存在でありたいのか、すべてを想像仕切った上で手を打ち続ける必要があります。
評論家でなく、第一線で複業ビジネスをしているからこそ世間で何が起きているのか、そして当事者は何を思っているのか、などリアルを知れます。そのリアルと大きな時代の流れを読み、未来予知と先回りした未来投資が大局観での経営です。
複業の流れは確実に都会から地方へ、そして企業から行政へ染み出しています。ポジショントークではなく今年の副業・複業にまつわる日経記事全て読んだ上でのファクトからの時代読みです(日経COMEMOのKOLとして毎月日経記事を解説しております!)。
2016年に大手のロート製薬が副業解禁し、2018年のモデル就業規則更新により政府が実質副業容認し、今や情報統制やコンプラに敏感なメガバンクや各地方銀行なども解禁が相次いでいる時代。
そして受け入れ先も即戦力性を求める企業から、DX推進や政策立案実行のサポートを求める行政・自治体など数年で一気に時代は変わっていきました。
背景としては、新型コロナウイルスを契機に働き方が変革され、個人の可処分時間が増えたことで、この流れが加速しました。
実際には2021年で21自治体と連携協定し、圧倒的速度と実績を創り「複業×自治体」のポジションを1年間で構築しました。採用人数も昨年比6倍の規模にし、一気に導入企業数と事例を増やしました。近い将来この1年が最高の投資期間として事業レバレッジが効いてくると、大局観を信じて磨き続けた1年でした。
2021.10.04 兵庫県三木市 連携協定調印式の様子
良質な決断をし続ける
そして、2つ目の決断の質についてです。複業文化を創造するために決断をし続けようと年始に決めていました。会社の将来を左右する決断をとにかく多く、そして良質な意思決定を断続的に行うことができました。
具体的に実行した決断は、
・サービス名のリブランディング(「Another works」→「複業クラウド」)
・採用拡大による組織ケイパビリティ拡張
・オフィス移転と増床(10坪→80坪へ)
・エクイティによる大型資金調達
・監査法人など重要パートナーの決定
などです。また、経営者の責任は常に最高品質の意思決定をするために心身ともに健康であり続けないといけません。心身の調子の波やモチベーションの波をなるべく起こさないようにするのが経営者として重要だと思います。当たり前のようで一番難しいのですが経営者は常に健康であり続ける必要があるのです。
正直、自己分析や経営陣に聞き、大林は感情に左右されやすい傾向にあると分かりました(自分の弱みを知る人間が一番強いと何かの漫画で読んで自己認知は常に心がけています)。
意思決定の質がその日の感情や調子によってブレることがないように、敬愛するイチロー選手の「プロフェッショナル仕事の流儀」を見返して2021年はルーティーンを確立することに努めました。実際のルーティーンを紹介します。
①週3回(平日2日、休日1日)パーソナルジムに通う
②毎日同じ朝食メニューにする
③趣味(ドライブ、漫画etc)の時間を休日半日設ける
④Twitterで経営や地方創生についてアウトプットする
①について、完全に習慣化することに成功しました。心身ともに健康であるためには運動しないと本当にヤバいです。ただ毎日10km走る、みたいな鬼の所業は絶対に続きません。毎週ジムに通う、みたいな雑な設定も仕事を優先してしまう可能性があるので私には向かないと思いました。
なので、高品質かつ投資対効果が高いパーソナルジムを早々に契約し、スケジュール化し強制的にジムに行き始めました。1年間毎週3日(約150回)ジムに行くと、外面的・体質的に大きく変化し思考も本当にクリアになりました。何かしらの脳内物質が増えまくってるんだと思います。
②について、パーソナルの影響で朝食メニューが確立されました。完璧な栄養バランスで毎朝食事をすることで健康体に近づくことができました。糖質制限してるから朝は食べない、眠くなるから朝は食べない、みたいな人は多くいますが本当にそうなのか疑った方がいいです。
私は遺伝子検査をして「糖質よりも脂質の方が体に残りやすい」という結果が出て考え方が全く変わりました。そしてロジカルに考えて、電化製品が動くためには電気エネルギーが必要なのと同じで、人間はカロリー消費しながらパワーに変えて生きているので、朝食を食べないと眠くなるどころか日中ほんとパワー出ないです。
③について、趣味など仕事以外に没頭できる時間は本当に大切です。何をしても仕事のことを考えてしまうのが経営者という生き物です。意外と趣味の中でビジネスに通ずる話も出てきます。
私は今年になって初めて漫画にハマりました。漫画から学ぶ言葉や視点、考え方などかなり多くあると29年生きてきてようやく気づきました。冗談抜きでジャンプやマガジンなど買ったことも読んだことも一度もない人間でしたが、ハマるものですね。全社会議で漫画の話をすることが今年一年で増えました。
④について、Twitterは2021年でかなりやり込んでルーティーンになりました。日々経営について、地方創生についてなど発信をすることにしています。
理由としては弊社に興味を持っていただける採用候補者様に私の考えや会社の取り組みを伝え続けたいからです。入ってみて「社長の考えと合わない」とならないように、本音で考えをTwitterで発信するように心がけています。もし良ければ覗いてみてください。
https://twitter.com/obayashi_aw
さいごに
2021年は経営者として「大局観」を磨き続け、「高品質な決断」をし続けた1年でした。
圧倒的な一次情報収集と行動量から大きな時代の流れと小さなトレンドを感覚的に浴び続け、大局観の中で決断をし続けました。決断の中で多くの仲間と出会いました。
かけがえのない私の革命仲間です。
経営メンバーとの1枚
2022年も株式会社Another worksは新しい挑戦を断続的に行いますので、引き続き注目いただければ幸いです。そしてさらに多くの仲間と出会えることに心からワクワクしております!