株式会社フェニックス管理で働く中途社員のインタビュー企画。
9月にインテリアのプロ 猪木さんをご紹介しましたが、今回は建築のプロ工事監理課の湯浅さんをご紹介します。

▼目次
・プロフィール
・転職のきっかけ
・入社のきっかけ
・普段の仕事内容
・困難だった仕事
・入社を検討している人へ

プロフィール

湯浅廣。高知県生まれ大阪府育ち。2022年4月入社。
工事監理課に所属し、建物全体に関わる大規模修繕、マンションのオートロック化、エントランス改修などの仕事に従事。

趣味はドライブで外に出て自然や季節を感じたり、フリーマーケットでのお気に入り探しが好き。
建築に関する資格も多数保有されています。

• マンション管理士
• 管理業務主任者
• 一級建築施工管理技士
• 二級建築士
• 二級土木施工管理技士
• 建築仕上診断技術者（ビルディングドクター）

これまでの経緯を含めて、転職のきっかけを教えてください。

工業高校の建築科を卒業して、1社目は地元の建設会社に20年勤めて木造、鉄骨、鉄筋、鉄骨鉄筋構造ほか全ての建築構造、個人住宅、マンション、オフィスビル、病院、店舗、工場などあらゆる用途の建物の工事を経験し、今の建築人生の基礎となっています。資格は全て仕事と併用しながら取得していきました。

2社目（20年勤務）は取引のあった大手電鉄会社に出向したのがきっかけで、当時の建築部長に業績を認めていただき、お誘いをうけて転職に至りました。
業務内容は、当時、駅のバリアフリー化が行政の関係で急務であり、駅のホームをくり抜いてエレベーターやエスカレーターを設置したり、段差解消のためスロープや手すりの設置やトイレを身障者対応に改修する工事に携わりました。この工事は、終電から始発までの時間制限の中で工事をしていくのが大変でした。

その後バリアフリー化が一通り完成し、グループ内工事に陰りが見えてきたので、業界の市場に目を向けたところ、建築物の老朽化が進んで対応が必要な物件が年々増えていることが目にとまり「新規参入しよう」と提案しました。

新規参入したマンション大規模修繕業界は、既存業者での組織が出来上がっており当初は年間受注が0件でした。業者の情報収集や既存業者への営業活動や試行錯誤を行いながら年に1～2件、年3～4件へと徐々に件数を取れるようになって行きました。最終的には売上0円から、5年後には年間売上20億円を達成できるまでに育てました！

その会社では事業部長まで勤めましたが、60歳定年が見えてきたときに責任は変わらないが、55歳から毎年数十万円単位で減給になっていく仕組みがあり、定年後の再雇用生活に不安を覚え転職を考え始めました。

フェニックス管理に入社した経緯やきっかけは？

転職サイトに登録していて、フェニックス管理からダイレクトメッセージが来たのがきっかけでした。
建築の専門家が誰もいないので外注しているものを内製化したいということと、定年が65歳、再雇用70歳までと長く働けることが決め手となり入社に至りました。

フェニックス管理では、普段どんな仕事をしていますか？

主に大規模修繕工事と呼ばれる、建物の老朽化による劣化や重大な不具合の発生を防ぐために長期修繕計画に基づいた計画修繕を行っています。具体的には外壁補修工事、屋上防水工事、鉄部塗装工事など共用部の工事を担当しています。

ほかにマンションの収益向上工事で、マンションのオートロック化やエントランスの重い開きドアをスライド式の自動ドアに取り替える工事の監理をしています。

最初の写真はDo鶴見の外装塗装、下図はエントランス工事の様子です。

今まで担当された仕事の中で、困難な場面はありましたか？

建築の専門家が誰もいない会社だったので、仕事を内製化して仕事の進め方を構築していくのが大変でした。特にゼロイチを構築する最初の段階が最も大変でした。まだ10～20％の構築状況ですが徐々に良くなってきています。

湯浅さんから見た、フェニックス管理の雰囲気や魅力を教えてください。

とにかく若い社員が多い会社で驚きました！
私の子供ぐらいの年齢層の人たちが多く活気に満ちあふれています。

魅力は月に一度、全体会議という会議があり会社全体がどのように動いているのか、ある程度全体に伝わるいい機会があるなと感じています。全体会議の中では、これまで経験がなかったMVPの発表や社内表彰があるのも魅力です。

私の在籍している工事監理課では、今後グループ内工事だけでなく外部に出ていこうとしている段階なので、新しい提案や希望をどんどん受け入れてくれる環境もあります。

これから入社を検討している人に、アドバイスやメッセージはありますか？

業務経験が各専門業種のみだと、1～10の業務知識が必要な仕事なので大変かもしれません。新築や改修の知識、全業種の監理経験を企業で培ってきた人が即戦力になります。

新築をやりきって、改修に興味のある方はぜひ一緒に仕事をしましょう！
年に1～2物件は新築もあります。

今なら少人数なので、マンツーマンで仕事を教えられる環境です。
事業部長時代に教育プログラムの作成やマネジメントをおこなってきました。70歳まで残り約10年、若い人を育ててこれまでの知識と技術を後世へ残し、前職のように新たな事業の構築をめざして業務に邁進してまいります。