皆さん、こんにちは！明日からのGWに予定なしのBM課の西方です。（笑）

今回の記事は以前私の記事の中で軽く触れていた大規模修繕工事についてお話させていただきます。

前回の記事はこちらから

私が所属しているBM課で多くの売り上げに貢献していくためには物件の大規模修繕工事をオーナー様からお任せいただくことが必要不可欠です。

理由は一回の工事で何百万円という大きな売り上げを作ることができるからです。　

ただ大規模修繕工事と聞いてあまり具体的に想像できないかと思いまので、まず初めにどのような工事があるかについて説明していきます。

大きく3つです。※個人的見解によるものです。

① 塗装工事　※防水工事も含む

経年劣化によって色褪せた共用部を塗装して新築さながらのようにする工事。

② 補修工事

経年劣化によって破損してしまった箇所の修繕工事。

③ 外壁工事

経年劣化によって浮いて落ちてきそうなタイルなどの修繕工事

3項目の共通点は経年劣化であること。

賃貸マンションも「物」ですので時間が経つにつれて劣化していきます。

劣化具合によっては、入居者様の生活に支障をきたす場合もございますので、定期的に大規模修繕を行う必要があります。（定期的にといっても、10年から20年です。）

ちなみに今回私は3つとも1棟のマンションで経験することが出来ました。

早速before→afterの写真の一部を用いて説明していきます。

・エントランス

・各階共用廊下

・屋上

・ゴミ庫

・その他設備

このように写真で一目瞭然！！

錆や汚れで汚く見えていたものが塗装を行うことでとてもきれいに生まれ変わります！

この仕事の中で一番大変だと感じたのは色決めでした。

もちろん最終的にはオーナー様の決断によって決定しますが、提案する際に色を何パターンか決めて提示する必要があります。

何百種類とある色の中から決めていくのはセンスを問われているようでとても悩みました（笑）

また、サンプルと実際に塗装したものでは光加減の影響もあり、サンプルでこれと決めても思ってたものと全く違うものになってしまう場合もあるので、業者様に試験施工を行ってもらい慎重に色を決めていきます。

試験施工を色々な角度から見て悩んでいたら、入居者のお子様が「何を覗こうとしてるの？」と恥ずかしい思いをしました（笑）

塗装工事以外は各階の床長尺シート補修工事、外壁タイルの補修工事を行いました。

※長尺シートとは、衝撃に強く傷がつきにくく耐久性に優れているもので、通行量が多い共用廊下等に　　よく使用されているもの。

・各階の床長尺シート

所々で剥がれていたのでその箇所のみ補修を行い、今後はその上から塗装をする予定です。

・外壁タイル補修

タイル落下の危険性が高い理由でタイルの落下防止ネットが取り付けられていたので、タイルが落下しそうな箇所を正確に調査し修繕を行いました。足場を組んで実施するイメージが強いかと思いますが、今回は屋上からゴンドラをつるし作業を行っていただきました。

ゴンドラ作業の様子ですが、高所恐怖症の私には下から見てるだけで足がすくみました（笑）

横の動きは出来ないため、下りては上がりを繰り返して行う作業で、とても時間を費やす作業でした。

このような大規模修繕工事を行いましたが、工事費用はなんと、、、

「約16,000,000円」。

オーナー様はもちろん業者様、入居者様の協力なしでは行えなかったと思います。

私は今回携わっていく中で、最終的には成功で終わりましたが失敗もたくさん経験しました。もっとできることがあったのではないか、無駄な行動は省けていたかなど思い当たる節が多々あります。より効率的に最大限の対応を心掛ける必要があり、そうすることで工期の短縮などオーナー様・入居者様満足度向上につながると感じました。

もちろん反省すべきことが多くあったので落ち込んでしまった日もありましたが、今では今回の失敗・経験を無駄にしないように、ポジティブに捉え次の大規模修繕工事に活かしていきたいと思っています。

実は5月末に別のマンションで大規模修繕工事が控えています。

早速経験を活かしてリベンジできる機会があるので、先輩や上司に少しでも成長した姿を見せられるように全力を尽くします！

1年目からこんなに大きな工事に携わることができる。さらに、その経験をすぐに活かせる機会があるのはとても貴重なものだと思います。

もちろん自分次第なところはありますが、成長できる環境は整いすぎています。

私自身も成長することにもっと貪欲になり今後も取り組んでいきます！

ぜひ一緒に働きましょう！！

ご応募お待ちしております！

株式会社フェニックス管理では一緒に働く仲間を募集しています

【おまけ】

マンションだけでなく西方の一年間のbefore→afterも掲載しておきます（笑）