こんにちは!ニューワンズ株式会社内定者の野崎晴穂(のざきはるほ)です!
久しぶりの投稿になってしまいましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は、大学の卒業論文を書き終えて、やっと一息ついているところです(^^;
実は、私は現在教育学部に在籍し、特別支援教育を専攻しています。
卒業論文は、きょうだい児(病気や障害のある子どものきょうだい)への支援について研究し、執筆しました。
ここで、「あれっ??」となった方も恐らくいらっしゃるかもしれませんね。
そうなんです。
教育学部なので、もともとは教員になるつもりで大学に通っていました。
しかし現在は、ニューワンズ株式会社という、認知症介護の事業を行っている企業の内定者として活動しています。
ということで今回は、
教員になろうとしていた私が、なぜ就職活動をすることにしたのか。
についてお話していきたいと思います!!
教育学部に進学したわけ
実は、私が教育学部を選んだ理由は、先生になりたかったからではありませんでした。
「障害」について学びたいと思っていたからです。
私は、弟に生まれつき複数の障害があることがきっかけで、障害のある人や病気がある人との関わりが多い中で育ちました。
しかし、どれだけ障害が身近であっても「障害」そのものについて教えてもらえる機会はほとんどありませんでした。
「こんなに身近なものだけれど、何も知らなくて大丈夫だろうか…」
そんな気持ちもあいまって、いつのまにか障害について学ぼうと思うようになっていました。
その当時、障害について学べる学科で知っていたのが、社会福祉の学科と特別支援の学科だったので、その中で選んだのが今の大学の教育学部にある特別支援教育教員養成課程でした。
私も(たぶん)先生になる
大学に入学してみると、専門の特別支援やその対象となる障害などたくさん学ぶことがあり、楽しく学生生活をスタートさせました。
しかし、違和感を感じたことが一つありました。
それは、大学のどの教授の話も、「全員教員になる」という前提で進んでいるということでした。
(今思えば、「教員養成課程」に入学したのだから当たり前のことなのですが)
入学してすぐの私は悟りました。
「ああ、私も(たぶん)先生になるんだなあ」と。
この大学に入ったのだからもうその道しかないのかなあと、ただぼんやり考えていました。
分岐点となった教育実習
そんなこんなで違和感をどこか感じながらも、「大学を卒業したら教師になるものだ。」と、どこか思いながら勉強を続け、3回生の夏に約2か月間、教育実習に行かせていただきました。
小学校と特別支援学校の2校に行かせていただき、とても充実した実習期間を過ごさせていただきました。
↑道徳の授業をしているところです。
とにかく子どもたちはかわいくて、毎日私の方が元気をもらっていました。
また、日々成長していく子どもたちの姿からたくさんのことを学ばせてもらいました。
そして、指導してくださる先生方も良い方ばかり。
一緒に実習にいった仲間と共に、たくさんの学びを得て実習を終えることができました。
しかし、やはり。
出てきた自分への疑問は1つ。
「自分は先生になりたいのか??」
ということでした。
とりあえず就活
・・・このまま教員になっていいのだろうか?
・・・でも今更(大学3年の12月)就活を始めるのは遅いのかな?
・・・なにか専門知識とか強みがあるとは言えないのに、就活しても行くとこあるのかな?
・・・でも先生になりたいわけではない気がするし…
・・・かといってやりたいことがあるわけでもないなあ
・・・これで先生にならないのってもったいないのかなあ
とたくさんのモヤモヤした気持ちがありながらも、教育実習を終えてどこか納得がいかない気持ちを無視することができず、「とりあえず」就活を始めることにしたのでした。
自己分析で見えてきた自分
結論から言うと、私は就職活動をしてよかったと思っています。
その理由としては
本当に働きたいと思える会社に出会えたから
就活を通して出会った人との繋がりが、今の私に大きな良い影響を与えているから
など、たくさんありますが、
一番は、
自己分析が私の人生を変えたと感じているからです。
私は、大学生になるまで、何となく誰かに敷いてもらっているレールの上を走っているようなそんな感覚で生きていました。
そのため、一般的に就活の自己分析で考える「自分は本当は何がしたいのか?」「自分は本当はどう生きたいのか?」という問いは、いままで一度も自分に問いかけたことがないものでした。
「やりたいことが特にあるわけでもないのに、就職活動なんかしなくても…」
「せっかく教育学部なんだから、教員になりなよ」
といろいろな人から言われましたが、
どの道に進むか今決まっていないからこそ自己分析は必要なのだと、実際やってみて実感しました。
(自己分析をしてみて、やっぱり教員になろう。と思ったのなら、恐らく教員になっていたと思います。)
私自身、自己分析で、自分を見つめ直し、納得して次に進む道を選べたことは何よりもの自信になっています。
最後に
この記事を読んでくださっている方の中には、就職・転職活動中の方もいらっしゃるかもしれませんね。
私は、就職活動を通して、自分の人生にまっすぐに向き合う機会を持つことは、とても重要で尊いものだと考えます。
就職活動をしていて、「本当にこれがやりたいのか?」「自分の進む道はこれであっているのだろうか?」「もう面倒だからだれか決めてくれええ」なんて思うことがあるかもしれませんが、それはきっとチャンスなのではないでしょうか。
迷いがあるからこそ、違和感があるからこそ、立ち止まって考えられると私は思っています。
そして、迷い切って決めた人から出てくる本心の言葉や、雰囲気はきっと相手に伝わるものなのではないかと考えます。
これは、なにも就職活動中のことだけではありませんね。
実際、私自身も今も生き方について迷い、葛藤しながら進んでいます。
今回は、私がなぜ教員を目指すのではなく就職活動をすることになったのかお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
いち学生のキャリア選択の一部をお話しすることが、どれだけの価値があるのかわかりませんが、少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/また次回!
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